ーATTENTIONー
・百合&デスゲームとかいう時代の方は地雷でしか無い話。
・死ぬし鬱だし色々酷いです。
グロも百合も大好きだ!!好きで好きでたまんねぇ!という方はどうぞお進みください。
▽進む
スピーカーから教室に響き渡る凛とした声。皆の顔は驚きでありふれていた。
教室が騒然としだすその時、ガラリと扉は勢いよく開かれる。皆驚きで教室は静寂で包まれる。
腰まで伸びた艶のある黒い髪に青を基調とした狐のお面と制服。隙間から見える顔は─切れ長の目に整った鼻筋。とても綺麗な人だ。
「皆さん、こんにちは〜私がこの教室を担当する_トッコ。さぁさぁ、皆、私を楽しませて頂戴?」
そう言うとトッコさんは目を細め、にんまりと笑った。
「デスゲームって何なんですか?!私たちが何をしたって─!!」
クラスメイトの1人が声を荒げて言う。うんうん、当然そう思うよな──
「おぉっと、今から説明するところだったんだよ。少しお静かに出来るかな、お嬢さん?」
…そう言うとトッコさんはルール説明を始めた。
「1つ─教室で皆の命をかけて戦ってもらいます。勿論、手を組んだりしても良いよ。でも─結局生き残れる子は1人だから、意味ないかもね〜…2つ─1時間おきに命令が発表される。それに従わないと─言わなくても分かるよネ♪最後に3つ─クラスで生き残っても最後に学校で戦うから、そこのとこよろしくネ?」
__成程ね…取り敢えず弱い人から蹴散らしていかないと…
「ちょっ、やめとこ、ね、何があるかわからないじゃない─」
親友らしき子が止めた時、もう遅かった。
─あの子の頭が破裂した、風船みたいに。脳や目玉が飛び散って辺りに赤い湖が出来ていた。あぁ、あの子は死んだんだ。って、トッコさんは心なしか少し物寂しい顔をしていた。
必死に死人に向かって泣き叫んでいる。もう戻ってこないというのに──
あの子は憎しみと悲しみと涙で─ぐちゃぐちゃな顔だ。復讐を決意した、みたいな。そんな顔。
「、他に、棄権したい方は?」
それぞれ顔を見合わせたりしていたが、誰も手を挙げる者はいなかった。
「宜しい!じゃあ始めよ〜♪あ、伝え忘れたけど…武器は1人殺すと私が渡してあげる。最初は皆素手とかハサミで、自分のものを使ってね、じゃあ…頑張ってね〜♪」
トッコさんは最後に手をひらりと、皆は動かなかった。当たり前か、皆死にたくないもんね。
「なんで皆動かないの?あ、そっか〜命令がまだだったね、ちょっと待っててネ〜」
トッコさん、呑気な人だな…、そう思った途端スピーカーからチャイムがなった。
皆はそれぞれ嫌いな人だったり__仲の良い子は仲の良い子同士で傷をつけ合っていた。持っていたハサミだったり何だりで。
私はどうしよっかな─いつも独りだから…。
するとトッコさんがこちらを見つめていたことに気付いた。
「…ん〜、そこのお嬢ちゃん、独りなの?私が傷、つけてあげるネ〜♡」
そう言うとトッコさんは私のもとへ近づいてきた。あ、まずいかも…
「…手首、出して?」
諦めて手首をトッコさんに呈する。トッコさんは長く伸びた爪ですすす…となぞっていった。少しのくすぐったさの後は手首から血があふれていた。トッコさんは─いつもに増してニコニコしている。
「…私君のことが気に入っちゃったかも、名前…教えてくれる?」
気に入った…?私気に入られるようなことしたか…?でも大人しく従っておこう…
「…は、はぁ…、私は──」
続く、?
コメント
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グロも百合も大好きだ!!好きで好きでたまんねぇ奴です() 語彙力プリーズ…
ぁぁぁぁぁ…好きすぎます好きすぎます(((((
((((好き)))) もう大好きですこういうの大好物でs(((