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『 秘 密 の快 感 』
赤「はいはーい! みんな来てるー? …おっけ、じゃあ今日も6人でゲームやってくよ〜!」
赤くんの明るい声がディスコード越しに響いて、僕の頬も自然と緩む。
画面の向こうの視聴者たちは、今日も元気な僕たち6人のやり取りを楽しみにしてくれている。
橙「ほんなら、早速始めよか。今日も俺がトップやって見せたるわ!」
黄「橙くん、前回最下位だったの忘れてませんw?」
橙「おぉん? 黄くん、ええとこ突いてくんなぁ……」
紫「ほらほら、喧嘩すんな。じゃあ俺が部屋建てるわー」
青「さっすが紫くん!」
今日の配信は、6人でわちゃわちゃしながらオンライン対戦をする日。
顔出ししない僕らにとって、声とトークがすべて。
視聴者のコメントも反応も、僕にとっては宝物だ。
──桃くんの声も、もちろんその一つ。というか、一番好きだ。
「……」
でも、今日はちょっと変だ。
さっきから桃くんが、ほとんど喋ってない。
青「桃くん~? 今日テンション低くない?」
桃「……別に。普通」
返ってきた声は短くて冷たくて、いつもの甘い声じゃなかった。
その時、胸の奥がきゅっと締め付けられる。
なんか、怒らせるようなことしたっけ。
それでもゲームが始まってしまえば、赤くんのボケに橙くんが突っ込み、紫くんが冷静に立ち回り、黄くんが丁寧にフォローする。
僕も楽しく喋って──
橙「ちょ、青! そこ敵いるって! ああ〜 もう!」
青「えっ、ごめんごめんw でも橙くんかっこよかったよ~♪」
橙「ふざけんなや!」
青「ははっ、ごめんごめんw」
僕が冗談交じりに橙くんの声をからかうように言うと、ディスコード越しに小さな「チッ」という舌打ちが聞こえた気がした。
え……?
──桃くん、だ。
ざわついた胸をなんとか落ち着けて、ゲームに集中しようとしたその時。
桃「──青、ちょっと…」
桃くんの声が、急に低く、強く、僕の鼓膜を震わせた。
青「えっ?」
戸惑う間もなく、背後からガチャリと部屋のドアが開く音がした。
青「ももく……ん?」
振り返ると、そこに立っていたのは──
画面越しじゃない、生の桃くん。
青「ちょ、え、配信中……っ」
慌ててマイクのミュートボタンに手を伸ばすけど、その前に桃くんは僕に近づいてきて、ぐっと顔を寄せた。
桃「ふざせたセリフ、他のやつに向けてんじゃねぇよ」
低く囁かれて、背筋がビクリと跳ねる。
なにこれ……どういう……
桃「今、俺とお前は付き合ってるよな?」
青「そ、そうだけど……いま、配信……っ」
言い終わる前に、桃くんの手が僕の腰に伸びた。
ズボンのゴムを器用に緩めて、下着の隙間から指が入り込む。
青「まっ──まってっ……ッ!?」
スッと何か細長いものが、僕の中に滑り込んできた。
ぬちゅっ……ぐっ、にゅ……
「ひゃっ//……あっ//……!」
つい、声が漏れた。
でも、咄嗟に口を両手で塞いで、ミュートを──ミュート……押した……よね……?
桃「……大丈夫、ばれてねぇ。喋るな。声に出すなよ」
桃くんが囁く。
下腹にずん、と違和感。
挿れられた異物の存在が、じんじんと熱くていやらしい。
青「ちょッ……なに、これ……っ、ローター……っ?」
桃「当然だろ。俺以外にデレデレしてんなよ、青」
青「っ、……ちが……っ、ふ、ぁっ……///」
キスもされないまま、ローターだけ挿れられて──
桃くんは「いい子にしてろよ」とだけ言って、僕の部屋を出ていった。
ミュートを──ミュート、ちゃんと、押せたよね?
