テラーノベル(Teller Novel)

ホームホラーミステリー青春恋愛ドラマファンタジー
井川奎

井川奎

532

ストーリー

中華風後宮もの、時代ロマンスものを書いています。

シェアする
アプリで開く
春香伝異聞

ノベル

春香伝異聞

井川奎

2024年04月28日

649

#時代劇

時は、朝鮮王朝中期。
貴族階級である両班の子息、夢龍(ムリュウ)は、官吏への道を歩むことになる。
そして、王直属の密使、暗行御史(アメンオサ)の職につくことになった。
指定された赴任地で、春香(シュンコウ)と名乗る女と出逢うが、幼い頃、父親の赴任に共して、この土地にやって来た事を思い出した夢龍は、春香と出会っていることに気がつくが……。

乱世の刀自(とじ)

ノベル

今より二千余年まえの中国。
天下をとる為、漢たちは、義に忠に武に燃えていた。
そんな彼らを支えたのは、誠実なる家臣ではなく、麗しき妻(とじ)たちであった。のではなかろうか?

武闘はないけど愛がある!?
史実、逸話、妄想、入り交じりオムニバス創作三国志。

麗しの君に。大正イノセント・ストーリー

ノベル

時は大正。
母の再婚先、資産家の西条家で暮らす月子は、連れ子扱いされ、虐げられていた。
頼りの母は胸の病を理由に、蔵に閉じ込められ、月子は、母の看病と屋敷の裏方の仕事に明け暮れている。
ある日、義理の姉にあたる、佐紀子の縁談が、月子の母の病を理由に、破談になりかける。
西条家の縁者達は、佐紀子の縁談を再度まとめるために、相手方から相談を受けていた男性、岩崎と月子を縁組させることに。
佐紀子の縁談も上手くいくと、無理矢理、話を進められるが、勘当された身の上で、月子との年の差20歳。と、相手の事を聞かされた月子は、お互い厄介者払いの縁談なのだと不安に陥る。しかし、逆らうことは許されず、月子は、岩崎の元へ嫁ぐことに……。
大正、訳あり年の差婚。その行く末は?

某家守近のこと

ノベル

某家守近のこと

井川奎

2024年03月29日

144

短編連作、平安ほのぼの、お屋敷ストーリー
少将、守近(もりちか)は、出世を約束された上級貴族。
しかも、都で一、二を争うモテ男。
姿よし、位よし、帝の覚えよし、女あしらいも当然よし、とくれば、ほおっておくものも、ほおっておかない。
しかし、そんな、パーフェクトな公達にも、様々な悩みの種が──。


「羽林家(うりんけ)の姫君~謎解き時々恋の話~」スピンオフ作品

傾国のナタリー

ノベル

傾国のナタリー

井川奎

2024年02月29日

520

大人女子向け
ロマンチックヒストリカル冒険譚

19世紀前半のヨーロッパには、王国、公国、侯国等々、名も知らぬ小国が、あまた存在し、主要大国の餌食とならぬよう、戦々恐々とした時が流れていた。

貴族や、豪商相手の、高級婦人服の仕立て屋を営むナタリーは、そんな、小国の困り事に便乗し、最後には、色仕掛けで内側から国を崩すという、裏の顔があった。

「傾国のナタリー」と、呼ばれながら、今日も、仕事の依頼を受けるが、謎の男、カイルに出会い、命を狙われることに?!

平安あやかし探聞

ノベル

完結

幻想時代事件簿

美貌のあやかし、余理(より)と、恋に落ちてしまった、宗孝(むねたか)は、毎夜、二人の時を過ごしている。余理は、都の噂を宗孝に語るが、それは、鬼が羅城門から琵琶を吊るすという奇っ怪なものだった。

ところが、勤め上の相棒である、噂好きの公達、頼近(よりちか)に、琵琶が吊るされているのか、確かめに行こうと誘われ、宗孝は、渋々付き合うことに……。

羅城門で、見たものとは?

羽林家(うりんけ)の姫君~謎解き時々恋の話~

ノベル

完結

平安時代、和風ファンタジー
近衛少将、中将を経て、政治の中心へ参画する事が約束されている武官家の事を、羽林家(うりんけ)と呼ぶ。

その名門羽林家の姫、大納言守近の娘、守恵子(もりえこ)は、密かに入内する事を期待されていた。

お年頃の守恵子は、外の世界、都の流行り事が気になってしまい、幼馴染みでもある屋敷の使用人達と、都の噂を語り合う。

が、そのなかに、何故か、眉目秀麗な陰陽師も含まれていた。

持ち込まれる、奇っ怪な話やら他家のゴタゴタ話やらの、ふたを開けると、何故か、守恵子の入内話へ繋がっていき、些細な出来事の中に見え隠れする陰謀に気付いた皆は、守恵子を守ろうと結束する。

そして、大納言家が、賊に狙われている事を突き止めてしまった皆は、あれこれ、策を練る。

一方、守恵子は、護身用と称する、鯨尺(ものさし)片手に、愛犬、タマと、賊へ立ち向かおうとするが……。

転生王妃の逆襲は王の溺愛に阻止される

ノベル

ほんわか、ちょっと溺愛、中華風後宮ファンタジー
波瑠(はる)は、仕上がった衣を、お得意様へ届ける途中、河へ落ちてしまう。そして、目覚めると、波瑠達の国を侵略し、悪政を行っている、琦国(ぎこく)の、王妃の部屋にいた。

どうやら、波瑠と王妃は、体が入れ替わってしまったようなのだが、悪の根元、王、清順(せいじゅん)は、波瑠の事を王妃と疑わず溺愛してくれる。それもそのはず、王妃は、懐妊していた。

