こんにちはrdpeにどっぷり浸かってる人です!!!
今回もrdpeですね!!6年生の時に書いたやつ載せときます!!!あれここ短編集載せるとこだっけ() まぁいいや
もう一度言いますが6年生の時書いたやつです。語彙力今よりありません!!!なんかこう言葉選びが下手すぎて死にたくなる。てか最後本当に適当すぎて逆に笑いが……
まぁそれでもいい人は見てってくださいな!
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「夏だー!」
人の目なんか気にせずに 隣にいる親友はそう叫んだ
夏休みの終わりが近付いて来ている今日この頃。学校から課せられた勉強なんか見ないふりで
現在 親友と共に少し離れた神社に来ている。いつもは暗い不気味な場所だが 今は灯りに包まれており中からは人々の声が溢れだしている
「いや〜夏祭り来るの久しぶりだな〜」
そう。彼の言葉の通り 神社で開かれている夏祭りへと足を運んだのだ。
思春期も過ぎた男2人が一緒に夏祭り行くから イベント特有の恋愛フラグなんか立つわけない。
まぁ少数派の人間達なら恋愛フラグも立つだろうけど 自分は多数派の人間。そんな心配はいらない
「ほらぺいんと!あっちに焼きそばあるから食べに行こうぜ!」
くだらない考え事をしているうちに彼は行きたい店を決めていたようで 子供みたいに目を輝かせながら腕を引っ張る。
「分かった分かった……だから腕引っ張らないでよ…」
そう言っても離してくれる気配が無かったので 大人しく引っ張られる事にした。
呼吸をする時 酸素と一緒に屋台から出る良い匂いが来て 食欲が湧いてくる。食欲の秋とか言うが 秋とは比べ物にならない程の食欲が今自分を襲っている
もう食欲の夏で良いと思う
「それじゃ俺買ってくるからその辺で待ってて!」
そう言いながら早歩きでお目当ての屋台に向かう彼。小さい頃とは違う頼もしそうな背中を見送り 屋台達に視線を向けた。
「沢山あるなぁ…」
りんご飴やヨーヨー釣り等の定番は勿論 タピオカ等の流行に乗った店もある。
お金には余裕がある。札も何枚か入ってるから 金不足に困ることはまず無いだろう
「射的かぁ……やってみようかな」
あまり遊び系の屋台はやらない。苦手だからだ。
しかし射的だけは何故か得意。小さい頃両手で数えれるくらいしか取れなかったが 自分の年齢にしちゃ上手い方だと言われたっけ。
「下手になってるかもなぁw」
そう1つ笑みを零して射的をやっていく。狙うは青色の小さなぬいぐるみ。真顔みたいな顔しているやつ
「狙いを定めて…っと…」
小さなぬいぐるみだけを視界に映して 必ず当たるように微調節して…引き金を引く。
球は見事小さなぬいぐるみに当たり 音を立てながら床に転げ落ちた。
音的に軽い人形みたいなものだったから こんな真剣にやらなくても大丈夫だったかもしれない。
まだ球は残っていたが特に欲しい物は無かった為 店の人から景品を貰いそのまま立ち去る。
「…らっだぁにあげよっと」
彼は青色が好きって言ってたし 多分喜んでくれるだろう。
もうそろそろ買い終わっただろうし 早めに戻らなければ…そう思いながら探すが 人混みに紛れて中々見つからない。
「うぅ……らっだぁ…」
自分でも情けないと思う。入口に戻ればもしかしたら会えるかもしれないが 生憎この祭りは広い為 右も左も 前も後ろもよく分からない
俗に言う迷子というものだ
「らっだぁとは連絡繋がってないし…どうしよ…」
完全に詰んだ。というか何で親友なのに連絡繋がってなかったのだろう
泣きそうになる目を拭いてそのまま何処かへと歩く。余計に迷子になりそうだが 今の自分にはその事を考える余裕はなかった
不幸の連鎖。多分今日は今までで一番不幸にあった日だろう
前を良く見ていなかったからか 人にぶつかってしまった。思わず体勢を崩して 尻もちを着いてしまう。どんだけ運悪いんだ
「あっ……すみません…ありがとうございm…」
お礼と謝罪を述べて 差し伸べられた手を取る。もう一度お礼を述べようと目線を上の方に上げる
と そこには見慣れた顔があった。髪とは少し違う青色の瞳,整った鼻に 優しい眉。女子が見たら恋に落ちる 親友の顔があった。
「!ぺいんと!何処に行ってたんだよ!」
少し怒りを混じえた声色で聞いてきた。その質問に言葉を返そうと思ったが 返す前に抱きしめられる。
違う 違う。このドキドキは恋とかじゃない。それじゃあ一体何なんだろう
