あまい感じの浮気が好きです🤲🏻
𓏸 赤桃
𓏸 紫桃・緑赤前提(要素なし)
𓏸 R18
🌸「ねぇ最近いるまが冷たいんだけど…」
🍍「メンヘラはキャラだけにしろよ」
ねぇねぇと話しかけられて以降、一方的に不満を吐くらん。
不満を吐くって言っても、弱音というかなんというか。
🌸「辛辣ぅ」
机にでろーんと溶けるようにうつ伏せになるらんの声がこもって聴き取りにくい。
🍍「…てかなんで俺なん?」
あまり弱い所を見せないリーダーの不満は貴重だからいっちょ真剣に聞いたるか。
…と独りで勝手に納得して、弄っていたスマホを机に置く。
🍍「みこととか方がこう…なんかさ。」
🍍「真剣に聞いてくれそうじゃん?」
🌸「なっちゃんが唯一の彼氏持ちだもん」
桜色の綺麗な瞳の行先は若干下で、レンズの膜がきらりと光る。
🍍「お前と同じとか無理かも」
🌸「おい」
いつもと変わらないテンションでツッコんでくるものの、やはりどこか元気は失踪している様。
🍍「んで、いるまの何が不満なわけ?」
🌸「…..夜、かなぁ」
🍍「んぐっ゙…!?」
口に含んでいたレモンティーが危うく出るところだった。
鼻にツンとした弱い痛みが上ってくる。
🍍「…ッげほ、…っ…..は、ぁ゙…」
🌸「最近全然そういうのなくてさ、」
🌸「…男で生まれたからに性欲はたまんないわけじゃないし」
🍍「…..あー、」
最近の俺とすちもそうだ。
あまりにも俺の心境と状況と重なっててアドバイスするのも自分事みたいで気まずい。
🌸「なっちゃんならわかるよね!?」
🍍「…まぁ、…うん」
こっちから誘うのも無理だし、かといって彼氏差し置いといて他人のAV見て抜くのもなんか無理だし。
🌸「さすがなっちゃんも受けなだけあるね」
🍍「ぶっ殺すぞ」
さっきまで沈んでた筈なのに、今では物凄くにやにやして俺を見つめてくる。
そんな顔が徐々に治まって急に真剣な目付きになる。
🌸「…..なっちゃんも溜まってるんでしょ?」
桃色の瞳と視線が絡む。
🍍「…まぁ。」
🌸「…….する?」
どことなく気まずい雰囲気。
探り探り発する言葉ひとつに本音を感じてきて、これはギャグじゃないということを察した。
🍍「…やばくね?」
本気だからこそ本格的にまずい。
要は、互いに認め合った浮気という大罪を犯すということ。
🌸「いや、流石に身体は重ねないよ?」
🌸「俺だっているまいるし、なつもすちいるでしょ。」
胸元でちがうちがうと否定するために振るジェスチャーの微妙に丸くなったパーの手に、らんからの焦りを感じる。
🍍「…少し嗜む程度ってわけ?」
🌸「まぁ…抜き合い?」
🍍「それを世間一般では浮気って言うんだけどな」
ほんの少しだけじんわりと赤くなったらんの頬を見て、ゆっくりと頷く。
🍍「…まぁ、こうなった原因もあいつらだし?」
冗談混じりの微笑みを向けると、らんも小さく首を縦に動かす。
🌸「…とはいえふたりには秘密な?」
🍍「勿論。」
わざわざそんな馬鹿なことを言ってお仕置してもらうなんて考えるほどドMに染まってないし、言うつもりも更々無い。
🍍「…..風呂行くぞ」
そそくさと風呂場へとスタスタ歩き出す俺の服の裾をきゅっと掴んでくる。
🌸「………」
普段まじまじと見る機会が無かったけど、よくよく見れば長い睫毛に細い首元。
その他諸々も相まって、此奴ってこんなあざとかったっけと疑問を浮かばせる。
🍍「言っとくが、俺はそんなんじゃ堕ちねぇよ?」
🌸「堕ちたら大問題だわ!!//」
🍍「っふは、w」
本格的な浮気になるもんな。
…まぁ、今からそれと同等な大罪を犯すが。
🍍「意外と筋肉質?」
🌸「見んな変態」
意外と薄くない胸板とうっすら影の出来ている腹筋を触ろうと手を伸ばすが、パシっと振り払われる。
🍍「つまりノールックで抜き合うと?」
🌸「そういうことじゃねぇ」
いつもと変わりない勢いのツッコミをくれるが、やはり顔は少し赤い。
🍍「…..かわいーね?w」
その赤くなった頬をつんつんと刺激すると、普段言われ慣れていないのかすぐにキャパオーバーした様子。
🌸「…いいから早くするよ」
ぶっきらぼうに吐かれるツンの言葉と火照った表情が不一致でちょっと面白い。
