次の日
すえざわ さいど
佐野 「 誠也くん ! 」
末澤 「 佐野やんおはよう 」
佐野 「 おはようございます! 」
佐野 「 誠也くんってなんか委員会とか入ってるんすか? 」
末澤 「 入ってへんよ 」
佐野 「 やったら部活だけなんすか? 」
末澤 「 そう 」
末澤 「そういえば佐野って結局部活は入ってくれるんか? 」
佐野 「 誠也くんがドラムを必要としてくれるなら俺は入りたいです 」
末澤 「 他のメンバーには今日聞いてみるけど俺は佐野のドラム必要と思てるからな
じゃ俺この階段登るから佐野とはここでお別れやな 」
俺は佐野の返事なんて聞かずに教室へと向かった
さのさいど
「 佐野のドラム必要と思てるからな 」
か …
誠也くんはそう思っとってくれたんや
やけど他のメンバーが、、、ねぇ
やけど誠也くん俺の返事聞いてからでも
良かったやん
なんで先行くん
俺の答え聞いてや
俺はまずそのメンバーに会いたいと言いたかったんに
やけどもう行ってもうたやん
足速いねん誠也くん
お昼休み
佐野 「 小島くん ! 食べよや! 」
小島 「 晶哉 待ってや 」
この子は小島くん
人見知りな俺に話しかけてくれた人
ってあそこにおるの誠也くんやない、 ?
誰や一緒に居るの
なんやえらい楽しくお喋りしとるんやけど
小島 「 晶哉どしたん?そっちばっか見て 」
佐野 「 いや なんでもあらへん はよ食べよや 」
俺は 卵焼きを1つ放り込んだ
すえざわ さいど
俺 は 友達で親友の丈とお昼を購買に買いに行っとるんよ
末澤 「 な ぁ 丈 」
藤原 「 なんや?恋愛の悩みか? 」
末澤 「 はぁ!? ん な ちゃうし
お前に言うたんが間違えたわ 」
藤原 「 お前 話しかけといてそれはないわ 」
末澤 「 ちゃうねん取り敢えず聞いてほしくて 」
藤原 「 聞いたるでお前の話 」
末澤 「 俺な 分からへんねん 」
藤原 「 何が ? どういうことや 」
俺は最近の悩みである佐野の話をした
藤原 「 今どきの後輩も怖いもんやなぁ
やけど気にすることあらへんで
末澤は今は佐野のこと難しく考えんな 」
末澤 「 そやな 」
ん ~ まぁ メンバーと相談やな
放課後
佐野 「 せぇや先輩 .ᐟ.ᐟ 」
末澤 「 佐野か
来るのえらい早いな 」
こいつHR終わってすぐ俺の教室来たで
佐野 「 せぇやくんに会いたかったんで 」
末澤 「 そんなこと言ってないではよ行くで 」
俺はいつもの部室へと連れてった
末澤 「 じゃあここで待っとってメンバーに聞いてみるな 」
佐野 「 分かりました 」