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此方 , アルファ・テール 様 の 素敵 な 企画 , 「 戦え 春 の 文才 達 」 の 作品 です .

此方 は 紅組 の 作品 と なって います .

企画 を 知らず とも 楽しめ ます ので , 閲覧 して 頂け たら 嬉しい です .

ほぼ 初投稿 です . ( 一回 作品 消した から … )





⚠︎注意⚠︎


嘔吐 表現 有り

病み 表現 有り

虐め 表現 有り




































mob 「 知って るか ? 書記長 の tn さん が 寝 込んだ って . 」


mob2 「 え , 総統 様 管理 して なかった ん ? 」


mob3 「 仕事 量 の 超越 に よる 過労 らしい ぜ ?? 」


mob 「 総統 様 は サボり 癖 が ある らしい しな ~ . 」


mob2 「 ぇ , つまり 無能 って コト ? 」 笑


gr 「 …… 」


兵士 達 が ひそヾ と 話して いた .


俺 だって , やりたく ない から やって ない んじゃ ない のに … ッ


gr 「 …… ッ 」


苦しく て , 総統 室 へと 無我 夢中 で 走る .


… 途中 で , 誰か と すれ 違って いた 気 も した けど .


gr 「 … ッ , 俺 の せい で , tn が … , 」


溢れる 涙 を 一生懸命 拭う .


俺 に 泣いて 良い 資格 なんて , 無い のに .


gr 「 仕事 … , そう だ , 俺 が 仕事 , 全部 した ら … ッ 」


皆 に , 迷惑 掛けちゃ 駄目 だ …





今日 は  , 書類 仕事 が 無かった .


… 有り 得ない .


毎日 , 書類 は 出る 筈 なのに .


ut 「 … あれ , gr ちゃん 来ない ね . 」


rbr 「 何時も なら , 一番 に 着いて る ん やけど なぁ … 」


em 「 誰か , 見 に 行って 下さい ます か ? 」


ut 「 僕 が 行って 来る よ . 」


shp 「 じゃあ , ワイ が tn さん の 分 を 届けて 来ます . 」


em 「 二人 共 有難う 御座います . 頼み ます ね . 」


gr ちゃん が 何時も と 違う 行動 を 取る 時 は ,


大体 何か 抱え 込んで いる .


ut 「 gr ちゃ ~ ん ? 」 こんヾ .


gr 「 … 良い ゾ . 」


ut 「 有難う … 」 がちゃ .


ut 「 飯 やで ? 食わ へん の ? 」


gr 「 … お腹 空いて ねぇ から … 」


ut 「 身体 壊し ちゃう で ?? 」


gr 「 … 食わ ない . 」


ut 「 … , そっか . 失礼 しました ~ … 」 ぱたん .


… gr ちゃん の 机 の 上 ,


えげつ ない 程 の 書類 量 やった …


多分 , 幹部 皆 の 分 やから …


ざっ と … 750枚 程度 か …


ut 「 … 只今 . 」


rbr 「 ん , 如何 やった ? 」


ut 「 御飯 要らない って . p 裙 が 帰って 来たら 食べ よ . 」


sha 「 ぇ , 大丈夫 なん ? 」


ut 「 … 大丈夫 . 今 は そっ と して おく 時 やから . 」 にこ .


sha 「 まぁ … , 取り 敢えず 食う か . 」





あれ から 二ヶ月 程 経った 頃 .


tn 「 すまん 皆 , 迷惑 掛けた なぁ … 」


zm 「 お !! 復活 の tn やん !!!! 」


tn 「 何やねん 其れ … 」


復活 した tn は , 早々 に 呆れ 果てる .


何時も 通り やなぁ …


rbr 「 … , 又 gr , 来お へん なぁ … 」


tn 「 ん , 又 … ??  」


ut 「 此処 最近 , 余り 御飯 食べ に 来お へん のよ . 」


飯 は 一週 間 に 一回 , 食べる か 食べ ない か .


