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1話1話がまぢ短い
今回は珍しく水青
ビターエンド?ってやつ
苦手な人はばいばーーーい
水青
死ネタ有
ご本人様とは関係ありません
「──ねえ、いふくん。夏、嫌い?」
教室の窓際、蝉の声が遠くから重なって、空がにじむ。
稲荷ほとけがそう言って笑ったのは、六月の終わり。
そのときの風のにおいと、ほとけの笑い声を、俺はまだ忘れられない。
そして同じ夏の終わり、
ほとけは──この世界から、いなくなった。