儚い恋

こんさくら！

葉桜美結です🌸

本日は🐶さんと🐥⸒⸒さんのお話描きました！

解釈違い等あるかもしれませんが暖かい目で見守ってください！

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り:あ、ないくん！！おつかれ！

な:りうら〜！お疲れ様〜

赤組の次の歌ってみたの収録を終えて、りうらと合流した。

俺の事を見つけた瞬間のきみの笑顔が眩しくて、思わず目を細めてしまった。

り:？ないくんどうしたの？

な:あ、なんでもないよ！

り:変なないくん笑

また笑った。でも今度の笑顔は花が綻ぶみたいな優しい笑顔。そんな顔で笑われたら勘違いしちゃうじゃん。

りうらも俺と同じ気持ちなんじゃないかって。

な:好きでもない人の前でそういう風に笑ったらダメだよ、りうら。

り:え？

な:え？じゃなくてダメなんだって。勘違いされちゃうよ？

り:別にないくんになら勘違いされてもいけど。

な:？なんか言った？

り:べっつに〜？

りうらは俺なんかじゃなくてまろのことが好きなんだ。そんなことは日頃のりうらの顔を見てたらよくわかる。いむや、しょうちゃん、アニキと一緒にいる時とは違う大人びていて、目の奥に熱を灯した特別な表情。

そんな表情をさせるのが俺じゃなくてまろだっていうのがただただ悔しかった。

おれはこんなに君のことが好きなのにりうらには伝わらない。

り:ないくん、？どうしたの？悲しそうな顔してるよ？なんかあった？

な:ううん、別に。なんでもないよ。

り:そっか、。

り:あ、そういえばないくんがくれたピアスめっちゃ可愛かった！ありがとう

な:あ、良かった〜

り:めっちゃ気に入ったから今日も付けてきちゃった

な:え、

り:変かな、？

な:いや、めっちゃ似合ってる、、

り:えへへ、

そう言って恥ずかしそうに笑う君。

ねぇりうらずるいよ。俺はきみが好き。

でも君は他の人のことが好きだから。

絶対に叶わないこの恋は苦しいだけだ。

こんなに苦しむならこの気持ちを捨てよう。

捨てるから、この恋を終わりにするから。今この瞬間だけは君のこと独占させてよね。

り:あ、ないくーん！りうらお腹空いた〜

な:もうお昼だからね〜

り:ポテト奢って！

な:はいはい笑しょーがないなぁ

り:やったー！ないくん神っ

な:かわいい弟の頼みですから！！

り:それはキモイかも笑

な:りうらぁぁぁぁ泣

俺はさ、君に出会った時からずっと好きだったんだよ。でも、まろには勝てなかったわけで。だから、ありがとう俺の恋。

恋を終わらせると決めた俺がりうらと歩いた道にはアネモネが咲いていた。

アネモネの花言葉➸「儚い恋」

「恋の苦しみ」

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