そろヾ 本気 で 倒れる ん じゃ ない か って ,


皆 から も 心配 の 声 が 聞こえる .


ut 「 又 呼んで みる わ ~ … 」


tn 「 行って ら ~ . 」


呼び に 行く 度 に 痩せ こけて いる 気 が する .


何時 か ふらり と 消えて しまい そう で .


前 の 彼 の 覇気 なんて もの は ,


今 の 彼 には 微塵 も 感じ られ ない .


ut 「 … お ~ い . 」 こんヾ .


gr 「 … 入れ . 」


ut 「 ん . 」 がちゃ .


ut 「 … 今日 位 は , 流石 n (( 」


gr 「 要ら ない … 」


ut 「 もう 二週 間 も 食べて ない やん .  」


gr 「 … 総統 命令 だ . [ 今 直ぐ 戻れ ] . 」


ut 「 … 御免 . 」 ぱたん .


… 本当 , 如何 しちゃった ん やろ .





mob 「 あ , 無能 な 総統 様 じゃ ない です か ~ !!  」


兵士 達 は , 通り すがり に そう 嘲笑う .


返事 を する 気力 が 無くて , 黙って 通り 過ぎる .


gr 「 ……… , 」


mob2 「 返事 しろ , よッッ !!! 」 どんっ .


gr 「 ッぃ゙た , ッ 」 ばさヾっ .


突き 飛ば された 衝撃 で ,


書類 が 全て 床 に 落ちて しまう .


mob3 「 はっ , 雑魚 過ぎ だろ ~ . 」


gr 「 ぁ  , はは … 」


mob 「 ちゃんと 片付けろ よ ? じゃあ な ~ . 」


彼奴 等 は そう 笑い ながら ,


機嫌 の 良さそう に 帰って いった .


gr 「 ……… 」


無言 で 書類 を 拾い 上げる .


tn 「 … ん , gr さん ? 」


gr 「 ぁ , …… ッ 」


tn と 鉢 合わせる . 復活 してた ん だな …


謝ら なきゃ , 嗚呼 でも , 書類 …


書類 , いや 謝罪 , と 思考 が ぐるヾ 廻る .


tn 「 … 顔色 悪い で ? 大丈夫 か ? 」


gr 「 ッだ , 大丈夫 だ … ッ , すま なかった … っ 」


小さく 呟いて , 其の 場 から 逃げ 出す 様 に 走る .


俺 は 何時 迄 , 弱虫 で 居る つもり なの だろう .





tn 「 … 行って しもた な … 」


先程 , しゃがみ 込んで いる gr さん を 見つけた .


話し 掛けた ら , 「 すま ない . 」 と だけ 残して 逃げられた .


tn 「 … あれ , 」


自室 に 戻る と , 1ホール の ケーキ と 手紙 .


手紙 の 内容 は ,


{ tn へ . 仕事 を 沢山 押し 付けて すま なかった .


其の ケーキ は , 皆 で 分けて 食べて くれ . gr }


と いう もの だった .


tn 「 … ッ , gr さん … ッ 」 くしゃ .


思わず 手 に 力 が 入り ,


手紙 が くしゃヾ に なって しまう .


この ケーキ は 確か , gr さん の お気 に 入り の 店 の やつ .


“ 又 今度 二人 で 食べ よう . ” と ,


大切 に 取って おいた ケーキ .


tn 「 … ッ , そう か , あの 時 見えた んは … 」


さっき , gr さん が 沢山 持って いた 何か .


あれ は , 書類 だった んじゃ ない か .


tn < 幹部 全員 に 告ぐ . これ より , 急遽 “ 幹部 のみ ” で ㊙︎ 会議 を 行う . >


tn < か・な・ら・ず , 十分 以内 に 会議 室 に 集まる 様 に . >


よし … ッ





ut 「 幹部 のみ って , 如何 したん tn ち . 」


zm 「 珍しい よな . 」


tn 「 … これ . 」


そう 言って 書記長 が 見せた のは ,


先程 部屋 で 見つけ て いた 手紙 だった .


em 「 これ は … 」


rbr 「 はぁ゙ ~ … 彼奴 は 又 … 」


kn 「 総統 と いう 役職 で 在る が 故 に … やな . 」


shp 「 責任感 と いう もの が , 人一倍 大きい ん でしょう ね . 」


os 「 だから こそ , 一度 思い 込む と , 中々 戻せ ない ん だよ . 」


tn 「 二ヶ月 も ずっと なんやろ ? 」


sha 「 せ やな . そろヾ 止め ない と … 」


色々 な 意見 を 交わす .


