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中の人)面白かった・・・・・・(ボソッ)
俺はボタンを押した。
押してしまった。
フリスク達の方を見ると、サンズは不思議そうに見ていたが、他は違った。
裏切られたような顔をしていた。
『ごめん』
ふとそう呟いた。
キャラはその言葉を聞いた瞬間今にも飛びついてきそうだった。
…謝らなかった方が良かったんだろう。
キャラはフリスクに捕まり暴れている。
世界は段々と崩れ始め、みんなの体にグリッチがかかっていく。
足、体、手、そして頭というふうにどんどん黒く染まっていき、そして世界が消えると同時に消えた。
一瞬サンズが泣いている気がした。
何が起こっているのか理解したから?
俺を信じていてから?
……
もう遅い。
俺の体も消えかけている。
ただ、ガスターは俺をじっと見つめていた。
消えていく姿を見てるのか?
何も言わずただ見るだけ。
『親父。あんたは今俺の事どう思ってるんだ?失望したか?信じられなくなったか?
そう問いかけてみると意外な言葉が帰ってきた。
🕈✌❄✌💧✋☠⚐❄✌✋💧☜❄🕆☠✌💣🕆💧🕆💣☜💧✌。(私の大切な娘だよ)
そして、ノアが完全に消える瞬間、ガスターは、
😐✋💣✋☠✋☟✌☠✋☝✌⚐💣⚐💧🕆☝✋❄✌☠👎✌☼⚐🕆。✡✌☼✋❄✌✋😐⚐❄⚐🕈⚐✡✌❄❄✌☼✌✋✋✡⚐。😐⚐🕆😐✌✋💧✋☠✌✋☠✌☼✌☠☜。
(君には荷が重すぎたかな…。やりたいことをやればいいよ。……後悔しないならね)
といった。
〘 後悔…か…。親父…俺不思議なんだ。いつもならもう後悔しているのに…なにも…何も感じないんだ。ただ自分の【実験】のことで頭の中がいっぱいなんだ〙
ノアは遺跡にいるモンスターを殺しながらそう思った。
考えながらも手はとめない。
きっと誰もが思ったんだろう。
当然トリエルもサンズもアンダインも…地下にいるモンスター全員思っていた。
しかしパピルスは違った。
フリスクと同じように彼はノアに語りかけた。
だが、意味はなかった。
ノアはさすがに心が苦しくなったが、ちゃんと殺してあげた。
『みンタとハナレバナレになるのはツライだろ?』
ノアの口調はLOVEが上がっていくと同時に変わっていた。
カタコトになっていき、殺人マシーンのような姿。
塵まみれになったナイフを持ちどんどんモンスターを殺していく。
…ノアは本当に自分の意思でやっているのだろうか?
サンズはずっとそう思っていた。
そして、裁判の時。
彼はそこで待っていた。
『あレ?まダいたンダ…』
ノアは首を斜めに向きながらナイフをサンズに突きつけ、『【ダレかわからナイケド】…コロしてやるヨ…』といい襲いかかってきた。
元々戦闘力が高かったせいか、ノアの圧勝だった。
…というより、サンズはノアに攻撃を当てなかったからだ。
ただ攻撃が当たらないようにするために骨を盾にしたり、重力操作でノアを動けなくしたり、防御をしているだけだった。
そして、数十分後。
サンズの体にナイフが突き刺さった。
『…コンカイはじかんがカカッタな…』
サ「…グフッ…」ポタポタ
倒れるように座り込み、ノアもしゃがみ込んだ。
サンズは血を流しながらノアを見る。
サ「俺…姉さんの…こと…救えるって思っ…てた…。でも…上手くい…かないもんだな…hehe…。戦闘中…考えたけど…これしか思いつかなかっ…た…」
ノアは驚いた。
サンズは戦闘中わざと攻撃して来なかったのだ。
それに加えて、ノアを救う方法をずっと考えていたのだ。
ノアが驚き止まっていると、なんとサンズはノアにキスをした。
ボロボロの体を何とか起こし、微笑みながら。
『え、あ…あ…?サ、サン…』
サ「好きだったぜ…My angel…」
『サン…ズ……?』
それを最後にサンズは息を引き取った。
ノアの目から涙が溢れ、サンズが来ていたパーカーに落ちてゆく。
