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紅き跳ね馬

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夏合宿

♥

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2022年08月04日

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夏合宿当日


「あーつーいー!」

「暑いな!」


日差しは強く、暑さはかなりあった


「これトレーニングなったらやる気失せちゃう!」

「でも、やるしかないだろ!」

「う〜」


「夏だー!」

「テイオー?!」

「ローマかなり暑そうじゃん!」

「そういうテイオーも暑いはずだけど?」

「暑いけど、海とか興奮するじゃん!」

「全く、テイオーさんいつも元気ですわ」

「マックイーン」

「テイオーさん、マックイーンさんも!」

「あっ!キタサン、ダイヤまで!」


キタサンブラック

トウカイテイオーに憧れを持つウマ娘で、父が有名な演歌歌手。サトノダイヤモンドとは小学生の時から仲良し


サトノダイヤモンド

マックイーンに憧れを持つウマ娘で、サトノグループの娘。キタサンブラックと同じ小学生の時から仲良し


「ローマさんも頑張りましょう!」

「さすが令嬢…」

「んじゃ、トレーニングやるか!」

「はーい」




「負けないよローマ!」

「こっちだって!」


2人はスピードをあげるためのトレーニングを行っていた


「ローマさんやっぱりすごいな!」

「クラシック未だ負け無しですもんね!」

「2人とも、ローマのレース見てくれてたんだね」

「はい!テイオーさんを抜いたあの時は驚きましたよ!」

「凄かったなあの時!」


「トレーナー!トレーニング終わったよ!」

「よし!じゃあ戻ろうか!」


俺達は合宿所に戻った


歩いている時

「そういえば、明日の夜夏祭りがあるんでしたわね」

「夏祭りか!楽しみ!」

「ダイヤちゃんも一緒に行こう!」

「うん!」

「夏祭りか!俺も子供の時行ってたな!」

「トレーナーも行ってたんだ!」

「まぁね」


合宿所

「バイキングだから食べすぎたな…夜走ろう」


俺は毎日夜にランニングを行っている。レーサー時代からのルーティンなのだ


「…………ふぅ」


(無敗の三冠か…)


挑んだウマ娘がいた中で、なれたのはたった5人、ルドルフ会長はその中で無敗。それ以降、無敗の三冠は現れなかったが、ローマはそれになろうとしている


「絶対三冠取るぞ!」




合宿2日目

「今日は遠泳をやるよ」

「遠泳?」

「菊花賞は長距離だから、スタミナがないと勝てないぞ」

「わかった!」

「その前に、ひとりじゃあれだから…」

「?」


「ローマさん、遠泳頑張りましょう!」

「よろしくお願いしますローマさん!」


キタサンブラックとサトノダイヤモンドだった


「2人か、なんか頑張れそう!」

「よし!じゃああの沖を折り返し地点にするよ!」

「遠っ!」

「無敗の三冠とるんじゃなかったのか?」

「うぅぅ」

「んじゃ行くぞ!」


3人は遠泳を始めた!



ゴール後

「疲れたー!」

「ローマさんお疲れ様!」

「よく頑張ったなローマ!!」

「ありがとう!」


無事3人は泳ぎ切った!


「これが長距離のトレーニングか」

「これを乗り切らないと、長距離苦手になるだろ?」

「けど、キタサトが頑張ってる姿みてたら頑張れた!」

「ローマさん疲れが吹っ飛んだような気ですね」

「ハハハ!」


夏祭り当日

「屋台がいっぱい!」

「今日は頑張ったから楽しみな!」


俺とローマは夏祭りに来ていた

屋台など色々堪能した


「ローマ、花火どこら辺で見ようか?」

「ここら辺だと混んでるな〜」

「じゃあ!」


ローマに連れて行った場所は、人気のない浜辺だった


「ここなら見れるよ!」

「本当だ!」



ヒューーーーーーーー ドッカーーーーン!!


大きな花火が打ち上げられた


「綺麗!!」

「トレーナー」

「何?」

「ありがとう…」

「え?」

「私、まさか負け無しでここまで来れたのすごいと思って、しかも無敗の三冠達成まであと少しという所まで…」

「俺も正直、新人トレーナーなのに偉業達成のあたりまで行けるなんて思ってもいなかった…」

「トレーナー…」

「だから、無敗の三冠やってやろうって思って!」

「…うん!私無敗の三冠絶対なってみせる!」

「おう!頑張るぞ!!」

「「おーー!!!!」」


2人で誓った「無敗の三冠」という偉業を


ローマは必ずやってくれる!!



9月下旬

神戸新聞杯GII


「スクーデリアローマ!1着でゴールイン!

菊花賞に向けてまたひとつ勝利を刻みました!!」

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