会議 は , 長時間 に 渡り 行われ た .





gr 「 … ッぁ゙ ~ … 終わった … 」


一段落 着いた 書類 を 纏めて ,


ぐい ~ っ と 伸び を する .


今 の 時刻 は 夜中 の 十二時 .


そろヾ 皆 眠り に 着いた だろう , と ,


食堂 の 方 へ 向かう .


gr 「 … ぁれ , 」


食堂 への 道中 , 会議 室 の 明かり が 付いて いた .


そ ~ っと 耳 を 済ませて みる と ,


“ gr を 元 に 戻す 為 には … ” だ とか ,


“ gr を 変えた 奴等 を … ” だ とか ,


俺 に 関する 会議 ? の 様 だった .


gr 「 … ッ , 何で …  」


会議 室 の 中 迄 響か ない 様 に 呟く .


俺 何か に 構わ ない で 良い のに .


何て 考えて いた 其の 時 ,


“ やっぱり , 俺等 も 同じ 位 負担 して … ”


gr 「 … ッぇ , それは , ッッ 」 がちゃ .


gr 「 … ぁ , 」


tn 「 !! gr さん , … ? 」


ut 「 こんな 時間 に , 如何 した ん ?? 」


gr 「 … ッ , 俺 に , 構わ なく ても 良い から … ッ 」


tn 「 … 俺等 は , gr を 心配 してッッ(( 」


gr 「 こんな の 大した 事 無い から ッッ !! 」


何て , tn 氏 と 口論 を 始める .


tn 「 そんな ふらヾ で 言われ ても 説得力 無い わッッ !! 」


gr 「 … ッ別 に 心配 される 程 じゃ ない しッッ !! 」


tn 「 心配 する 程 に なって る から 言ってる ん やん かッッ !!! 」


gr 「 徹夜 して 寝 込む 奴 に 言われ たか ない わ ッッ !!! 」


tn 「 ッ … ごちゃヾ 煩い ねん゙ッッ !!! 黙って 心配 され とけ や゙ッッ !!! 」 がしっ .


gr 「 ッぁ , ぅ゙ … ッ , 部屋 戻る … ッッ 」 ぱしっ .


tn の 胸倉 を 掴む 手 を 振り 解き ,


総統 室 へと 走る .


gr 「 … ッ , だめ , 泣いちゃ 駄目ぇ゙ … ッ 」


そう 言い 聞かせて も ,


無情 にも 溢れ 続ける 涙 は ,


止まって は くれ なかった .





ut 「 tn ち , 流石 に 言い 過ぎ … 」


tn 「 ぅ゙ … す , すいません …  」


em 「 … gr さん , 何処 か 自分 に 言い 聞かせる 様 に 言って いた 様 な … 」


と , 教授 が 口 を 開く .


zm 「 ん , ? 」


em 「 ほら , 大した 事 ない ~ とか , 心配 される 程 じゃ ない ~ … とか ? 」


em 「 “ こんな もの 大した 事 じゃ ない . 心配 される 程 では ない . まだ やれる . ” って … 」


em 「 gr さん は 限界 を 理解 して いな がら , 無理 してる ん です . きっと … 」


tn 「 … ッ 」


会議 室 に 不穏 な 空気 が 流れる .


psn < … 今日 は もう , 解散 で 良い ん じゃ ない ? >


インカム から , 軍医 が そう 言う .


tn 「 … そう やな . すまん , こんな 夜 遅く 迄 付き 合わせて . 」


ut 「 ん ~ ん , 気 に して へん よ . お休み . 」


tn 「 … おう . 」





かち , かち , かち .


秒針 の 無機質 な 音 だけ が 響く .


