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楪羽*yuzuriha*
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琴猫

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〜岩本side〜
6人『・・・・・・・・・・・・・・・!!』
💜『・・・なんだここ・・・』
💛『・・・前に連れて行かれた世界とは別の世界だよな?』
💚『・・・似てるけどこの前以上に真っ暗で嫌な気配に包まれている・・・ここが闇の世界・・・』
バルデスの闇に飲み込まれて次に気がついたら俺たちは知らない世界に来ていた。
けど阿部が言った通り、この前・・・めめを助ける為にバルデスに連れて行かれた世界よりも遥かに闇の気配が強い・・・
・・・ここが奴らの・・・闇の世界か・・・。
前みたいにどこかの空間に俺たちを連れて行って・・・なんてことはしないらしい・・・
❤️『・・・それになんだ?あの建物は・・・』
🩷『・・・でけぇな。奴らの根城か?』
💙『・・・建物ってよりは巨大な洞窟だな・・・』
何も無い世界に唯一立っている・・・って表現が正しいのか分からないけど、一つだけ大きな洞窟があった。
バルデス『・・・如何した?・・・貴様たちが望んだ事であろう?早く中に入るがいい。』
立ち止まっていた俺たちの目の前に現れて中に入るように促したバルデス。
💚『・・・随分素直に行かせてくれるんだね・・・。逆に怪しいんだけど・・・ 』
❤️『・・・何か、企んでいるのか?』
バルデス『・・・企む?そんなことはない。』
冷たい目を向けてくるバルデスだけどその場から動く素振りなんて見せないし何を考えてるのか分からない・・・
でも本当に俺たちを攻撃してくるつもりはないらしいのか何も言わずに静かに見つめてくる・・・
💛『・・・とにかく進むぞ。』
俺の言葉に頷いてくれた5人と一緒に洞窟の中へと入って行った。
『・・・何者だ?』
6人『・・・・・・・・・・・・・・・!!』
💙『・・・なんだお前・・・』
💚『・・・まさかお前が・・・ダークキング・・・?』
ダークキング『・・・ん?我のことを存じている・・・そうか!貴様たちがSnowManの6人か!久しいな!』
本当に一切の攻撃をしてくる事もなく俺たちを行かせたバルデス。
けど洞窟の中を進んで行くうちにどんどん不気味な気配が大きくなっていた・・・。
そして最深部に着いた途端に大きな穴が空いている壁の中から椅子?に座って真っ黒い塊が真っ赤な両眼を光らせて俺たちに話しかけてきた。
座っているのに天井に頭が届きそうな程巨大な真っ黒い塊・・・彼奴がダークキング・・・。
めめの身体の中とか巨大なドラゴンを作ったりとか今までは声しか聞いていなかったから実際に姿を見たのがこれが初めてだけど・・・たしかに存在だけで圧倒される・・・
しかもさすが闇の王と言うべきかバルデスやこれまで襲ってきたどの敵よりも遥かに強い闇・・・
・・・これが奴らのボス、ダークキング・・・
ダークキング『・・・で、貴様たちが何故、我の、闇の世界に来ている?』
6人『・・・・・・っ・・・』
まだ戦ってないのに・・・
声を聞いているだけなのにダークキングの闇に圧倒されて動くことができない・・・
身体が震えているし鳥肌も立っている・・・
3人はこんな奴とずっと向き合っていたのか・・・
諦めてしまうのもよく分かる・・・
もし俺が3人の立場だったら同じように絶望していたかもしれない・・・
💜『・・・今更なこと言わせるなよ・・・。・・・俺たちがここに来た理由なんて分かってんだろ?』
誰も話せなかった俺たちだけどふっかが声を出してくれた。
・・・俺も怯むな・・・!
・・・奴が、ダークキングが強い事なんて最初から分かっていた事だろ・・・!
