俺は●●。
幼馴染の▲▲に片想いをしている。
▲▲は元気で明るくて太陽みたいなやつだ。
そんな▲▲が今日、なぜか…
黒のレースやリボンの付いた傘をさしてきた…
俺は、思い出した。
傘の柄はパンツの柄と似ているというのをどこかで聞いたことを。
ということは▲▲が今、はいてるパンツは、黒のレース!?
〈妄想スタート!〉
「●●…俺、お前がこういうの好きだと思って着てきちゃった…」
〈妄想終了!〉
やばいやばいやばいやばい…
妄想とはいえ、可愛い!!
いや、現実かもしれない…
きっと休みの間に女装に目覚めたのか…?
まさか…
〈妄想スタート!〉
「おい、▲▲。これはいて学校行けよ!ぐへへ」
「モブ男さん、嫌だよ!みんなにバレちゃう…」
「自分ではけないなら俺がはかせてやんよ!」
「やめてぇ!」
〈妄想終了!〉
モブ男ぶっっっっ殺す!
とりあえず、言ってみるか。
「なぁ、▲▲。お前、知ってる?傘の柄ってパンツの柄と似てるらしい」
ちらりと▲▲の方を見た
「へぇ〜じゃあ■■ちゃんのパンツの柄もわかるかもってこと?!あれ…?」
▲▲は自分の傘をじっと見た。
「これ、妹のだ!」
なんだ〜妹のか〜(#^.^#)
「俺はこんな女子のパンツはいてないからな!」
すると、▲▲は少しズボンを下にしてパンツを見せた。
ぶしゃ!
「●●!お前大丈夫か?いきなり鼻血が大量に…」
「大丈夫だ。いつものことだ」
俺は手で鼻を押さえた。
「それはそれで心配なんだけど…」
やっぱり▲▲は優しいな。
しばらく歩いていると、
「なぁ、●●。お前の傘に入れてくんない?俺、この傘で登校すんの恥ずかしくて無理だ」
▲▲は黒レースの傘を閉じ、俺の傘の中に入った。
相合い傘じゃん!最高じゃん!
妹よ…今度、会ったときはなんか奢ってやろう。
そのころ、妹は…
「じっくりじっくり、兄貴と●●さんをくっつけてやる!アーハッハッハッ!今頃、イチャイチャしてるのかなぁ〜」
実は妹の仕業だったのだった。
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