時刻 は , 丁度 朝 の 五時 を 回った .


gr 「 … 嗚呼 , 朝 か … 」


昨日 の 夜 , 飯 を 食おう と 思って 食わ なかった し ,


今 食べる か …


と , 椅子 を 立ち 上がる と ,


足 に 上手く 力 が 入らず , 其の 場 に 倒れる .


gr 「 ぁ , … ? 」


目 の 前 が ぐるヾ と 回る .


頭痛 も 酷く なり 始めた …


立ち 上がる 気力 も 無かった 為 , 其の 儘 目 を 閉じた .





tn 「 … 来お へん なぁ … 」


ut 「 僕 が 見て 来る わ . 」


tn 「 何時 も すまん なぁ … 」


何時 も 通り 総統 室 へ 向かって ,


何時 も 通り ノック を する .


ut 「 gr ちゃ ~ ん ? 」 こんヾ .


返答 は 無い .


ut 「 … gr ちゃん ? 入る よ ? 」 がちゃ .


ut 「 ッ , gr ちゃん !! 」


gr 「 ぁ゙ … ッ , ぅ゙ , はぁ゙ … ッ  」


顔色 は 酷い し 呼吸 も 荒い .


体 は 異様 な 迄 に 痩せて いて ,


今 にも 死んで しまい そう .


ut < … ッ 誰か , 力 有る 人 来て … ッ 総統 室 !!  >


zm < 俺 が 行く . 一寸 待って ろ . >


ut 「 gr ちゃん … ッ , 後 一寸 だから ね … ッ 」


zm 「 di 先生ッッ !!! 」


ut 「 zm !! gr ちゃん が … ッ 」


zm 「 … ッ , 直ぐ 運ぶ . 」





zm 「 psnッッ !!! 」


psn 「 わッ !? 何何 , 如何 したのッッ !? 」


ut 「 gr ちゃん が … ッ 」


psn 「 … ッ , 直ぐ に 診る ね . 」


そう 言って , psn は gr を 連れて 行く .


其れ から 数時間 待った 後 ,


psn から 許可 が 出て , 個室 に 案内 される .


psn 「 … うつ 病 , 栄養 失調 , 拒食 症 , 自律 神経 失調 症 , 学習 障害 .  」


psn 「 これ が , gr に 見られた 症状 だよ . 」


ut 「 そんな に … 」


psn 「 学習  障害 は , 学力 や 記憶 力 が 著しく 低下 する 障害 何 だけど … 」


psn 「 gr は 先天 性 みたい だね . 」


zm 「 先天 性 , ? 」


psn 「 簡単 に 言う と , 生まれ 付き って 事 .  」


ut 「 学習 障害 … 」


彼 が 背負って いた もの の 大きさ を 知って ,


気付け なかった 自分 に 嫌気 が さす .


zm 「 … やったら , gr が ずっと 書類 して なかった のは … 」


psn 「 うん , きっと やら なかった ん じゃ なくて , “ 出来 なかった ” ん だよ . 」


ut 「 … なのに , あんな 量 の 書類 を … ?? 」


gr 「 …………  」


ut 「 … 頑張って たん やね . 」


沢山 の 管 に 繋がれた 儘 眠る 彼 の 頭 を ,


軽く 優しく 撫で て , 医務 室 を 後 に した .





つん , と 鼻 を 劈く 匂い で 目 が 覚める .


眩い 光 と , 真っ白 な 天井 で ,


此処 は 医務 室 だと 理解 する .


gr 「 ぅ゙ … ッ ?! 」


起き 上がる と 急 に 吐き 気 が 襲って 来て ,


咄嗟 に 口 を 押さえる .


gr 「 ぅ゙ , あぇ゙ … ッ ん゙ , 」


psn 「 gr ~ … って , 起きて る !? 如何 か した の !? 」


gr 「 ゔぇ … ッ んきゅ゙ , … っ 」


psn 「 飲み 込ま ない で , 吐いて 良い よ . 」


gr 「 お゙ぇ … ッぅ゙ぷ , ゲホッ , お゙ぇぇ゙ … ッ 」



~ 只今 嘔吐 中 ~



psn 「 大丈夫 ? 」


gr 「 ぅ , ん … 」


良かった , と 言って ,


psn は 個室 を 出て 行った .


