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こんにちは〜あめです
学祭真っ只中。楽しいです。
お友だちにruさん推しの方がいるからruさん出てくるお話頑張って増やしていきたい。
注意書き
kyoru
BL △
R ✕
学パロ
ご本人様には全く関係ございません
それでは、上記の注意書きが大丈夫な方は、さっそくですが、
本編お楽しみください。
rd「ねぇ、1年生にすっごい可愛い子いるの知ってる?」
休み時間。大昔からの親友が、俺の机にやってきたと思ったらいきなりそんなことをたずねてきた。
kyo「知らん。何それ?」
rd「何組かは忘れちゃったんだけどさー、なんかすーーんごい可愛い子がいるらしいよ。噂になってる。」
kyo「へぇ〜。らっだぁ好きなん?ソイツのこと。」
rd「いや全然?会ったこともないし。背高いってことくらいしか知らん。」
kyo「なんやねん、w」
らっだぁは俺の向かいの席に座ると、手を伸ばして俺の髪を指で弄びながら口を尖らせた。
rd「ばどその可愛い子探してきてよ。」
kyo「なんで俺やねん。あと髪触んなや。」
rd「ばどの方が俺より可能性あるじゃん。」
kyo「俺別にソイツのこと気になってへんもん。…髪やめろって。」
rd「俺が気になるのー!名前も顔もクラスも分かんないから探してきて!」
kyo「お前言ってること大分やばいぞ?”探してきて”ってある程度情報分かってから言うやつな。…あとお前そろそろ髪弄んのやめねぇとぶっ殺すぞ。」
rd「こわ。」
らっだぁは口を尖らせたまま俺の髪から手を離すと、背もたれに寄りかかって今度は椅子で遊び始めた。
rd「あ〜俺にも春来ないかなぁ〜。」
kyo「安心しろ、お前には一生来ないから。」
rd「ばどにも来ないよ。」
kyo「俺には来るよ。」
rd「何その自信。」
いつも通り、冗談交じりの会話を交わし、時間が過ぎるのを待つ。
別に春なんか来なくてもこうしてるだけで楽しいから良いわ、なんて言ったら多分らっだぁは調子に乗ってウザくなるか、普通にキモいと言って引かれるだけだから言わないけど。
でも確かに、彼女欲しいな、と思わないわけでもない。そりゃいないよりはいたほうがいいだろう。…理由はないけど。
しばらくすると休み時間の終わりを告げるチャイムがなって、らっだぁは自分の席に戻っていった。
rd「きょーさん一緒帰ろー。」
一日の全ての授業が終わって、面倒くさいホームルームも終わったら、あたりは家に帰る人と部活に行く人とでごった返し、途端にうるさくなる。
kyo「お前今日部活は?」
rd「休みになった。」
kyo「俺生徒会の集まりあるからちょっと待ってて。」
rd「何分ぐらい?」
kyo「短くて10分、長くて20分。」
rd「長いー。」
kyo「じゃあ先帰ってろw」
らっだぁは「早く終わらせてきてね」と言うと、教室に戻っていった。
kyo「はぁ〜…めんどくさ。」
月に1回は必ずある、生徒会の集まり。正直言ってクソだるいけど、成績のためにも頑張らないと。俺バカだから。
生徒会室は俺らの教室のある階の1個上。一番近場の階段は日の当たらなくてジメジメしてる西階段だったから、仕方なくそこを使う。
ここはあんまり人もいないし何よりいっつも暗くて空気が湿ってるから苦手だ。
踊り場に差し掛かり、角を曲がって続きを登ろうとした、その時だった。
目の前の階段の上に、誰かがいた。
一番上の段に腰掛け、もう一段下の段に下ろした足の上に突っ伏した形でぴくりとも動かない。制服がスカートだから女子だろう。こんなとこで何してんだ、コイツ。
kyo「おい、?」
??「っ、?!」
声をかけてみると、謎の女子生徒は はっと顔を上げてこっちを見た。そうして心底驚いたように目を見開くと、勢いよく立ち上がった。
茶色い髪を肩のあたりで切り揃えた、華奢で細身な感じの子。なにより、顔がとんでもなく可愛い。女優いけるぐらいには。
…つか、背高くね?ぱっと見180cmはありそうな高身長ぶり。遠近感バグるわ…。
kyo「こんなとこで何してんの?」
??「…!」
kyo「あ、おい!」
俺がたずねた途端、その女子生徒は突然踵を返して走り出した。
kyo「なんで逃げんねん!」
なんとなく反射で追いかける。
階段を駆け上がって廊下の方を見ると、ちょうどその女子生徒が生徒会室に駆け込んでいくのが見えた。
