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〔 ◨◨ side 〕
五条 「 術式が使えるのは、この目のおかげね。僕もお前も 」
花奈 「 目？ 」
あぁ、なんか目がどうのこうので結婚させられたんだっけ。
術式と関わってるとは思ってたけど、そういうこと。
五条 「 僕の六眼は相手の術式を視覚情報として詳細に認識できる。 」
花奈 「 …….あぁ、だからサングラス。 」
五条 「 そっ！情報が常に頭に入ってくると疲れるからね、 」
まぁ、全てが便利って訳にはいかないよね
メリットとデメリットはやっぱあるのか、
五条 「 で、お前の花空眼は、相手の動きがナマケモノ並に遅く見える上、次の行動が読める。
それとは逆に術式本人は、身体が軽くなって、身体能力がバカ高くなる。 」
花奈 「 へぇ！私すげぇ、 」
五条 「 自惚れんなよ 」
花奈 「 なんだとぉ？！ 」
失礼だし、ウザイし、すぐ煽るし、デリカシーないし、
性格だけはマジで、最悪。
これだから、外見だけの男は、←
五条 「 目だけは大事にしろよ、お前がここにいる理由はほぼ目の力だ。
目が見えなくなったり、術式が無くなった場合は五条家が何するかわからないからな。 」
花奈 「 お前、もしかして私の心配を、！
実は優男？？ 」
五条 「 うるせぇ、黙れ。 」
花奈 「 おい💢 」
此奴は暴言吐かないと生きていけないのか？
五条 「 まぁ、顔見知りが死ぬ。ましては殺されるとなるとさすがの僕も気が引ける。 」
花奈 「 …….、 」
此奴、本当はいいやつなんじゃね？
五条 「 お前の用は済んだから、僕は寝る。おやすみ 」
花奈 「 …….早寝だな、老人かよ。← 」
五条 「 お前は早く寝ろよ💢
だから、チビなんだよ 」
余計なお世話だ、
ってか、まだ1時だよ？夜はこれからよ☆
花奈 「 ねぇ、五条〜！ここら辺にある本読んでもいい？？ 」
五条 「 …….、 」
花奈 「 なによ 」
五条 「 初めて名前呼ばれた 」
なんだ、そんなことか。
それくらいで喜んでんの？もしかして、お前。私に好意をｯ！
花奈 「 遠慮します！！ 」
五条 「 何を？ 」
花奈 「 っていうか、名前なんかより本読んでもいいか質問してんじゃん！ 」
五条 「 …….勝手にしろよ 」
トゲある言い方だよねぇ、
これだから、アラサーは。←
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