『あ…ア…なんで…俺…こんな…こと…』
まるでさっきまで意識がなかったようにノアは周囲を見渡す。
塵が舞う部屋。
オマケに手を見ると塵まみれの手とナイフ。
何が起こっていたのか…いや、自分がないをしたのかすぐに理解出来た。
『もう…元には戻れない…よな…。なぁサンズ…あはは…hahahaha…さぁ…次に進もうか…これが終われば【実験】が終わる…そうすれば…またみんなと…』
ノアはゆっくり…ゆっくりと動き出し、そしてアズゴアの元に向かった。
アズゴ「…ノア…?君…なのかい?」
『……』
ノアは何も答えない。
そして何も言わずアズゴアに攻撃する。
いきなりの攻撃だったせいかアズゴアは避けられず、攻撃をもろにくらってしまった。
しかし、ノアは攻撃をとめない。
アズゴアはしばらく耐えていたが、攻撃力が大幅に上がってるせいか長くは持たなかった。
あぁ…実験は終わった。
俺がみんなを殺してもENDは変わらないらしい。
だが、サンズにキスをされるのは初めてだな。
俺が知りたかったことも知れて、サンズに告白されて…そうだ…俺はみんなをこの地下世界から解放してやったんだ…!
みんな俺のおかげでシアワセ。
俺も好きなことが出来てシタワセ。
あぁ……
今俺は…
↓アズゴア戦の後
これで全員…。
『…?キャラ…?いるのか…?』
正面を見ると誰かいることに気づいた。
近づいてみると思った通りキャラだった。
キャラは怒りに満ち目でノアを見る。
そして、次の瞬間攻撃をしてきた。
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『ゴフッ…!』←血を吐く
ノアの攻撃の倍ぐらいある攻撃でノアはダメージを受け、一瞬でHPが0になった。
だんだんと視界が狭まっていく。
意識が完全になくなる前、キャラが、
「フリスクが待ってる」
そう言って姿を消した。
目を開けるとそこは真っ白な空間だった。
死後の世界だろうか?
そんなことを考えたながら探索していると1人の子供が見るのが見えた。
近づいてみるとフリスクだったことに気づいた。
慌てて離れようとするとフリスクが、
「ノア」
と呼び、こちらに振り向く。
「こっちに来て少し話をしよう」
フリスクの言葉は暖かく感じた。
だが、本人の顔は冷たい表情だった。
キャラと同様怒っているんだろう。
恐る恐る近付き隣に座るとフリスクが話し始めた。
「残念だったな」
『…俺がみんなを殺し回ったから?』
「君がコマンドを手放してくれなかったことだよ」
『……』
「殺したことに関しては僕は何も言えない。僕もおなじ過ちをしたからね」
『俺は…なんでこんなことをしたんだ…?』
「好奇心だよ。そして決意。君はまだ子供。僕と同じ。子供は 好奇心だらけさ…だからどんなことも知りたくなってしまう。それが悪い事だったとしても…」
『…あの時お前に返せばよかったな』
「はは…でも返されてもきっと僕はノアと同じようになってたかも」
『え?』
「言ったでしょ?僕達は子供さ。何をしてもそれが悪い事だなんて気にしない」
『……』
「もし、もう一度あの場所。夕日が見えたあの場所に戻りたいなら力を貸してあげる」
『できるのか?』
「ロードすればいいから…多分セーブされてるはずだからね。戻りたいならの話だけど」
『俺は人殺しだ…今更戻れない…』
「僕だって人殺しさ。だけど、もうすぎたことにいちいち気を取られていたら、それこそダメじゃない?罪を償うんだったらみんなのためになることをするんだ」
『わかった…戻ろう』
「良かった…じゃあ、行こうか」
『あぁ…』
久しぶりすぎて若干変になってる…けど気にしないぜ☆←いや気にしろ
てことで!
今まで見てくださった方、
続編を作る気はないんですが、もしかしたら作るかもしれません…
その時もまた見てくれたら嬉しいです!!
Byニニイのマーチ