赤「青ちゃ~ん? どした? 今敵いたとこ無視してなかった?」
青「ご、ごめっ……ちょっと、気抜けてた……かも」
どうにか、喉を震わせて言葉を発した。
ゲームの世界は、変わらずに流れている。
数分が過ぎた。
でも、僕の身体の中には、桃くんが残していった異物が──
ぶぅん……
青「っ゛……ッ!?」
震えた。
ローターが、微かに震えた。
忘れかけていた存在が、僕の中で息を吹き返す。
(やだ……今、配信中なのに……っ)
そして──何より怖いのは、
その“音”すら、今の配信には、全部、乗ってるかもしれないってこと。
黄「青、ナイスフォロー!」
青「えへへッ ありがと~、黄くんッ」
にこにこ笑って応じる青の声は、視聴者にとってはいつもの元気で可愛い“青”そのものだった。
しかし、カメラのないその部屋で、彼の身体は確実に──ひとつ、変化を起こしていた。
紫「敵、あとひとりだよ!」
橙「いけっ! 桃、やっちまえ!」
桃「……おう」
桃は短く返事をしたが、手元のコントローラーとは別に、もうひとつの“操作端末”にも指を添えていた。
小さな黒いリモコン。
それを、ぐっと一段階、押し上げる。
──ぶぃぃ……ッ。
青「……っふ…/…!」
青の喉が小さく跳ねた。
青「んっ//、ふっ……ぅ”、……っ、ぁ……」
ゲーム中の台詞にもならない、息だけの吐息。
けれど、それを拾うのがプロのマイクというもの。
そしてそれに耳を傾けていた視聴者の中には、気づく者もいた。
『今の息づかい……え、青くん?』
『なんか声えっちじゃない?』
『青くん今日テンション高いのに、時々変な間が……』
『今の「んっ」ってやばくない?』
コメント欄が、少しずつざわめきはじめる。
一見、ゲーム配信に集中しているように見える青。
けれど、その肩は微かに震え、喉は何度も上下し、呼吸は明らかに早くなっていた。
黄「青ちゃん、大丈夫ですか? ちょっと息が荒いような……」
黄がそっと問いかけると、
青「え、うんッ……大丈夫、全然……っ、はっ……♡」
語尾の“♡”のように聞こえる小さな音。
それが、意識して出たものか、漏れたものかはわからない。
しかし視聴者は──
『ちょ、今の♡!?』
『え、ガチでえっちな声してない?』
『マイクの奥でなにしてんの!?』
『これ、ローターとか入ってる?(冗談)』
──想像を膨らませ始める。
冗談めかしたコメントのはずが、次第に“確信”へと変わっていくのは時間の問題だった。
桃はなおもゲームのプレイをこなしつつ、手元のリモコンを操る。
弱・中・強──
その合間をぬうように、ランダムなパターンで震えるローター。
まるで青の反応を“見て”楽しんでいるかのようだった。
青「っ、……うぅ、んッ゛、んっ///……!」
青は口元を何度も手で覆い、喋ることを極端に避けていた。
しかし、時折入ってしまう浅い呼吸と、ほんのわずかな舌の震えが、声に混じってしまう。
『青くん、今日ちょっと変じゃない?』
『ねぇ、ほんとに何か入ってるでしょ!?w』
『桃くん静かだけど……まさかね?』
『この配信、アーカイブ残りますか?(真顔)』
『青のえっちボイスごちそうさまです♡』
メンバーたちも、違和感に気づき始めていた。
紫「なぁ……青ちゃん。なんか隠してる?」
紫の声が、少し低くなった。
青「ッえ? な、なんで…っ」
青の返事は震え、目の前のモニター画面をほとんど見られていない。
自分の中で、今どれだけローターが蠢いているか──そしてその快感が、どれほど強くなっているか。
(……桃くん、……やめて…//…もう、むりっ……///!)
ローターが強めの振動を与えてきた瞬間、青の太ももがびくんと跳ねた。
コントローラーを取り落としそうになり、両膝をぎゅっと閉じて、震えを止めようとする。
「ご、ごめんッ”、ちょっとトイレ”……!」
声が上擦る。
それでもどうにかゲームから離脱し、マイクを手元でミュートした。
──つもりだった。
青「はぁっ、///ッ……んっ、くぅ……♡、や、だめ……っ、う、うごい……っ//、ひぐっ……!」
──その声は、視聴者全員に丸聞こえだった。
青「っ……んんっ゛……♡ はぁ……ふぅ、う、っ”……だめ……! これ”、っ♡ 中……、奥まで……っ、んああっ゛……♡♡」
青は部屋の隅、椅子からずるりと落ちた格好で膝を抱え、必死に息を殺そうとしていた。
けれど、体の中の異物 が小刻みに震え、時に強く、時に不規則に振動を送ってくるたびに、喉が自然と開いてしまう。
ぐちゅ、ぐちゅ…っ♡
青「っ、んっ……//♡ やぁ……っ”、取れ……なぃ……♡♡」
ローターをどうにか引き抜こうと、自分の指をあてがってみる。
でも焦る気持ちとは裏腹に、指先が奥に押し込んでしまったようで──
ぐちゅっ♡♡!!