なんで生徒会室、と思いながらも、そろそろ集合の時間でもあったのでとりあえず部屋に入る。
kyo「おーい?」
呼びかけながら入っていくと、扉の前に置かれているついたての向こうからガタン、と音がした。
kyo「なんで逃げんのよぉ。」
ついたてを避けて部屋の奥まで進むと、コの字型に並んだ長机の横にさっきの女子生徒が座り込んでいた。
kyo「え…大丈夫、?」
心配になってその子に手を伸ばすと、顔をそむけて首を降り出した。
一向に喋ってくれない。
kyo「え、ちょ、喋ってくれへん?なんも分からんて、それじゃ。」
困り果てて、とりあえず横にかがみ込むと、その子は座ったまま少しだけ後退して怯えたようにこっちを見てきた。
kyo「なんか怖がられてんなぁ、w大丈夫やから、とりあえず、なんか喋れるか?」
できるだけ優しい声色を心がけて話しかけてみると、女子生徒は俯いたまま小さく首を振った。
??「ごめん、なさい…、」
kyo「……え?」
突然、とても低くて響く声が聞こえてきた。
明らかな男の人の声。俺より低いし。
誰か来たのかと思って後ろを振り返ってみるが、誰もいない。
kyo「誰…?」
思わずつぶやいたその時。
??「俺です…、」
小さく消え入るような低音が、再度目の前から聞こえてきた。
kyo「ん、?」
??「その…、俺です……。」
わけがわからん。今、目の前にいるこの可愛い女の子から、こんな低い、明らか男の声が聞こえてきてる。
……いや、意味不明なんだけど。
kyo「お前…男なん…?」
たずねると、その子は俯いたままゆっくり頷いた。
呆然としたままその場で固まっていると女子生徒は深い溜息をついた。
いやまぁ確かに今のこのご時世色々あるよ?ジェンダーレスとかLGBTとかさ。でも、そんなつもりはなくてもやっぱりそういう話って自分には関係ない他人事だって思ってしまうんだな、と改めて感じさせられる。だって、思わないじゃん。目の前にいきなり現れた超絶美女が、まさか、男なんて。
俺は明らかに怯えている様子のその子を見て、これ以上怖がらせたらいけないと思い、慎重に言葉を選びつつ話しかけてみた。
kyo「ん…まぁ、今のご時世色々あるし、これ以上は聞かんとくな。」
??「え、ぁ、ありがとうございます…。」
kyo「…名前だけ、聞いてもいい?あ、俺はきょー。」
??「きょーさん…。…れう、って言います。」
れうと名乗ったその子は、ゆっくり立ち上がると、乱れたスカートのひだを整えた。
kyo「れう、ここになんか用あったん?」
ru「いえ…たまたま駆け込んだのがここだっただけです…。」
kyo「したら、そろそろここ人集まってくるから帰ったほうがええよ。誰にも言わんといてやるから。」
ru「あ、ありがとうございます……。」
れうはぺこんと頭を下げてから、気まずそうに口を開いた。
ru「あの…なんでそんな親切なんですか…。」
kyo「え?…あ〜、俺にあった時お前逃げとったから、知られたくないんかな、って。」
ru「そうですけど……。優しくしてくれる義理はないんじゃないんですか。」
ずいぶんと卑屈な子だな。
いじめられたりとかしてたんかなぁ。
kyo「まぁ確かにないけど、言いふらしたりして俺になんかメリットあると思う?」
ru「……ない…?」
kyo「そやろ?じゃあ言う必要ないじゃん。」
ru「そう…なんだ……。」
なおも不安そうなれうに、ダメ押しで1つお願いをしてみることにした。
kyo「んじゃさ、俺のお願い1個聞いてくれへん?」
ru「え、な、なんですか、?」
kyo「俺の友達になってよ。」
ru「………は?」
れうは心底驚いたような表情で俺を見つめてから、わずかに顔をしかめた。
ru「ぇ、お、俺が気持ち悪くないんですか…?それとも遊んでます…?」
kyo「気持ち悪いとも思ってへんし、遊んでもないって。ただ単純に、友達になりたいって思っただけよ?」
ru「え、いや……意味分かんない、です…。」
kyo「素直な奴やなw」
戸惑った様子のれうに、優しく笑いかける。
kyo「まぁ、俺がお前のこと気になるからってだけやし、嫌だったら全然断って。」
そう言うと、れうはしばし俯いて何やら考え込んでから、そっと顔を上げた。
ru「……きょーさんが、いいなら…。」
kyo「お、じゃあ決まりやね。これからよろしく。」
笑って片手を差し出せば、れうはその手を握り返してくれた。
kyo「んじゃ、俺この後生徒会の会議あるから。早めにここから出た方がええよ。」
