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鬼島くんとシーナさん

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鬼島くんとシーナさん

117 - 117話*鬼の合同デート⑧*

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2023年11月28日

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翔と同室になった俺は翔と共に部屋のダブルベッドに寝転んで休憩をしていた。

「あーあ。何で俺……永井とダブルベッドで寝てるんだろ?里菜と一緒に寝たいよー」

「俺だって好きで翔と同じベッドにいるわけじゃねーよ」

「今日来たのが杉田でも杉田と同室にしてたの?」

「そりゃあ仕方ないけどそうなるだろ」

「ふーん?折角彼女がいる旅行なのにそれでいいんだ?元気?」

翔は俺の股間の方に向かって声を掛けてきた。

「元気だから心配無用だよ前は俺がお前の兄ちゃんの下半身の心配してたっていうのに俺の方が心配される日が来るなんてな」

そうだ。

俺は至って健康な男子だけど実由と付き合って一年が過ぎているというのに未だに実由と最後までした事がない。

家が目の前というだけあってほぼ毎日どちらかの家に行き来していて、もちろん部屋で二人きりという状況も多々ある。

一度途中ま*********************

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