しかし、清順という王は、波瑠が知る限り、千年前の歴史上の人物だった。

混乱する波瑠に、教育係として、宦官の光琳(こうりん)が仕えることになる。

この光琳も、波瑠と同様、異なる場所から、異なる身体へ飛ばされてきた人物だった。

波瑠は、同じ境遇の光琳へ、信頼を寄せていたが、光琳は、実権を握ろうとしている宰相の命によって、波瑠と同じ境遇の振りをしているだけだった。

騙されていたと知った波瑠は、失望し、元の世界へ帰りたいと清順を困らせる。時を同じくして、琦国は、空前の大雨に見舞われた。

民に被害が出ても何もしようとしない皆に代わり、波瑠は、現地へ赴き救援の指示をとるが……。

没落伯爵令嬢は婚約破棄をひたすら願う

ノベル

ガルドリア皇国皇太子、ジュリアンは、ことごとく、婚約破棄をしていた。それも、婚約発表パーティーで。
その修羅場を見るのを楽しみに、没落伯爵令嬢ソフィアは、せっせとパーティーに通っていたが、会場で、仮面をつけ身元を隠すゴシップ記者アルマンドと知り合う。
そんなある日、ついに皇太子の婚約者の相手がいなくなり、昔は、大貴族だった、ソフィアへ皇太子の婚約者候補の声がかかる。
その情報を得たアルマンドは、ソフィアへ密着取材を申しでる。
ソフィアは、次は、自分が婚約破棄され、注目をあびるのだと、密かに喜び、皇太子側と、ついでに、アルマンドの申し出を受け入れた。
そして、皇太子との見合いの日、同席していたアルマンドが、見合いを、しきり始め、皇太子も、どうゆう訳か、アルマンドの言いなりになる。
なんとなく、ソフィアが違和感を感じたその時、アルマンドのつけている仮面が、外れてしまい、ソフィアは、アルマンドの素顔を見てしまうが、皇太子ジュリアンと瓜二つだった。

仮面の男、アルマンドは何者か?はたまた、没落伯爵令嬢ソフィアは、望みどおり、皇太子から婚約破棄をされるのか?!

朱(あけ)の花びら

ノベル

完結

朱(あけ)の花びら

井川奎

2023年12月09日

1,798

どうして、いつもこの夢を見るのだろう?それが、朱に染まった運命とは知りもせず――。
 孤高の王ジオンの愛妾ミヒは、自分の立場と毎晩見る夢の狭間に苦しんでいた。
 来月、愛するジオンは国の為、正妃を娶る──。ジオンから手向けられる愛を信じていても、王の力をもってしても、政の前には、ミヒを守りきれないジオンがいる。そのジレンマに苦しむ二人は、ただただ嵐が過ぎるまで、肌を寄せ会うことしかできないでいた。
 一方、邪魔者を消せと、後宮勢力の陰謀により、ミヒは何者かに拐われ、行方知れずに。心の拠り所を失ったジオンは王の役目も放棄し廃人と化してしまう。
 王宮は、正妃と宦官の不貞、復讐劇と、愛憎うごめき乱れきる。そこへ、戦の火種が……。

大人女子向け、中華風後宮ロマン

姫君は自ら縁(えにし)をつかさどる2

ノベル

完結

大国、玄(げん)の姫、華蓮(かれん)は、格下の名も知られていないに等しい、小国、遼(りょう)の王に一目惚れされる。
熱すぎる求婚を受け、玄国は、揺れに揺れていた。

華蓮は自分が混乱の原因なのだと責任を感じ、遼(りょう)国の王、丹厳(たんげん)を呼び寄せ、事の真意を確かめようとする。

現れた王は、まるで空気の読めない男だった。ただ、純粋で裏表のない性格が、どこか憎めないと、華蓮含め、宮殿の面々と馴染んで、すっかり、玄国に居座っている。

一方、華蓮の兄、王太子、斉令(さいれい)の妃、耀我(ようが)は、華蓮の腹心である、女官への嫉妬から、茶会比べを挑んで来た。

行きがかり上、受けて立った華蓮は、これといった案が浮かばず。しかも、訪れた客の数で、勝負を決めると言われ、すっかり、困ってしまう。
が、丹厳は、なぜか、大張り切り。そして、すべてを丹厳に任せる事にするが……。

中華風、ほっこり後宮時代ロマンス

姫君は自ら縁(えにし)をつかさどる

ノベル

完結

大国、玄(げん)の姫、華蓮(かれん)は、格下の名も知られていないに等しい、小国、遼(りょう)の王に一目惚れされる。
熱すぎる求婚を受け、玄国は、揺れに揺れた。
煮え切らない重鎮達に、困窮する閣議を見た華蓮は、自分が混乱の原因なのだと責任を感じ、遼国の王を呼び寄せて事の真意を確かめようとする。
そして、出会った、遼国の王と華蓮は……。

中華風、ほっこり後宮ロマンス

軍師の嫁取り

ノベル

完結

軍師の嫁取り

井川奎

2023年11月30日

1,808

才覚を活かすため、すこしばかり、旦那様の背中、押して差し上げましょう。とかなんとか言いつつ、野望満々の押しかけ妻、月英は、孔明を仕官の道へ導いて行く。
時は、今より二千年ほど昔。中国、後漢王朝時代。
片田舎で、隠とん生活を送る若者、諸葛亮孔明の元へ、美人妻が嫁いでくる。
尻に敷かれているのか、溺愛しているのか、妻、黄夫人こと月英に、べったり、孔明は、月英の暗躍によって、仕官への道を歩みはじめた。
後の名軍師、諸葛亮孔明とその妻、黄夫人の若き日の物語。

短編連作、創作三国志