なんて考えても思い付くはず無いので 記憶の引き出しにしまい込み 考えないことにした
「ごめん…ね……勝手に行っちゃって」
申し訳なさそうに謝る。連絡手段も無いのに勝手に行ってしまった自分は本当に馬鹿だと思う
まだ怒ってるのかな…と怯えながら彼の返事を待っていると,言葉では無く 頭を撫でるという行動が返ってきた
「大丈夫だよ。俺もぺいんとを1人にしちゃったし」
声色も 表情も。彼の全てが優しさに包まれていて 思わず涙をまた零してしまった。何処までこの人は優しいのだろうか
「ほーら泣かないで?折角祭りに来たんだから楽しまないと!」
"ね?" なんて小さい子に言い聞かせるような言葉を掛けてきた。
そんな彼の言葉に頷きを返して 再び歩を進める。今度は離れないように と彼処から手を繋いできた
そっと指を絡めて 手が離れないようにして。
「おっ金魚すくいあるじゃん!やろうぜ!」
先程の大人びた対応は何処へ行ったのやら。無邪気な笑みを浮かべながら一直線に金魚すくいの屋台へと向かった
「はい ぺいんとの分」
そう言いながら金魚すくいのポイを1つ渡してくる。やるなんて一言も伝えてないのだが
まぁでも今更言うのも無理な為 渋々受け取り金魚すくいを遊ぶ。
まぁ結果は勿論一匹も取れなかった。しかしこの店は優しいようで 黒い金魚を一匹おまけで譲ってくれた
「らっだぁ終わった〜?」
そう言葉を述べながら彼を視界に映す。どうせ彼もそんなに取れていないだろう…と思っていたがその予想は外れた
「いやぁ……結構取れちゃった…w」
彼が持つ透明な袋を見て思わず言葉を失ってしまった。中に入っている金魚達は一匹も身動きが取れていない。
袋が小さいのか はたまた 大量に取りすぎたのか…。きっと後者だろう
店の人も苦笑いを浮かべている。
「ぺいんとは一匹だけ?」
「…そうだけど?」
きっとキレるぐらいの煽りをしてくるんだろう。溜息を吐きながら彼の目の前に金魚が一匹入っている透明な袋を差し出した
すると彼は袋では無く その先にある自分の浴衣を見つめていた。何かゴミでも付いていたのだろうか
「一匹だけじゃないじゃん。ほら ここにいる」
ちょんっと人差し指を当てられたところを見ると 金魚の絵が描かれていた。確かに着ている浴衣には金魚の絵がいくつか描かれている
「なんてw」
一つ笑みを浮かべて指を離した。彼なりに慰めてくれたのだろう。この優しさの塊が
普段なら"からうなよ〜"とか言うのに今は何故かその言葉が出て来ない。
「ん?ぺいんと どうしたの?」
「あっ…いや…えと……何も……」
言葉が上手く繋がらない。これじゃあ彼にまた心配されてしまうじゃないか
ふと自分の右手を見ると 射的屋で取った 小さなぬいぐるみが握られていた。これを渡して話題を逸らそう
「あ、あの…これさ…射的屋で取ったの。らっだぁにあげる…」
顔を背けながら小さなぬいぐるみを手渡した。何で渡すだけなのにこんなにも恥ずかしくなってしまうのだろうか
「わぁかわいい!ありがとう!大好き!」
そう言いながらぎゅっと抱きしめられる。さっきよりも強くて潰されそうだった。まぁこんなので潰される程弱くはないが
…大好き か…。彼の大好きはきっと友情の方
そう考えると胸が苦しくなる。苦しくなる原因はもう分かった。これで分からない人なんか居ないだろう
…自分は多数派の人間じゃなくて 少数派の人間だった
「それじゃお礼に…」
整った顔を近付けて来たので 何だろうかと思いながら彼のお礼を待つ。そして数秒後 頬に暖かい感触が訪れた
その感触を理解するまでに少し時間を要した。そして理解した途端 顔がぶわっと赤く染った
「大好きだよ ぺいんと」
頬に残る感覚に手を重ねながら 先程の言葉についてもう一度思考を巡らせる
_この大好きは"友"としてでは無く もう一線超えた"恋"の大好きなんだ_
自分が出したその答えは 満点の回答だった
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なんでこれ書いたんだろう。本当に。何が書きたいのかも分からないし()
またいつか書き直します!!!いつか!!!!
それでは!
コメント
6件
初コメ失礼します! 凄くいいお話ですね!
これで6年生ですか…? どんなの食べて生きていたらこんな語彙力満点シチュエーション完璧ドキドキ要素◎な話が思いつくんですか嫉妬しましたありがとうございます(ヤケクソ)