gr 「 … 暇 だなぁ …… 」


不意 に 外 を 見て みる と ,


カスミソウ … ? が , 沢山 咲いて いた .


ut 「 失礼 する で ~ … 」 がちゃ .


gr 「 ッ , ut …  」


ut 「 ん , gr ちゃん 起きて た の . 」


gr 「 ぁ , ぅ … 」


ut? 「 起き なく ても 良かった ん やけど ね . 」


ut? 「 てか , 自分 の せい で tn ち が 寝 込んだ の 分かって る ? 」


gr 「 ぁ゙ , ご , 御免 なさぃ゙ … ッ 」 がたヾ .


彼奴 等 が 言う 筈 は 無い の だが ,


耳 に 聞こえて しまう が 故 に , 信じて しまう .


ut 「 gr ちゃん , ? 大丈夫 ? 」


gr 「 ひぅ゙ … ッ , 此方 来ない で … ッッ !! 」 ぱしっ .


彼 から 差し 伸べ られた 手 が 怖くて ,


反射 的 に 其の 手 を 払う .


ut 「 … ッ , gr ちゃん , 落ち 着いて … ッ !! 」


gr 「 やめて … ッ , 来ない でよ … ッ゙ !! 」 がしゃんっ .


ut 「 ッぃ゙ … , 又 来る ね … 」 ぱたん .


gr 「 ~ … ッ , ぐす … ,  」


一人 静か な 病室 で ,


涙 は 止まらず , 溢れ 続けた .





ut 「 … , 駄目 だった わ … 」


psn 「 … そっか . 」


ut 「 … 医者 でも 無い 僕 が 言う のも 何 だけど さ ,  」


ut 「 対人 恐怖症 … じゃ ない かな . 」


対人 恐怖症 .


人 との 会話 や 対面 に 恐怖 を 覚える のが 主 な 症状 .


psn 「 可能性 と して 有る と 思う よ . 」


其の 時 , ジジジッ と 彼 の インカム が 鳴る .


psn < … gr , ? >


gr < ひッ , 独り , 怖い … ッから , 誰か , 連れて 来て … , ッ >


psn < … di 先生 でも , 大丈夫 ? >


gr < 良いッ , 良い から , 連れて 来て … ッ >


psn 「 … di 先生 , 行って くれる ? 」


ut 「 おん , ええ よ . 」


先程 インカム から 漏れて 来た , 彼 の 声 .


酷く 震えて いて , 微か に えずく 音 も 聞こえた .


ut 「 … 失礼 します . 」 がちゃ .


gr 「 ぁッ , ut , utぅ゙ … ッ 」


彼 は ベッド から 立ち 上がり , 此方 に 向かって 来る .


… が , やはり 自律 神経 失調 症 が 有って か ,


其の 儘 転けた .


gr 「 んぇ , … ッ 」


ut 「 あ ~ ヾ , 無理 に 立とう と せん で ええ よ .  」


gr 「 うぇ゙ … ッ , ひぐ … ッ  」


転けた 衝撃 で 泣いて しまう .


… 本当 , 手 の 焼ける 総統 やな .


ut 「 泣か ない で … ほら , ベッド に 戻ろ . 」


gr 「 ん , ぅ゙ … ッ 」


gr ちゃん の 涙 を 拭って , 軽く 頭 を 撫でる .


其の 儘 支え ながら , ベッド 迄 連れて 行く .


彼 は 吃驚 する 程 軽く て .


… 手 を 離し たら , パッ と 消えて しまい そう で .


ut 「 … gr ちゃん はさ , 何で いっぱい 徹夜 した  り した の ? 」


ut 「 慣れ ない 事 を する のは , 苦し かった やろ ? 」


gr 「 … ッへ , 兵士 達 がね … , ? 」


gr 「 tn が 寝 込んだ のは 俺 の せい だ , って …  」


gr 「 管理 不足 だって , 無能 だって , 言って た から … ッ 」


ut 「 … , ! 」


そんな 事 言っとる 屑 が 居る んか … ??


