「わっ!!」ベッドから落ちて目が覚めた。最悪の目覚めだ。ササッと、歯磨きやらを終わらした。(あ〜そういえば昨日市役所から変な資料もらったな、一応見とこ)そう思って資料を見ると、「え!?」「父、母は有名人。今は海外に住んでいる」…ってなにこれ。私親いるんだ。家もある。お金は困ってなさそう。年齢は…え。17歳じゃない。15歳…ってことは中3か。荼毘くんに嘘ついちゃった。中学校も一応通ってる。「凝山中学校」って書いてる…凝山中学校って轟くんが通ってた中学校だよね!?運命じゃん!!!ってか情報量多いな。早くもホテルを出て、自分の家の住所に向かった。家は、一軒家。2階建てで、鍵はポストに入っていた。(入っていいんだよ…ね? )… ガチャ。家の中は思ったよりも広めで、2階には自分の部屋があった。自分の部屋にクローゼットがあって、制服が入ってあった。他にも、私服やパジャマなどがあった。(こんな服着てたんだ…)入っていた私服に着替えた。とりあえず、机の上に置いてあった財布を持って朝ごはんを食べることにした。家を出て歩いてすぐにコンビニがあった。(便利だなぁ)なんて思ってたら、「あの人イケメンじゃない?」「たしかに!あんなイケメン見たことない!!」「声かけてみようかな〜」そんな声が聞こえてきた。ふと見ると(えぇ!!あれって轟くんじゃない!?)それは間違いなく、轟焦凍だった。(たぶん買い物…?ってかカッコよすぎでしょ!?アニメで見るより何億倍もカッコいいじゃん!!!さすが私の推しぃぃ!!)轟くんはそのまま通り過ぎっていった。私はコンビニでパンを買い、寄り道せずに家に帰った。(はぁぁ…マジ最高すぎでしょ!!推しに会えるなんて…さいこーすぎる!!!!)そう思いながら朝ごはんを食べた。「そういえば明日からふつーに学校じゃん!」思わず声に出てしまったが、明日から凝山中学校に行くことになる。(友達とかいるのかな〜?)と思い、自分のスマホの中をみてみた。そこには「明日香」っていう人とクラスのグループラインらしき連絡先があった。あと親。明日香とのラインの履歴を見てみた。会話の内容は、「放課後カフェ行こ〜」みたいな感じ。 たぶん友達っぽい。クラスのグループラインも一応見てみた。自由に会話している。THE中学生みたいな。明日行ってみないと分からないしなぁ…「あ」(そういえば場所分かんないな)「暇だし行ってみよ!!」そうと決まればすぐ行動!!置いてあったバックに最低限のものを入れてGO!スマホのアプリにマップがあるのでそれを見ながら前に進む。(えっと…ここをまっすぐ行って、あっちを右に曲がるのか)家から10分くらいで中学校に着いた。「ここかぁ…」学校は意外と大きかった。(明日からここに通うんだ…轟くんも一緒だよね、たぶん話せないけど)家に帰ってお昼ご飯を食べることにした。
コメント
4件
こんな世界線行きたい…
センスありすぎてすごい好きです