吸血鬼のマッドカルテル に狙われてます!
なんだかんだみんなと一緒にいること1年。ずっと傍で逃げるような素振りをして来なかった為か信頼され結構自由に動けるようになった。(外へ行く際行く場所を聞かれGPSを持たされる)そんなある日仲良しな友達Aくんとお出かけをしていた。
A君「久しぶりに🌸と出掛けられるなんで嬉しいなぁ」
🌸「そうだねw 最近はL〇NEもあんまりしてなかったから本当に久しぶりに会ったって感じだねw」
A君「そう!それ!前まで頻繁で尚且つ秒で返信するくらいのお前がどうしてあんなにL〇NE開かなくなったんだ?何も返信してくんないし、電話も出ないし!まじで何か事件にあったんじゃって不安だったんだかんな!!」
🌸「あ、ははw ごめんごめん、色々忙しくてスマホ手元にあることがそもそも無くてw」
A君「そんな今の時代大事なスマホが手元におけないほどってどういう事だよ…ブラックって言葉が生温くなるレベルじゃねぇか…」
🌸「あはは、w(本当の事は言えない…まだ逃げる可能性があると思われてた時スマホを没収されずっと監禁状態だったということを…w)」
A君「はぁ…とりあえず体調とかは大丈夫そうで良かったよ…まじで、そんな地獄みたいなとこ辞めちまえよ…そんで…転職困ってんなら俺んとこ来いよ 紹介でもなんでもしてやる」
🌸「なんて優しい男なんだ✨」
A君「好きな女に優しくしねぇで誰に優しくすんだよ…(超小声)」
🌸「ん?」
A君「それはさておきお前食いすぎだろw」
🌸のテーブル部分にすんごい量の料理が並んでいる
🌸「えぇ?w食べれる時に食べろってのがじっちゃんの遺言だから!!」
A君「あーそうですかw」
なんやかんや楽しそうに2人の時間が過ぎ少し暗くなった頃
A君「なぁ🌸」
🌸「ん〜?なぁに?」
A君「……本当にまたその職場とやらに帰るつもりか?次はお前が倒れるかもしれねぇのに…」
🌸「なぁにぃ?w心配してくれるの?www」
おちゃらけた感じに返事したがA君は真面目に言っていた。表情で察した🌸は少し黙り口を開く
🌸「…好きだよ…色々あるけどあそこの人達も環境も……本当に大丈夫なの」
A君「無理してねぇか?俺の目を見てしっかり言ってくれ」
軽く深呼吸をしてしっかり目を見た
🌸「うん!大丈夫 酷いことはされてないの(血は吸われるけど)、今の環境で全力で頑張ろうって思ってる!だから、私の事応援して欲しい!」
真剣にAの目を見て訴える🌸に深くため息をする
A君「はぁ…そうかw お前がそこまで言うなら全力でやり遂げろ!でも無理はするな!命を削ってまでやらないといけない仕事なんてない!お前の人生はお前のもんだ!何かあったら絶対に言え!俺はお前だけの味方だ」
少し恥ずかしいセリフをはき不敵に笑うAに初めてドキッとした🌸
🌸「う、うん…///(え?何これ、心臓がうるさ…/////)」
A君「🌸?どうした?顔が…」
Aの大きな手が🌸の頬を触れた瞬間
🌸「ヒャッ//あの、その、き、今日はありがとう!!私そろそろ帰るね!!また!また話そ!!じゃ!!!!」
そそくさと逃げるように走って帰る🌸
察しの良いA君数秒後。ぼふんっと顔を真っ赤にする
A君「(え?待って待って待って!今の反応ってもしかして!!俺…まだ脈アリ…か?)」
そう思った瞬間嬉しさで静かにガッツポーズをして喜ぶA
これが最後の喜びとは知らないのだった。
帰宅
🌸「はぁ、はぁ、(疲れた)」
「(待って// 何あれ何この感覚!ドキドキが止まらないよ…うぅ……)」
「かっこよすぎるよ…///」
と、声を出して言ってしまったことを1番あかん人たちに聞かれた
🇲🇽「ふーん 随分外で楽しんできたようだなぁ?🌸ぁ」
⭐️「いつも目の前にド派手なスターの俺がいてもかっこいいとか言わないくせになーーに顔赤らめて言ってんの?^^」
👨🍳「これは見過ごせないな」
📱「この男との関係は?(写真見せてる)」
撮られていたことに驚きつつ素直に話す
🌸「えっ…とぉ、友達です、高校からの」
その瞬間みんなの目からハイライトが無くなる
🇲🇽「🌸今すぐ部屋に戻れ ファビアン ジェフ 任せる」
その言葉に返事をした📱👨🍳は家を出ていった
🌸「え?なになに?どこ行くの?てか何で部屋に…」
⭐️「はいはい行くよ〜」
手を引っ張られ部屋へ連れていかれる
そこから数週間後
全然A君に連絡がつかない為 不安と焦りが出る
そして深夜不安が続きすぎて寝れないためとりあえず温かいの飲もうと部屋を出た時別の部屋から話し声が漏れる。
話の内容は壮絶だった…
それは、A君を拷問して殺したということ。
