真に申し訳ありませんでした!
またまたみなさんとのお約束を破りました作者しらたまです。
言い訳にはなりますがここ数日学校の課題やら塾の課題やらに追われていまして………………。
すみません!
そして報告が2 つほどあるので次回発表しようかなと思います!
では本編どぞー。
あれから私と冴は幼稚園に入った。
入園式当日
園服に身を包んだ私は日本で生活していくと言う事実を改めて身に感じた。
と、同時に私は笑ってしまった。いつもぶっきらぼうな冴が園服を着ている姿がなんとも面白く見えた。
冴『……何笑ってんだ?気色悪い。』
レイズン『いや、冴と着てる服が合って無さすぎて…………、ちょっと笑えて来ちゃって。』
冴『笑うほどおかしいかよ?』
レイズン『いやおかしいとかそういうのじゃなくて………、なんか新鮮なんだよね。冴が園服みたいな系統の服を着るのがね。』
冴『…………そうかよ。』
レイズン『うんw』
糸師家母『ほら〜ふたりとも。早く行くわよ。幼稚園初日から遅刻は流石の私も避けたいから。』
私は此処で過ごす日々が好きだ。ここに来てから笑う日がないくらい私は笑っている。いつの間にか敬語も使わなくなっていて自分でもびっくりしている。イギリスに居た時の私とは似ても似つかない。自分に根な一面があったなんて思いもしなかった。
正直………楽しい。本当に此処に来て良かった。だからこそ…こんな日々を守っていきたい。冴とお父さんとお母さん、そして……………
糸師家父『ほら、凛も行くぞ〜。二人も早く準備しろ〜。このままだと本当に遅れる!』
そう言いながらお父さんは凛を抱っこ紐に入れる
レイズン『あっ!お父さん!抱っこする前に!』
糸師家父『おっと!そうだったな。ほい。』
そう言ってお父さんは私に凛を向ける。
レイズン『凛。私と冴今日から幼稚園に通うんだ。今から入園式だから、ちゃんと私達の勇姿見ててね!』
そう言いながら私は凛の頭を撫で撫でする。
レイズン『ほら!冴もきて!凛ちゃん可愛すぎ問題が浮上しまくってるよ………………。』
冴『…………………溺愛し過ぎだろ。』
無言でぶっきらぼうな顔をしながらも凛ちゃんの頭を撫でるその顔は心なしか少し笑っているように見えた。
糸師家母『出来ればこのほっこり情景をずっと眺めていたいけれど、それを許さないのが時間…と、いうことで、準備も出来たし家を出ましょうか。』
そして、私達は家を出て幼稚園に向かった。
レイズン『此処が幼稚園…………。なんか新鮮……。』
冴『グズっとしてんな。置いてくぞ。』
レイズン『あっ!ちょ!』
∼入園式∼
先生『では、新年少さんの入場です!』
会場に入るとたくさんの保護者が居て正直ビックリした。その中にお母さんたちも居て手を振られたので手を振り返しておいた。
席に着くと、園長先生の話やら何やらが始まったが私と冴以外ほぼ聞いていないと言うような状況だった。
けれど、周りの大人たちは何も言わない。
逆に私と冴が妙に視線を集めているのは気のせいなのだろうか。
おそらく、今の2歳と言うのはこれが普通なのだろう。私と冴が周りの子たちに比べてどれだけ大人びているか改めて思い知った。
入園式が終わり私と冴はお母さんたちと合流した
会話の第一声を挙げたのはお父さんだった。
糸師家父『それにしても、入園式の時びっくりしたよ。皆んなが思い思いに好きなことをやっている中、冴とレイだけが前を向いているから。』
糸師家母『そうそう。他の保護者さんに『2歳であんな規律良くて凄いですね〜。本当に2歳なのかと疑ってしまいます。一瞬大人に見えました。』って言われて凄い誇らしかった!2人共。本当にお疲れ様。じゃあ帰ろっか。』
お母さんが言い終わったのと同時に凛が泣き出した。
糸師家母『あらあら凛ちゃん泣き出しちゃった。早く家帰らないと。』
冴『……いや、俺は公園寄って帰る。行くぞ。レイズン。』
レイズン『ちょい、私も!?ごめん!お母さん!サッカーして帰るね!また後で!』
糸師家母『分かった。気を付けてね!11時半までには帰ってきてね!』
レイズン『はーい!』
∼公園∼
公園につくやいなやバッグからサッカーボールを取り出す冴。
レイズン『ボールは肌見放さず持ってるんだね……サッカー好きすぎでしょ。』
冴『……うるせぇ。悪いかよ。』
レイズン『誰も悪いなんて言ってないよ。で、此処に何しに来たの?』
私がそう言うと同時に冴の周りの雰囲気が先程までとは段違いに闇深くなった。
冴『お前の実力を確かめる。主役舞台(ヘッドライナー)としてやっていくには改めて互いに実力を知る良い機会だ。1on1で俺を止められたら認めてやる。一発勝負だ。異論は認めない。』
レイズン『………んふふっ、良いですよ!貴方のそのエゴ、私がへし折って差し上げます。この戦いで壁というものを身に刻んでくださいね!では……KICK OFF!』
ということで、今回はここまでです。
次回お知らせを2つほどするのと、レイズンのプロフィールを近々公開することも考えているので、よろしくお願いします!
では今日はここまで!作者しらたまでした!
バイバイ〜!おつたま!
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