??視点
「また誰か来たみたいだね」
「僕、みんな呼んでくる〜!」
??視点
最近、しょっちゅう人がうちに来るようになった。勿論写真を撮るために来る人とか肝試しにくるカップルくらいしか来ないけど。でも…
ガラッ
nk「お、お邪魔します……」
こいつは…何か少し違う気がす…る
br「ねぇ〜、何されるかわかんないし追い払おうよぉ〜…入っちゃったよ?やんさーん?」
kr「いや、まだ少し見てみる。」
sh「ゔぅ…」
ぶるーくとシャークんが残念そうに引き下がる。
久しぶりに肝試しに来た人を迎え入れた時に、旅館を荒らされそうになった事がある
その日からかな、broooockとかシャークんが人を嫌って、人が来たら必ず追い払うようになったのは
まぁでも今回は俺が引き止めた
なんか違うものを感じる。すごく。
スマイルときんときも何かを感じてるみたい
nk視点
nk「……」
さっきからずっと話し合ってような声が聞こえる… でも珍しい事に人の霊みたい。
いつもなら聞き取れないうめき声とか、動物の声っぽいのかノイズくらいなのに
聞いた感じ5人くらいなのかな。なんとなくだけど。
とりあえず廃旅館の中を覗いてみる事にした
少し錆びてて開けにく引き戸を両手で無理矢理こじ開ける
nk「わぁ〜!…きれい!!」
あれ、声でてたかも
廃墟とは思えないくらい綺麗でびっくりした。床とか壁も汚れが一個もないし電気まで付いてる。
すっごい和風ていすと
nk「お邪魔します…」
入った瞬間、温泉の硫黄っぽい香りが鼻に入ってきた
まるで今も営業してるみたいだな…
きょろきょろしながら旅館のなかに足を踏み入れていく
とりあえず今日過ごせる所を探そう
それと、相変わらず誰かの話し声らしい音は頭上から聞こえてる。こわい。
br視点
シャークんと僕で追い払うってきりやんに何度言ったことか…
kr「だめ、絶対」
br「うぇ〜ん」
kr「むり。」
だめでした。
だって僕らで頑張って守ってきた旅館なんだよ!!?また荒らされたら全部きりやんのせいにしてやる!
きんときとかスマイルに視線でへるぷを伝えようとしてもてもずっとその男の子を見てて反応してくれない…
あの少年くんは何をする気なんだ…
シャークんしか正気を保ってないよぉ
br「ゔぅ…」
sh「…」
シャークんは俯いたままでもう追い出すのは諦めてるっぽい
もうだめだ…
せめて脅かすくらいしてやりたい
きんとき、きりやん、スマイルはなんか話しはじめてる。どうせあの子のことかな。
…!
br「今のうちに…」
sh「!」
僕の独り言にシャークんが気付いた
シャークんも僕の考えてることが分かったみたい
nk視点
さっきからずっと視線と寒気を感じる。
帰りたい
勿論、話し声も聞こえる 内容までは聞き取れないけど
聞こえないふりをしながら旅館の中の写真を撮りつつ探索している。エレベーターはあったけど動かなかった
まだ明るくて助かった………ぁ
nk「…!!」
思わず後ろを振り返る。何かが近くに来た気がした
でも怨霊が見えたら怖いので右目にかかってる前髪を強く押さえつけて
nk「ごめんなさいぃぃ!!」
俺は無意識のうちに駆け出していた
スマホに付けたお守りが千切れるくらいに強く揺れてる。絶対真後ろにいたんだ…
kn視点
あの男の子の事を3人で話してたらスマイルが突然後ろを振り返った
sm「! おいぶるーく!シャークん何して」
kn「あっ!」
振り返ると、ぶるーく・シャークんがあの子の背後に回って、脅かす直前だった
2人が驚いてこっちを見る
俺は咄嗟に駆け出して、
2人の手首を思い切り強く掴んだ
sh「いでッ」
br「いだだだだぁっ?!」
びっくりした…
2人があの子に近ずいてたのにスマイルが気付かなかったらどうなってたか…
kn「よ”っ…」
br.sh「はなして〜!/離せよ!!」
握力が強くて助かった…
あの子が必死で逃げていった。
きりやんが駆け寄ってくる
kr「ハァ…ないす、きんとき……ハァ…」
kr「お前らなぁ…」
br「だってー!」
sh「くっそ…」
今2人は縄で拘束されて、きりやんに叱られてる。
ぶるーくは旅館に入られたのが耐えられなかったらしい
あの子は脅かされそうになったとき、右目にかかってる前髪を押さえてた。なんかあるのかも…
スマイルは見てなかったらしいけど
nk視点
nk「無理無理無理…」
とりあえず分かったことは、お守りと塩は効かなかったということ。
近くにそれが来た時、誰かに止められてるような声が聞こえた。離してー!…みたいな…
まあなんか誰かに守られた気がする
守護霊だったりして…?
nk「…帰りたいよぉ…」
途中で帰るとその友達にしか喋ってない黒歴史をばらされるらしい……
でも、荷物を置くとこ、寝るとこは決めれた。
そこはすごく広い和風な部屋で、畳が敷き詰められたところ
綺麗にたたまれた敷き布団と毛布が6枚もあるから、それで寝ようと思ってる
スマホには18時と表示されてた。探索したり逃げたりして外はもう結構暗くなってた
nk「あっ!」
パジャマ忘れてた まぁいいか
……
きっちり閉めた引き戸の向こうから声がしてきた
………
声からして男の人かな…ってそれどころじゃないよ!!呪われる…!!
咄嗟に毛布を被る。
毛布の中から、らいんで助けを友達に求める。頼りになんなそうだけど。いやもう遅い
nk「あぁやばいやばい声するって」(小声)
すぐスマホから通知があった。そこには
nk「えーっと…
『 楽しそうだね笑 あと、ごめんけど一日追加するね(笑)』 …e?」
コメント
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こんな続きが気になる作品久しぶりに見ました✨ 最高です!!!!
やった!nkさん総受け作品、待ってました!w 首長くしながら続き待ってます!