青「ひぁっ゛♡♡♡ い、っ、今の、無理ぃっ……お、奥に”ッ……♡♡ やあっ゛、やだ……桃く……っ”!」
その瞬間だった。
『桃くん!?』というコメントが画面を埋め尽くした。
『おい待て』
『今、桃くんって言った!?!?』
『てことは犯人桃!?』
『マジかおいマジかおいマジかおい』
『ローターガチで入ってたの!?』
『えっちすぎて死ぬんだけど!?!?』
『ちょっ、声えろすぎてアーカイブ保存必須』
『やばい……桃×青、公式でした♡』
紫「……おい」
ディスコード越しに、紫の低い声が響いた。
橙「今……青、ミュート外れてるぞ」
赤「……なっ」
青「っ、んああ゛っ♡♡// やぁ……きて……っ”♡ 桃くん、ッも、とめてぇ゛……♡♡」
橙「……バッチリ聞こえてるわ、俺らにも、視聴者にも」
青の悲鳴と喘ぎは、もう完全に垂れ流しだった。
部屋中に反響するようなえっちな声と、ローターがくちゅくちゅと音を立てる濡れ音。
自分の中にあるものがどれだけ敏感になってるのか、青自身が一番よく分かっていた。
(うそ……なんで……ミュート、押したはず、なのに……!)
恐怖、羞恥、快感。
それらがぐちゃぐちゃに混ざり合って、青は完全に混乱していた。
──しかし、視聴者は歓喜していた。
『青の声えろすぎてえろい』
『くちゅ音えっろ……まじでローター確定』
『桃くん操作してるでしょ!?もっと強くしてあげて!』
『青の「桃くん♡」ごちそうさまです』
『これトレンド入り不可避』
『桃青ってリアルでやってんの!?ってか今!?配信中に!?』
『青、イけ♡♡♡♡♡♡』
青の震える指が、ローターのリモコンを求めて手探りするが──それは桃の手元にある。
つまり、止める術はない。
青「っ、ん”っ、ッくぅ……♡// もう、やだっ、やぁ……っ”、いく……♡ 桃くッ”、だめぇぇ”っ♡♡♡///」
震える吐息とともに、青の背筋がぴんと伸びた。
腰を跳ねさせながら、脚をピンと突っ張り、そして──
青「い゛っちゃうっ”♡♡♡ だめっ、も”ぅ、や”らぁ゛っ……い゛っ……あああ”あ”っ゛♡♡♡♡/////」
ビュルルルル♡
──絶頂した。
ガクガクと肩を震わせ、涙を流しながら快感に震える青。
顔は真っ赤、唇は濡れた吐息に濡れ、体はぐったりと床に崩れ落ちる。
その一部始終が、マイクを通して全世界に配信されていた。
紫「……なぁ、桃」
静かに、紫がマイク越しに呟いた。
紫「お前、やったな?」
桃「……さぁ、知らねぇけど」
視聴者コメント欄は、もはや完全にお祭り状態だった。
『結婚発表ありがとう』
『桃青、今日から推せます』
『むしろ配信でイかされる青、最高だったんだが?』
『ありがとう桃、ありがとう青』
『マジで神回、切り抜き職人仕事して』
『Tw!tter(X)トレンド入りしとるwwwww』
『“桃青配信中えっち”がトレンド3位www』
『こっからもっと伸びるぞwww』
青は配信画面の奥で、顔を伏せたまま動けずにいた。
青「はーッッ”♡♡、はー”ッ、♡」
口元にはまだ余韻が残っている。
けれど、視聴者のコメントの波はどこまでも優しくて、あたたかくて、少しだけ安心できた。
桃「……青」
耳元で、小さく囁く声がした。
桃「今夜、ちゃんと続きをしてやるから」
小さく頷いた青の頬は、さらに赤く染まっていた。
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🩷 E N D ️🩵
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♡ × 2000. 求.
最近辛いことが重なるんです……😭
気分を上げるためにたくさん♡お願いします