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Hayato side
ソファーに横並びに座る
顔を見ると本音が話せないような気がしたから
「俺と、別れたいの」
「…え?」
意外な言葉だったのか聞き返されたが、すぐに検討がついたようだ
「…柔太朗か」
「…どんな事でも、…受け止めるから、話して欲しい」
俺の言葉に少し考えた様子だったが、仁人はボソボソと話出した
「俺、勇斗の幸せの邪魔になりたくなくて」
「邪魔になる時がきたら別れようって思ってる」
殴られたみたいな衝撃だった
なんで付き合ってるのに、別れること考えてんの
邪魔ってなんだよ
意味わかんない
でも、ぽつりぽつりと極力自分の考えに一番近い言葉を選んで伝えているであろうことはわかる
仁人なりの俺への愛情なんだって事もなんとなく理解した
「そんな事考えてる仁人の事も好きだけどさ」
常に色々と難しく考えて
不器用だなと思うけど、そんな所も好きだ
だけど
「俺は、ずっと仁人と一緒にいたいよ」
「ずっとなんてわかんないよ」
素直な気持ちだけど、仁人はいつもその通りには受け取らない
「誰でも気持ちなんて変わるんだから」
仁人は、なんでそう思うの
「…俺のこと、信用出来ない?」
「そうじゃないよ」
不安?
葛藤?
責任?
「…仕事、とかグループ、とか男同士、とか未来、とか俺の気持ち、とかも考えないで全部忘れてさ」
「うん?」
「全部考えないで、忘れて…、残る、仁人の気持ちって、何…?」