幹部 総動員 で リンチ ( と いう 名 の 拷問 ) せな な …


gr 「 俺 が 書類 全部 やった ら , 皆 , 苦しく ない かな って , 」


gr 「 辛い 思い , しない かな って … ッ  」


gr 「 だった ら , 今 迄 皆 を 苦しめた 分 , 俺 が 背負わ なきゃ , って … ッ  」


gr 「 俺 は , 皆 の 総統 様 だから … ッ  」


彼 は 泣き ながら も ,


正直 に , 今 迄 の 事 を 話して くれる .


総統 と いう , 人 の 上 に 立つ 役職 は ,


其れ と 同時 に 多大 なる 責任 が 伴って しまう .


… 彼 には 其れ が , きっと 普通 より 重く 伸し 掛かった .


… マジ で 兵士 は 何 を して んの ??


gr 「 俺 は , ッ 国 を 支える 柱 だから … ッ 」


gr 「 皆 の 分 を 背負って 立た なきゃ いけない から … ッ 」


ut 「 … 大丈夫 . 其れ は , gr ちゃん だけ で 背負わ なきゃ いけない もの じゃ ない よ . 」


gr 「 ッ , ぇ …  ? 」


ut 「 国 を 支える のは , gr ちゃん だけ じゃ なく て , 幹部 の 僕等 も 持つ べき 責任 . 」


ut 「 一人 で 悩ま ない で , 皆 で 分けっこ しよ ? 」


ut 「 幹部 は , 総統 の 分身 の 様 な もの . 」


ut 「 皆 で 一つ 何だよ . 別々 じゃ ない の . そう 思わ ない ? 」


gr 「 … ぅん , 一つ … , 」


ut 「 ね , 皆 で 分けて , 皆 で 苦しい も 乗り 越える の . 」


ut 「 皆 は きっと , 手伝って くれる よ . 」


gr 「 … ッうん … ッ ! 」





ー 古ぼけた 絵本 ー ( 一部 抜粋 )


“ むか ~ しヾ , とある くに の そうとう さま が いい ました .


「 われわれ は かぞく だ . くるしさ も つらさ も わかち あう もの たち だ .  」


こくみん は もり 上がり ました .


しかし ある日 , そうとう さま は ひとり で くるし んで いました .


その とき , かんぶ さま が いい ました .


「 ぼく たち は , くるしさ も つらさ も わかち あう かぞく なん でしょ ?  」


「 ほら , みんな で 分けっこ しよう . 」


そうとう さま は なき ました .


人 の やさしさ , あたたかさ に ふれて ,


今まで ためて きて いた もの が , あふれ だして しまった の です .


そう やって ささえ あって いける かんけい を きずいた その くに は ,


やがて せかい いち の たいこく と なった の でした . ”


其の 伝説 の 大国 は ,


朽ち 果てる こと なく , 歴史 に 残って いった .





gr 「 それじゃあ , 行くゾ ? 」


os 「 何時 でも ええ で !! 」


tn 「 御前等 巫山戯た ら 殺す で . 」


ht 「 怖いヾ … 」


kn 「 んな 訳 ねぇ よなぁ !? 」


ut 「 だよなぁ !? 」


sha 「 行く ぜ 相棒 . 」


rbr 「 了解 , 相棒 . 」


ni 「 騒がしい 位 が 俺等 らしい な .  」


zm 「 其れ は そう やな !! 」


psn 「 こう やって 円陣 組む のも 悪く ない ね .  」


em 「 shp 裙 … 痛い … 」


shp 「 否ヾ , 気 の 所為 です って !! 」


ci 「 そ ~ やで em さん !! 」


gr 「 まぁヾ … せ ~ のッ !! 」


gr 「 世界 の 主役 はッ !!  」


all 「 我々だッッ !!! 」


















⋆͛‪‪_𝐞𝐧𝐝_⋆͛‪‪




































御閲覧 有難う 御座い ました !!

初 投稿 です が 如何 でした か … ?

では , 他 の 作品 で !!

この作品はいかがでしたか?

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