曲パロです。
歌はなるみやさんの「だって優等生」
「お母様、お茶を入れてまいりました」
「目障りだから早く消えて」
「…はい」
私 生涯だって優等生
大人たちの 従順な犬でありたいの
「先生、次の時間の準備やっときました(ニコッ)」
「おぉ、ありがとう。やっぱ気が利くな”優等生”は」
「アオちゃん好きだ!付き合って!」
「う〜ん3点♡シンプルで面白みがないよ♡」
「あははははははは…」
「…」
忠実に生きてこそ。 脳が足らない雑魚(あいつら)と違うの
「さすが鈴風さんね。」
「あの子は真面目でやさしくて、欠点が一つもないですよ」
たちまちほらね もうお気に入り
「私だってみんなの前でホントの自分でいてみたい。
でも、わたしは”優等生だから”そんなことをしたら
友だちが増えるどころか、信頼を失う。
でも、ちょっとくらいありのままの自分ですごいてみたいよぉ」
汚らし 涙で濡れた 心の奥の深い穴を埋めて欲しいなら
密やかに かつ鮮やかな 弱みを晒しましょう
これも社会のお勉強ね
「手伝って」
「はい」
「それしといて」
「はい」
「それもやっといて」
「はい」
「留守番してて」
「はい」
私 生涯だって優等生
大人たちの 従順な犬でありたいお年頃
「アオちゃん好きだよ!付き合って!」
「無理♡」
「葵〜」
「なぁに?ねねちゃん」
「あっ、アオちゃんいっちゃった…っていうかつーちゃん大丈夫?」
「…大丈夫だよ!」
「そっか、それなら良かった。じゃあ一緒行こ!」
「いいよ!」
「やったー!」
「ほんとに素で好かれていて…羨ましいボソ」
「?なんか言った?」
「ううん、何も」
「じゃあ行くよ!」
君は 生涯到底劣等生
私よりも幸せにならないでね
「ホントに、自由な人…」
ああ、自由に生きる君が私よりも
幸せにならないでね!
「今まで私はずっと理想の自分を求めて、作って、磨いてきた。
それはこれからも変わらない。変えられないんだよ。」
白い肌と名前の 私に似合う私でいたいよ
弛まず欠かさずに媚び売り
「ほんとに、茜も馬鹿だけど、あおいとかねねちゃんもばかだよねwww
あぁぁ、そんなに素の自分でいながらも
いや、多少は隠しているかもしれない。
それでも、好かれるという事実が腹ただしい」
穢らわし 私の中の 酷く濁ったソレに誰も気づきませんように
「生まれつき」?「灰色の域」? そんなんどうしようもない
四つ折りあの日のカルテ
「あぁ、自分なんてどうせ生きていても無駄だし、死んじゃおうかな
でも、それは優等生のすることではないでしょう?
私は何をやってもうまくいかない。
でも、演技だけはうまく行っている。
これからも続けなきゃな
だって私は優等生でなくちゃ
素の自分でいたらゴミと同然だから」
反抗の先は伽藍堂 生まれた時が汚点の私だから
泥水で浸った脳には
あのボロ雑巾がよく似合う
「鈴風さんあなたは…」
わたし…
「一種の発達障害です。」
私、障害だって。
「ねぇ先生」
「なんですか?」
「大人たちの従順な犬でなくちゃ生きられない?」
「え?どうしたんですか、急に」
「…いえっなにもないです!」
「?そうですか…」
「ではまた来てくださいね」
「はい」
「あおちゃん♡」
「なぁに?茜くん?」
「好きだよ。付き合って!」
「無理♡」
「グハッ」
「…ほんとに自由な人たち
むかつくボソ」
自由に生きる君が私よりも 幸せになってんなよ?
「ああああああああああ!」
「逃げられない違和感に咽び泣き!」
「無垢な心蝕む 破廉恥」
「大人になるとは毒も頬張ることよ」
「幸せになりたいの…」
「つーちゃん?」
「っ、茜?」
「そうだよ」
「なんでここにいるの」
「最近つーちゃんが変だからつけてた」
「グスッ そっか」
「それでさっきのきいてたけど…
どういうこと?ゆっくりでいいから教えて?」
「…ううん。なにもないよ」
「そっか…
じゃあ僕行くね。つーちゃんも早く来なよ。」
「うん♡また後で」
ガラガラガラガラ
「これからも、私の人生は演技をしている自分で過ごすのか笑」
生涯だって優等生 これでいいの! 従順な犬でありたいの
「幸せになりたい」
ガラガラ
パタン
なんかこの曲聞いてから、
かきたいなと思って1時間で書いてみたから
めっちゃ変
ごめんなさい
コメント
2件
共感