食器を洗ってからあまり覚えていない。
食器を洗ってサッとお風呂に入ってないこにアイス渡してからそっから覚えてない。
今日は休日だがいつもどうり早く起き朝ごはんの準備をする。
今日は土曜日というのにアニキは仕事ならしい。
あ、ないこの5000円置いておかな、
9:00
アニキはもうとっくに仕事に行きないこは知らん。知らんと言うか普通に起こしたら怒られるから起こさない。
今日は子供組たちとお出かけだからそろそろ起こさなまずいだろう。
起こしに行くか。
ガチャ
青「ほとけー起きろー」
水「んぅ…」
青「お出かけ行くんやろ〜?」
水「んん…おき、る」
青「着替えたら下こいよ」
水「はぁーい」
そのほか以下略(めんどくさかった)
いつもより子供組はすんなりと起きてくれた。きっとお出かけが楽しみだったんだろう。
10:30
青「そろそろお出かけ行くか!」
水「やったー!」
白「お財布、ティシュ、ハンカチよし!ばっちり!」
赤「りうらもばっちりだよー!」
青「よし行くぞー!」
白「僕電車乗るの初めてや!」
水「僕前に友達と乗ったもんね〜」
赤「りうらも初めて!」
青「2人は初めてやんな〜」
赤「いふにぃは初めて?」
青「毎日乗ってるで笑」
赤「そーいえばそーだった」
白「あっ!電車きたで!」
水「よし!のろー!」
電車に揺られること10分
今日は少し遠出して電車で20分の大きいショッピングモールに行くことにした。
ラッキーなことに3人分の席は空いていて子供組を座らせて俺は立っていることにした。
何故か休日だと言うのに電車は少し空いていた。
ここまでは問題が無いのだが1つ問題ができた。
俺が貧血気味と言うことだ。
昨日の夜ご飯食べる気力もなく、朝ごはんも食べ損ねた。
多分鉄分が足りてないのだろう
頭がクラクラして気分が悪い、立っているのがやっとだった。
白「まろちゃん…大丈夫?」
青「へ?」
水「なんかッ顔真っ青だよ?」
赤「りうら立ってるから座りな?」
青「あー…大丈夫大丈夫!昨日ちょっと夜更かししちゃっただけだから」
赤「…」
水「なんかあったら言ってね?」
青「分かってるよ笑」
適当に嘘を着いて誤魔化す
たまに貧血になることはよくある。きっとこの位大丈夫。
10分後ショッピングモールに着いた。
3人ともクレンゲームをしたいと声を揃えて言ってきたので最初にクレンゲームを見に行くことにした。
白「あ!あそこにポケモンいる!」
水「あっちにはカブトムシのぬいぐるみ‼️」
青「楽しそうで良かった笑」
3人とも目をキラキラさせて色々見てる。
今流行りのアニメのフィギュアやミニキャラのぬいぐるみなどがたくさん置かれている。
最近まともにテレビやネットを見ていないからそこら辺のものはよく分からない。まるでおじいちゃんになった気分や。
赤「まろはなんかやらないの?」
青「んー特に欲しいのないから大丈夫やよ」
赤「そっか、りうらトイレ行ってきていい?」
青「おん!ええよ」
いむしょーは途中でどっかに行ってしまった。りうらだけは唯一俺と歩いてたがトイレに行ってしまった。
ぐるりと簡単にゲームセンターの中を回ったあと貧血は少し良くなったがまだジンジンと軽く頭痛があるおまけに吐き気も少しあり、近くにあったソファーで休むことにした。
水side
水「しょーさんそろそろいふくんの所戻ろー」
白「せやな!どこにおるんやろ?」
赤「あっ、いむしょー」
水「あ!りうちゃん!!」
白「りうちゃんまろちゃんと一緒やなかったん?」
赤「りうらトイレに行ってからずっと1人だったよ」
水「そーなんだ!」
白「じゃあ一緒にまろちゃん探そーや!」
赤「うんいいよ」
数分後
全然いふくん見つからない
どこに行ったんだろう
ぼくたちいふくんが好きなアニメとかよく分からないからどのコーナーにいるのかも分からない
みんなたくさん歩き回って疲れちゃった
水「ちょっと座ってきゅーけいしよー」
白「そーや、疲れた」
赤「あそこにソファーあるしそこに少し座ろう」
水「ん?なんか青髪の人座ってるよ?」
白「ほんまや!まろちゃんにそっくりやん!」
赤「行ってみよ!」
水「あれ?いふくん?」
白「寝ってるな」
赤「……」
白「どーする?」
赤「起こした方がいいんじゃない?」
水「じゃあ起こしちゃお!」
白「まろちゃーん!」
赤「まろー!」
水「いふくーん!」
青「んぇ…」
青side
気づいたら声が聞こえて目を覚ました。
どうやら寝ていたらしい。
赤「まろ…帰ろ?」
青「へ?」
水「僕もさすがに帰った方がいいと思う!」
白「まろちゃん…お熱あるんちゃう?」
青「まろは大丈夫やでッ!ちょっと疲れただけやし」
赤「ん〜…」
青「とりあえず!お昼も近いしあそこのラメーンやでも行こーや」
水「いふくんがいいなら…」
白「無理しちゃあかんよ?」
青「わーってるよ」
赤「早く行こ」
青「うん」
子供組達に心配されながらもレストランに到着した。
着くなりメニューを見てどれにするか選ぶことにした。
特にお腹は空いていないのでそそられるものはなくとりあえずサラダを頼んだ
子供組もそれぞれ決めたようなので注文して待つことにした。
赤side
さっきからどことなくまろの様子がおかしい
顔色は異常に悪いしずっとぼーっとしている。
水「いふくん…大丈夫…?」
青「…」
白「まろちゃん…?」
青「…ッ」フラ
バタンッ!