俺は自分に言い聞かせながら深呼吸してダークキングと向き合った。
💛『・・・3人を・・・俺たちの大切な仲間を返してもらうぞ・・・。』
ダークキング『・・・仲間?そうか、奴らの仲間か。』
💙『・・・なっ!貴様!巫山戯てんのか!』
🩷『お前が散々3人を苦しめてくれてたんだぞ!』
ダークキング『・・・そうだったな。』
💙🩷『・・・ちっ💢💢💢』
💜💛❤️💚『・・・・・・・・・・・・・・・。』
ダークキングの態度に苛立ちを隠せてない翔太と佐久間・・・
けど俺も同じだ・・・
勝手に3人を襲って思いのまま操って今も苦しめてるのに、素っ気ない態度を見せるダークキング・・・
俺も飛び出してしまいそうだ・・・。
💜『・・・思い出したんなら3人の居場所を教えろよ・・・。』
ダークキング『・・・残念だが奴らは闇に消えた。永遠の闇に。』
❤️『そう言うと思っていた。けど俺たちはそんな事は信じていない!』
💛『これまでも何回も3人を助ける為に戦ってきたんだ。今回だって必ず助ける。』
ダークキング『・・・そうか。良い覚悟だな!ならばこれを見ろ!』
6人『・・・・・・・・・・・・・・・!』
💜『ラウ!康二!』
💚『めめ!』
ダークキングの足元に広がる広い湖と思っていた場所が真っ黒い闇に変わってその中に意識を失ってどんどん下へと沈んでいく3人の姿があった・・・
💙『3人を返せ!』
ダークキング『・・・それは出来ぬ。奴らは既に我の闇の中に消えたのだ。完全復活した訳ではないが以前よりも遥かに増した我の力で今度こそ最強の闇の能力者として産まれ変わらせてやろう。』
💜『・・・そんな事誰も望んでねーよ。』
気配だけでダークキングはめめを支配していた時とは別物のようになった事を感じた。
そんなダークキングに支配されたらきっと3人を助けてあげることはできなくなる・・・。
🖤🧡🤍『・・・ゔゔっ・・・』
それに闇の中にいる3人は本当に苦しそうで見ていられない・・・
💛『・・・いくぞ。3人を助ける!』
💜💙💚🩷❤️『おう!』
俺たちは刀にそれぞれの能力を纏わせてダークキングに向かって走り出した。
ダークキング『・・・救い出せるものならやってみろ!我のこの闇に打ち勝てるつもりであれば!』
6人『うわあああああああああ!!!』
ダークキングは叫びながら迫っていた俺たちに右手を向けてきていたのは分かったけど次の瞬間俺たちの身体は後方に吹っ飛ばされていた。
6人『・・・っ・・・』
壁に背中を打ち付けて座り込んで動けない。
これまでも衝撃波を打ってきた事は何度もあったけど止められない威力じゃなかった・・・
でも今のは衝撃波って言うよりも闇だった。
右手に纏った闇だけで俺たちを攻撃ごと飲み込んだ・・・
やっぱり攻撃の威力も増している・・・
ダークキング『・・・どうした?仲間を助けたいのではないのか?』
6人『・・・くっ!』
まだ身体の痛みが取れずに座っていた俺たちに声をかけてきたダークキング。
吹っ飛ばされて距離ができたはずなのにそれでもダークキングの威圧を感じる・・・。
💜『・・・言ってくれんじゃん。』
💙『・・・さっさと3人を助けて終わらせてやる・・・!』
🩷『・・・ああ!・・・勝負はこっからだろ!』
ふっかと翔太と佐久間が立ち上がってダークキングに向かって走り出した。
💚『・・・3人を助けるにはダークキングの足元の闇に入るしかない・・・』
今の満身創痍の俺たちじゃ力が増したダークキングと戦う事なんてできない。
なら、阿部が言った通りダークキングの闇の中に入るしか3人を助け出す方法はない。
❤️『それしか方法がないならやるしかない。』
🩷『何処にだって行ってやるぜ!』
ダークキング『・・・やって見せろ!コイツらから逃げられるのであればな!』
💚『3人とも危ない!』
💜💙🩷『・・・・・・・・・・・・・・・!!!』
ダークキングが両手を翳すと黒い小さな球体が幾つも出てきてそれがどんどん小さな鳥のような怪物になった。
ダークキング『・・・貴様たちは仲間に会うことなく我に滅ぼさせるのだ!』
怪物と戦う俺たちを見ながらダークキングの大き声が響いていた・・・
コメント
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第23話、読み終えました。まずダークキングの存在感が凄まじいですね…椅子に座ってるだけで天井に頭が届きそうな巨体、真っ赤な両眼。これまで声だけだった存在がようやく姿を現した瞬間の圧倒感が伝わってきました。ふっかが最初に声を出したシーン、良かったです。あの重い空気の中、誰かが口火を切らなきゃいけない場面で彼が踏ん張った。岩本くんの「俺も怯むな」という心の声も、リーダーとしての決意が滲んでて印象的でした。そして3人が闇に沈む描写…「ゔゔっ」という苦しそうな声が胸に刺さります。ダークキングの足元の闇に入るしか助ける方法はない、という戦略にも納得。次が気になります。