ru「あ、は、はい。ありがとうございました。」
kyo「ん。またな。」
手を振って見送ると、れうは深々と頭を下げてその場を走り去っていった。
ru「懐かし〜。そんなんだったね、そういえば。」
画面越しにレウの笑い声が聞こえてくる。
俺はヘッドホンの位置を直しながら思わず苦笑いを浮かべた。
kyo「俺あの時本気でお前のこと女やと思ってた。」
ru「まぁ…俺好きであの格好してたわけじゃないんだけどね。勘違い…されるよねぇ、w」
kyo「その顔からド低音聞こえてくんのわりと恐怖やぞw」
ru「wwなんかごめん、w」
現在、俺とレウは立派な社会人となり、各々好きな仕事について働いている。
今日は久しぶりにレウとゲームすることになって、なんとなく会話の流れで俺たちが出会ったときの話になっていた。
kyo「は〜…つか、ほんまに懐かしいなw」
ru「ね。月日が経つのはあっという間だね。」
kyo「今度はどりみーたちも誘って遊びたいな。」
ru「どっか出かけようよ。」
kyo「あーありやな。飲み行きたい。」
レウが分かる、と笑うのが聞こえる。
kyo「レウ、今は勘違いされることないん?」
ru「え?あー、女子に?ないない。女装でもしてないかぎりw」
kyo「そーかw」
レウが好きであの格好をしていたわけじゃないことは分かってる。むしろ、あんなことしたくなかったってことも。
でも、もう何年も経ってるし、今なら冗談で済まされるだろ。
消化不良のこの気持ちを、今吐き出してしまうことにした。
kyo「…俺さぁ、レウのこと本気で好きやったんよな。」
ru「ふぇ、?」
kyo「一目惚れっていうんかな。男って分かっても普通に好きやったんよ。てかむしろ、男って分かってからの方が結構本気で意識してたかも。」
なんて言われるかなぁ、と思いながらレウの言葉を待っていると、画面の向こうから笑い声が聞こえてきた。
ru「…wもしかして、きょーさん変態?w」
kyo「かもしれんわw」
やっぱり冗談で済むんだぁと、安心半分寂しさ半分みたいな気持ちで画面を見つめる。
ru「今も好き?」
kyo「今は友達として、やね。」
ru「そっか。」
いつからか、レウのことを意識することはなくなった。多分、レウがらっだぁたちとも絡むようになってからかな。
そのうちにこのよく分からない好意の存在を忘れていって、しばらくは気づかないフリができていたんだが、こうして思い出を振り返っていたら嫌でも思い出しちゃうもんなんだな。
感傷に1人浸っていると、不意にレウが口を開いた。
ru「…俺、女の子のフリして生きていくの、めっちゃ苦痛だったし嫌なことしかなかったけどさ、」
kyo「うん?」
ru「きょーさんが好き、って思ってくれてたなら、意外と悪くなかったかも。」
声色から、いたずらが成功した時の子供みたいにニヤニヤとした笑みを浮かべるレウが頭に浮かぶ。
kyo「っ、wお前も大概変態やんw」
ru「wwそーかもねw」
お疲れさまでした。
またよく分からないものを作ってしまった…。
とりあえず今回は見た目が可愛すぎて女の子に間違えられるruさんが見たかった。
ていうかなんでruさんが女の子の格好してたのかっていうのを入れられなかった…。文字数爆発しそうだったから…。
駄作ですね。
ruさん可愛い。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
また次のお話でお会いしましょう。
おつあめ〜。、
コメント
3件
ruさんかわいぃぃぃ!? 当時は辛くても今は笑い話になってるの良かった😭😭 最後お互いへの気持ち言い合うの良すぎるッッ! ruさんは声聞かなかったら女の子だと間違えちまうよ🙃
わぁ…第5話、読み終えました〜!れうくんの"女の子に間違われる設定"、ちゃんと生かされててすごく好きです。特に階段の踊り場でばどくんに出会ったシーン、れうくんが怯えながらも「俺です…」って小さく低い声で答えるところ、そのギャップが胸に刺さりました。あと大人になってから「今も好き?」って聞くれうくんのいたずらっぽい口調、ちょっと照れるけどじんわり来ますね。作者さんの"見た目可愛すぎて女の子に間違えられるruさんが見たかった"という願望、しっかり叶ってると思います💙次も楽しみにしてます〜!
雨💧のさぶ
1,158
まるまろ
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