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第33話
その放課後
僕は、帰ろうとしていた。
すると、ガっと肩を掴まれた。
シロクマ「なぁ、アザラシ。」
アザラシ「え?」
シロクマ「き、今日一緒に帰ってくれるよなぁ??」
アザラシ「え?」
シロクマ「シロクマ君は….俺の…見方だよなぁ??」
と怖い笑みをこぼした。要するにゲス顔だった。
アザラシ「ッ…..!」
僕は、怖くなり突っ走った。
シロクマ君は絶望に満ちていた。
アザラシ「はぁ…..はぁ….」
一生懸命巣まで逃げ込んできたので、息が切れて苦しい。
アザママ「お~い、アザラシ君どうしたの?!」
そう心配するお母さん。
アザラシ「はぁ….もう大丈夫…」
そう言って、巣の中に入ると
アザママ「ねぇ、今日の夜ご飯って知ってる??」
アザラシ「え……?」
アザママ「今日はね、超高級な魚のお刺身よ!!」
アザラシ「やったぁぁぁ!!」
僕は、今日あった疲れを超えるくらいの嬉しさがこみあげて、
お刺身をバクバクと食べた。
アザラシ「ねぇ、お母さん、」
アザママ「なに??」
アザラシ「今日ね、色々あったんだけど…‥」