殺した理由は🌸を誘惑したから
彼の最後の言葉は「🌸ごめん、好きだ、伝えたかった」との事。聞いた瞬間ボロボロ涙が出て手で口を押え部屋に戻る。彼らは耳が言い…だから、だから…声を出さないように、手で押えて、蹲って泣こう…
🌸「(あぁ、私も伝えればよかった、気づくのが遅すぎた…私もあなたが好きてA君…寂しい……ごめんね、言った通りやめて、あなたと一緒にいればよかった…A君……A君っ)」
ボロボロと止まらない大粒の涙で地面が濡れる
次の日
会議でみんな出たとき紙を残す
“A君を殺したみんなを絶対に許さない”
そして最小限で、どこにGPSが入っているか分からないから、スマホも持っていかない。アクセサリーも捨てた、服は近くの服屋で新しく買い捨てた靴も新しくした。財布も新しい入れ物に入れた全部全部リセット……徹底した
夕方にて
⭐️「お腹空いた〜」
🇲🇽「肉食お〜ぜ 🌸〜」
👨🍳「おいこれを見ろ」
📱「どうしたんだ?」
みんながゾロっと👨🍳が見せたものを見ると目を見開く。そして🇲🇽が急いで🌸の部屋のドアを勢いよく開けると全てのものが置いてあった。しかし本人が居ない
⭐️「もしかして、昨日の会話聞かれた?」
🇲🇽「どんな手を使ってでも見つけ出せ絶対に逃がさない」
あれでも一応マッドカルテルの一員。戦闘行為はしないが何かあった時ように姿を晦ます訓練を受けていた。情報を色々持つような仕事な為漏れないよう徹底されていたのと逃がす為にもたくさん訓練強制させられていた為、見つけ出すのが困難だった。
📱「分かっていたがやはり逃げる訓練を何度もしていた物を探すのは容易ではないな。」
👨🍳「とりあえず外を見に行く。何かあれば連絡を入れろ」
📱「あぁ分かった」
とまぁ全力で探すが見つからなかった
そして2年もの月日が流れた
〇さん「🌸さーん!これお願い!」
🌸「はい!」
今新しい国で新しい場所で新しい仕事をして生きています。あれから2年、まだ2年…気を抜くつもりは無い。写真を撮りたがる友達からも逃げつつ今を頑張ってます。
そんなある日たった1日、たった数時間だけ気を抜くくらい良いかと思い何度も誘ってくれた友達との飲み会に参加した
すごく楽しくずっと話していたいとも思った
飲み会あるあるの、恋愛の話が始まった
〇さん「🌸ちゃんって好きな人とか彼氏とか居ないのぉ?」
✕くん「それ俺も気になってた!居ないなら俺狙っちゃおっかなってꉂꉂ(ˊᗜˋ*)ww」
〇さん「うわぁwチャラ〜w」
〇✕「はははw」
🌸「いますよ」
〇✕「えっ?」
🌸「いますよ、高校からずっと一緒で気持ちに気づいたの2年前なんですけどね ははw」
〇さん「えー!何それ気になる!どんな人どんな人????」
✕くん「うぅ泣 失恋〜」
🌸「優しくて、面白くて、ちょっと心配性で、しっかり目を見てくれるすごくかっこいい人です」
〇さん「あらあらあら〜♡♡惚気けちゃって〜w 本当に好きって感じの表情ね♡」
🌸「はい」
✕くん「ちぇ〜彼氏持ちだったかぁ、」
🌸「……恋人には…なれませんでした」
〇✕「えっ?どう言う…」
🌸「私そろそろ帰りますね^^ また会社で」
〇✕「あぁ(えぇ) またな(ね)」
店を出て夜道を寂しそうな悲しそうな顔で帰る。するとナンパ男と思われる男に声をかける
ナンパ1?「すっげぇキレイな顔してんのに下ばっか見てたら勿体ないぜ?」
いつもならフルシカトで帰る🌸。しかしその声を聞いた瞬間青い顔をして固まる
ナンパ2?「こんなくらい時間に帰るくらいなら飲み会は行かない方がいい」
ナンパ3?「君ならこんな暗闇でも輝くほど目がひかれるからね♡夜は外に出ない方が良かったんじゃない?w」
ナンパ3?「2年もかかったが迎えに来たぞ」
ナンパなんて可愛いものじゃない、この人達は…
🇲🇽「おっ!こっち向いた 久しぶりの顔だなぁ」
📱「夜は危ないと言ってあったはず。何故外にいる」
⭐️「君が本物のスターだね♡俺たちのスター やっと見つけた。かくれんぼは終わりだよ♡♡」
👨🍳「さっさと帰るぞ」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
あぁ、やっぱ飲み会に来なければよかった
あぁ、A君の元へ行きたい、会いたい
あぁ、殺してやりたいのに勝てる気がしない
あぁ、殺すのは私の心だった…
もう、わかんない
心を殺そう…彼に会えるその時まで…
BAD END
コメント
2件
BADEND最高です! これの続きってありますか? もしあったら見たいです! ワガママごめんなさい(_ _;)