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(今話はグアンが主役です。(緑緑が落ちた時の))
緑緑と別れた後、屋敷のグアンの部屋でグアンはユンと話をしていた。そもそも、グアンとユンは末家の内乱から逃げて来るように外廷に勤務したり彩家の緑緑に仕えたりして暮らしていた。だからもともとはどうでもいい兄妹から良き友としても一族の内乱や仕事を乗り越えてグアンは実感していた。「お兄様、この月餅美味しいですねぇ。」とまた1切れ食べる。「この月餅は昨日、官女からもらった物ですよ。」と茶を飲み言う。「ええ、って事は存在忘れてたって事ですよねぇ。」確かにそうだが。悪気は無い。とにこにこした顔を崩す事無く「はい、そうですね。でも、せっかくならユンに食べて欲しいと思ったんですよ。」と言う。「ふ~ん。そうですかぁ。恋人の緑緑様に渡せばいいのにぃ。」とニヤニヤして言う。「なっ、何言っているんです。私達はその様な関係ではないですよ。」とグアンは笑顔で応えた。でも、そんな関係でも良いけど。「ふ~ん。」とユンはまだニヤニヤしている。「暑いですね。」今は6月だというのに夏日のような天気だ。「そうですねぇ。氷が欲しいですぅ。」とユンは手を振って暑いという表情をする。「井戸水を持ってきましょうか。」「お願いしますねぇ。」とグアンは井戸に向かった。「誰か、、、た、すけて、、、」と井戸の近くから声がする。もしかして、幽霊なのか?しかし、緑緑様の声のようだったが、、。とか井戸を覗く。「緑緑様!」まさかの驚きである。グアンは井戸水をすくう為にある紐を引っ張った。そして緑緑を抱きしめる。緑緑様の様子は?とグアンが緑緑を見ると落ち着いているのかすぅすぅと寝ていた。
(ここまでにします。)