タツノオトシゴ

タツノオトシゴ

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岩本 side

数ヶ月ぐらい経った日。

俺はいつも通りふっかの面倒を見に来た。

ふっかはまだ寝ている

死んだふりでもしているかのように。

その時 ､

ふっかの目がぴくっと動いた。

💛「  え….ふっか ､ ？  」

名前を言うと ､

俺が握っている小さなハンドモデルのような手が

ぴくり動く。

俺はその様子を見てぎゅっと手に力を入れる

💜「  ….ひかる ､ いたいって ､ わら  」

力のないふっかの声に俺は反応して

力強く抱きしめた。

💜「  う”ーっ….わら  」

💛「  ぁ ､ ごめんっ….  」

💜「  いーよ別に。それぐらい寂しかったって事が分かるし。わら  」

💛「  今までどこ行ってたの ….  」

💜「  んーとね ､ 暗くて照が居ない世界  」

💜「  そこをずっーと彷徨ってたの  」

今だから笑えること。

そこにずっと居たふっかは怖いと感じていたと思う。

💛「  怖かったでしょ  」

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💛「  怖かったでしょ  」

そういい俺をまた優しく包んでくれる

俺の唯一の光。

怖いって感じてるのを察して優しくハグしてくれる照は大好きだ。

🖤「  岩本く＿＿＿  」

めめが病室に入ってきた。

俺とめめはぱちりと目が合った。

めめは目を見開いて ､ 俺に駆け寄って来て ､

泣き崩れていた。

右には泣き崩れてるメンバー

左にはずっと見守ってくれた恋人

俺は気になったことを聞いた。

💜「  めめ。なんでそんな泣いてるの。わら  」

めめは俺をぎゅうっと抱きしめて一言言う

🖤「  だって ､ だって ､ ふっかさんとまた話せるとか嬉しいし ､ こうやって抱きしめて ､ 嬉しいんです。とにかくっ …  」

こんな愛されてんだな。

そう実感した。

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後書

きり悪いですね…

申し訳ないです🙇🏻‍♀️

この後に男性妊娠表記などあります。

そういうのが無理な方は見るのをお勧めしません。