テラーノベル
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敵の弱った声が聞こえてきて、それが面白くて、楽しくて、殴れば殴る程悲鳴を上げる。
私 「あはははははははははははは!もっと!もっと!泣き叫べ!
アイツの苦しみはこんな物じゃないんだよ!!」
完全に狂ってる。昔のゾディアークと同じ。人の絶望を楽しんでいる。
辞めてくれ…アイツは望んで無い…ゾディアークは、お前が大事だから庇ったんだよ。
なのに、こんな狂ったお前を見たら、きっとアイツは哀しむよ。
私 「はぁ…はぁ…死んだ…あはははははは…!まだ…殺したり無い…全部…
破壊する…そうじゃなきゃ…アイツは…あはは…」
意識がおかしくなっていく。手には血がついている。身体が動かない。
嗚呼、 私はもう死ぬ、殺したり無いのに…復讐するから…だから…死ねない…!
ゾディアーク 「バハムート」
私 「え…?」
私は目を疑った。ゾディアークが私の目の前に居る。だが、身体は透けている。
私 「何…で…?」
ゾディアーク 「お前、私に破壊は止めろと言っていたくせに、自分がやるんだなぁ…?」
私 「でも、こうしないとお前が…」
ゾディアーク 「馬鹿だな。何で相棒が壊れる事を望むんだよ。
幸せに生きてくれたら嬉しいんだよ」
私 「私の幸せは!お前と生きる事なんだよ!頼むから、
私をおいて逝かないで!」
ずっと我慢していた涙が溢れた。
ギュッ
ゾディアーク 「馬鹿だな…おいて逝かないよ。ずっと…側で見守ってるから…
だから…笑って…」
ゾディアークは涙を流して優しく言った。
ゾディアーク 「約束…守れよ…たった一人の相棒なんだからさ」
私 「分かった…絶対に…見ていろよ!」
ゾディアーク 「おう、またな。相棒」
私 「…またな」
そう言ってアイツは消えた。優しい笑顔を見せて…
あれから何百年と経った。
至高神によると、私は心の病らしい。傷が深い為、回復期間が長いそうだ。
私 「ゾディアーク…あの時…止めてくれてありがとう…
今度は…愛を忘れないよ」
ゾディアーク? 「頼んだぞ。バハムート」
私 「…!」
一瞬、アイツの声がした。私が言える事はたった一つ。
コメント
2件
二人が相棒的存在・・・!?最高ですね👍こういう天から見守ってるっていうストーリー大好きです!ありがとうございます!