正直言ってElliotは限界だった。
仕事場で働いていた時からずっと思っていたことだ。
毎日ピザ屋に行って、ピザを焼く。接客、配達…その他諸々全てElliot1人で行っていた。
最初の方は少し大変だと思っていたが来る客は割合的に良い人が多い方でまだやっていけていた。
1人で働く事に慣れた頃、Elliotの店はそこそこ人気になっていた。
人気になって嬉しかったElliotはピザの新作を出してみたり、お客さんにそのピザを試食してもらうくらいには嬉しかった。
だが人気と同時に店を嫌う人も出てくる。そこまではよかったのだが、客に迷惑をかけたり店の壁に落書きしたりと今で言う悪ガキかヤンキーのような事をやられていた。
それが続くにつれてElliotは疲労していった。1人で店を動かしていると知った客はなんとかヤンキー達を止めようとして話に行ったが返り討ちにされて終わった。
まだ直接は関わってないからマシか、などと思っていた時、夜11時。Elliotの帰る時に背後から鈍器で殴られた。頭に感じた鋭い痛みに顔を歪めて気がつくと倒れていた。
胸から倒れたのか息が出来ない。ズキズキと痛む頭を抑えようとするが手が動かない。
頭から生暖かい液体が流れ出てくる。これは血か?それだと相当固いもので殴られたんだな、と意外に冷静な頭で考える。
考えれば考えるほど頭が痛くなってくる。止まらない血が地面に水溜まりとなる。
瞼が重くなってくる。ここで終わりなのか?と薄れゆく意識の中で考える。
目を閉じて死ぬのを待っていた時、誰かに揺さぶられて目をゆっくりと開ける。
「あ?起きた。なあここどこか分かるか?」
「………え?」
目を開けるとそこには灰色の肌のサングラスをした人が立っていた。
久し振りみんなあ!!!!!!!!スランプうううう!!!!!!
コメント
8件
初コメ失礼します。 え、表現好きです。エリオットくんはもっと疲労で苦しむべきだと思います。スランプキツイですよね、分かりますほんと、書きたいなーって書いてみたら続きが出てこない的なことありますよね。 とにかく字面が好きです。
えっなんかアイコンかわい
姉御相変わらず最高です…😭🫂