🍍「…さっき俺の事受けだなんだっつってたけど」
🍍「人並みにうめぇからな?」
そういいらんのものを優しく握ると肩がびくんと跳ねる。
🌸「…..っ、…/」
🍍「やっぱ無しとか無理だからな」
そういい動かし出すと、むず痒そうな顔をして目を細める。
🌸「ぁ、…あ…っ…/」
本当に溜まっていた様子なのか、久しぶりなのか。
早くも腰を若干くねくねさせて高い声を漏らす。
🌸「っう、ぅ…..♡//」
🌸「…っ、…../( ビクッ…」
🍍「おい、リーダー?w」
早くも一方的に感じている様子で、抜き合いのぬの字もない。
🌸「ぉ、…俺もやるって、…/w」
意地なのか俺のも握り返してくるが、文字通り握るだけって感じ。
一方的に気持ちよくさせるとガチで浮気みたいになるから本当は嫌だけど。
🍍「…..手本ってのを見せたるわ」
マグロなヘタレすぎているまとの関係にヒビが入るのは可哀想だよなとかいう変な口実を無理やり結びつけて、らんの立ち上がったものを上下に動かす。
🌸「っひ、ぁ…っあ゙…♡//」
🌸「ぁ、っう…うぅ…/(涙目)」
🌸「ま、って…っ…♡」
ときには緩めたりスピードを上げたり、応用を用いると案の定感じている様子。
🌸「俺だ、け…気持ちよく…な、るのは…ぁ…っ、…♡//」
🍍「ならもっとがんばって?」
その “ がんばる ” が出来ないように更にスピードを上げてみると、腰をぴくりと反応させて肩を震わす。
🌸「ん、ぁ…ッあ、…♡(涙目)」
🌸「いっ、…ゃあ…っ、…/」
風呂場故にらんの声が反響して響き渡る。
上擦った少し高い矯正が俺を唆る。
🍍「手ぇ止まってるけど?」
🌸「っ〜〜〜〜、゙…♡♡//」
そういい先端をぐりっと優しく刺激すると、らんからどろっとした白濁液が飛び出す。
🌸「っ、ぅ゙…い、…?♡♡」
🌸「…っ、ふ…..?//」
🍍「…ぅお、っと…」
脱力したのか俺にもたれかかってきて、肩に顎を乗せられる。
耳元で不規則な呼吸音と吐息をかけられてくすぐったい。
🌸「~…っ、う…♡」
🍍「…おい、らん」
首筋を舐めるように優しくはみはみと甘噛みを喰らう。
🌸「…ぅ、…♡」
🍍「…….」
蕩けてて聞く耳持たず。
そんならんの耳に息をふーっとかける。
🌸「っうひゃあ、゙!?♡//」
🍍「…..ふーん。」
🍍「耳弱いんだ?」
自分でも口角が上がっている感覚がわかる。
そんな俺から危険を察知したのか逃げるように風呂場を飛び出すらん。
🌸「こっち来ないでっ!!//」
さっきまであんなにでろでろだったのにこのタイミングで自我を取り戻してしまったようだ。
🍍「…つまんねーの」
小一時間後、やっと互いに正気を取り戻して気まずくなった。
その気まずさが苦手だから冗談混じりに言葉を吐いて沈黙を破る。
🌸「…どう?俺のこと好きになった?」
🍍「あ?誰がお前に惚れるかよ」
🍍「俺はすちがいるっての」
いつも通り、俺が話をしてもスマホをぽちぽちと弄り出すなっちゃん。
やっぱりこの距離感が落ち着く。
🌸「えぇ〜…?」
🌸「一夜を共にした仲じゃん!」
🍍「きも」
🍍「気ぃ狂っただけだよ。ばーか」
横目で俺を見て、舌をべーっと出して煽ってくるなっちゃん。
🌸「…..流されてくれてもよかったんだけどな」
なんて自分にしか聞こえない小さな小さな声でつぶやくと、キョトン顔でこちらを見つめてくる。
🍍「なんて?」
🌸「…なんにも?」
今俺がなっちゃんに放った言葉と昨日のあまい夜の過ちは墓場まで持って行くつもりだ。
コメント
5件
このドロドロすぎない浮気シチュめっちゃ好き… 秘密な関係って感じで えもえ✘い 赤くんも受けなのに赤桃になるとSになるのが良すぎる… 書かれてない紫桃と緑赤の関係も気になる… 全部含めてめっちゃ好き
はっっっっっ、、、軽く昇天しました😇 もう、もう全部好きです😭😭 二人が解釈一致すぎてやばいです!!こう言うのめためたに好きです🫣💕 兎に角大好きです!!!ありがとうございます!!!!!
ほしのっちの赤桃何気に初なのでは!😭💯 浮気って大体どろどろになりがちだけどしっかり甘い部分もあるのなに?? まじで毎回天才すぎてそろそろキれそう🙂↕️💖 ほんとすき