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ある日の昼下がり…
 春蘭「あ、今日返済日… 」
 俺の両親は借金だけを残して
空よりも高いところに行った。
悲しいというか、嬉しいというか…
そんな気持ちだったかな。
 春蘭「行くかぁ…」
 重い腰を上げ、立ち上がる。
立ったのなんていつぶりだろうか。
 春蘭「お金…あ、あった。
…行ってきま~す」ガチャッ
 ドアを開け、外に出る。
 春蘭「うっ…眩し。」
 目眩がする。あと頭痛も。
でも、外に出るといつもこうだから
もうなれた。
 ~返済場所付近~
 春蘭「ハァ…ッハァ、やっと着いた…
あれ…?」
 急に視界がぼやける 。
意識が遠退いてゆく。
あともう少しで金を渡して帰れるのに…
バタッ
 …そこで俺は意識が途切れた。
 したっぱ「チッ…まだこねぇのかよ
あ…?あれは…
って倒れてないか…?」