テラーノベル
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「この本を見ている貴方へ
アロハじゃ無いですよね?
まあ、アロハなわけが無いか…
この本はワガハイの日記です
日常を書いています
4⁄6
この日はアロハと桜を見に行った。
満開の桜はとても綺麗な桃色だった。
アロハは、「オレと同じ色じゃん!
ちょーイカす!」と楽しんでたな。
5⁄6
この日、アロハは病気で余命が残り少ないことを知った。あと1年だって。もう治せないみたいだ。
この時は、1年なんて長いと
思っていたな。今、そう思ったことを後悔してる。
5⁄7
この日は思い出作りでショッピングに
行った。もちろん、無理させずに。
アロハはまだ笑顔を見せてくれた。
その度、嬉しくなった。
6⁄5
この日は1ヶ月が経った頃だ。
アロハはどんどんやつれて行った。
入院して、点滴をすることになった。
ワガハイは毎日お見舞いに行った。
アロハはやつれていても、
笑顔を見せてくれた。が、
どこか作り笑顔に見えてしまった。
7⁄5
この時は、まだ10ヶ月あると
思っていた。
なのに。アロハの状態が悪化して…
そのまま息を引き取ってしまった。
と病院から連絡が来た。
お見舞いに行こうと思っていたのに。
もう少し早ければ…最期に
会えたかもなのに。
ワガハイは走り、走って、走り続けた。が、間に合うわけがなかった。
「アロハ…」
ベッドで穏やかに永眠する
やつれたアロハ。
「どうして…」
この時、涙だけが流れた。
この時は衝撃だった。あと、10ヶ月あると思っていたのに。
ふと枕元に手紙を見つけて、読んだ。
「アーミーへ
アーミーがこの手紙を見る頃には
オレはこの世に居ないと思う。でも、アーミーとの思い出は無駄じゃない。
今も、思い出して生きていた時幸せになれて良かったって思ってるから。
でも、辛くならないで。オレ、ずっと空から見てる。アーミーの後ろにいる。死にたくなった時、絶対オレのとこに来ないで。オレの分までアーミーには生きて欲しいから。
アロハより」
そらま゚⋆˙⟡#DESIRE
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八ヶ丘ミツ
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天使にゃん🎀🧸🪽
111
そんなん言われても、辛かった。
アロハには…まだ想いを
伝えられていない。
好きだって。
先に逝くなんて…ズルいぞ。」
ワガハイはこの日記を読み終えた。1年前に書いた日記だ。
「アロハ…キサマの分も生きてやるから、見てろよ。」
コメント
1件
もうね、冒頭から涙腺やばかったわ…。アロハが「オレと同じ色じゃん!」って言ってた桜が、最後に「キサマの分も生きてやる」に繋がるのが切なすぎる。手紙で「死にたくなった時、絶対来ないで」って書いてあるとこ、愛だなって思った。好きだって伝えられなかった後悔、すごく伝わってきた…。いい話だった。