赤「まろっ!!!!」
ほとけっちが声をかけて数秒後まろが倒れた
どうすればいいのか分からなく固まっているとお店の人らしき人が来て色々対応してくれた。
お店の人に呼ばれてお店の裏側に俺ら3人椅子に座ってた。
お店の人に呼ばれて救急車に乗ることになった。
まろは分からない。倒れてお店の人が運んでから見ていない。
きっとなにか対応してくれてるのは分かってるけどずっと不安でしか無かった。
いむしょーはずっと泣いてて頑張ってお店の人が落ち着かせようと頑張っているところ見ると俺まで泣いたら迷惑をかけてしまうだろうと思いぐっと堪えた
あんまり記憶が無い。気づいたら病院にいて廊下みたなところにあるちょっと硬いソファーに座ってた。病院にはお店の人が居なかった。子供だけで少し怖さと不安があった。
看護師さんが言うにはまろは今検査中ならしい。
本当はまろのいる部屋に行きたかったけど看護師さんにダメって言われたからじっとして座ることしか出来ない。いむしょーは泣き疲れて寝ている。
やっぱり1人は怖いよ
数十分後
まろが検査されてる病室の扉が開いた。
青「ごめんなぁ…」
点滴を引いてゆっくりふらふらしながらもりうらの所まで来て頭を撫でながら謝られた。
赤「…」
なんて返せばいいのか分からず数分黙って
赤「まろは…もう大丈夫なの…?」
青「おん、大丈夫やよ笑」
赤「嘘ッ…つかないでよ泣」
気づいたら泣いていた。
本当は泣きたくなかった。みんなに迷惑かけるだけ。
青「泣かんでや…笑ほんまに大丈夫やから」
赤「ほんと?」
青「まぁ…ちょっと熱あるぽいけど全然平気やで」
青「あっ、そや、」
赤「…?」
青「まろ一応のため1日だけ入院することになってな…今お医者さんがアニキに連絡してくれてるみたいやから、今日はアニキの言うことちゃんと聞きや…笑?」
赤「まろ入院するの…?」
青「おん…笑」
赤「…泣 」
青「んふふw大丈夫やで」
青「今日だけやし、明日の朝にはもう帰るから」
あにきなんて最近見ていない。
だから怖い。
青「アニキは優しいから大丈夫」
まるでりうらの心を読んでいるかのように話してくれる。
ちょっと怖いけど、きっと大丈夫なはず
青「アニキ来るまでここにおるから一緒に待ってよ」
赤「うん…」
まろは何回もりうらの頭を撫でてくれてちょっとごつごつした暖かい手がきもちよかった
黒「まろ…大丈夫か?」
青「んぁ…後ででもええ?いむしょー寝とるし」
黒「あ、そかそかおけ、大丈夫」
赤「…」
黒「りうら久しぶりやなw」
赤「久しぶり…」
青「んふ笑いむしょー車まで連れて行ける?」
黒「慣れとるから大丈夫!りうらは歩いて行ける?」
赤「歩ける」
黒「うし、じゃあ行くか!」
青「ん!じゃあ明日の10時お迎えよろしくです!」
黒「おけおけ!なんかあったら連絡してな」
青「分かってるよ、りうら達よろしくな」
黒「おう!任せろ」
青「りうら大丈夫、大丈夫やで」
赤「ん…」
青「明日な笑」
まろは笑顔で病院の入口までお見送りしてくれた。
ちょっとまろがいないと不安だけどきっと大丈夫。まろもそう言ってたし
なんてことを自分に言い聞かせアニキのくるまに乗った。
続く
コメント
2件
最高すぎる、流れだ。(
神作すぎて泣ける😭