ちょっと待って!どういうこと!
状況が理解できない私は一度落ち着こうとした。
よし落ち着いてきた。状況を整理しよう。
待って、もしかして?その時、背中に冷や汗が流れた。
(よくある転生した〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????)
やっと自体が理解できた。私、真愛実 叶愛はフォーチュンナイトという乙女ゲームの悪役令嬢「アリーシャ・フォークド」に転生した。ってことだよね。
ていうか本当に転生ってあるんだね。(そこは冷静)
でもアリーシャて悪女だよね。実はフォーチュンナイトで一番好きなキャラがアリーシャなのだ。私はずっと悪女に憧れていた。めっちゃ嬉しいんですけど!
今のアリーシャは7歳だよね。じゃあ聖女は今は12歳か。
この国には聖女という人がいる。聖女は乙女ゲームのヒロインだ。ゲームをしているときこの人の考えに共感できなくてクリアに結構苦労したのよね。
ふぅ。頭を使ったら疲れた。私はとりあえず近くにあった椅子に座った。
そういえばアリーシャは最終的に国外追放されるのよね。でもそんなのはごめんだわ。
国外追放されないためには王子に嫌われないようにしないとね。
けど私は悪女らしく生きたいのよね。どうしようかしら
私はいい案を出すため外に出た
バンッ 思いっきり部屋のドアを開けた。
「おはようロゼ!」
「えっ!アリーシャ様!?」
ずいぶん驚いているわね
まあそうよね、挨拶も早起きも昨日までのアリーシャはしたことがなかったもの。
家族にも飽きられるくらいに傲慢で、口を開けば文句ばっかり。
でも、さようなら今までの私
今から努力して世界一の悪女になってみせるわ!
「そうと決まれば勉強ね!やることはたくさんあるわ!」
最高の悪女なら具体的にも強くないとね
ふと窓を見ると外に誰かいた
まぁアルバートお兄様じゃない!
「お兄様!」
「おはようアリー。珍しいねこんな朝早くに」
「私にも剣術を教えてください!」
「どうして急にそんなことを?」
「強くなりたいのですわ」
「嘘だろ」
「なっ。アランお兄様!」
「どうせいつもの気まぐれだな」
「ヘンリーお兄様まで!」
「まあまあ、、、構わないよ」
「ただ今すぐにと言うわけにはいかない」
「剣を持つには体力をつけないとね。一日に腹筋百回、腕立て五十回。
一週間できたら練習を始めようか」
「まぁ続かないだろうけど」
「同意見」
できるわけ無いと思っているのね!
「もう!馬鹿にしないでください。来週楽しみにしていますわね」
コメント
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よっしゃあ!やっと2話読めたぞ!素晴らしい作品ありがとうございますぅ!