第三章 ズンパラ、地獄を探検する
ズンパラは、また死んだわけですが、気づいたら、目の前に鬼がいました。鬼は、まるで鉛筆のような角が生えていて、身長は3mほどありました。その鬼が低い声で
「お前は本来ならば、天国で死んだとみなされ、地獄におくられることもなく、ただただ、無限に死んだほうが楽になれると思うような苦しみを味わい続けるだけだった。神様のご慈悲をありがたく思うんだな。」
と言いました。鬼のはなしだと、本来ならば、無限に苦しみを味わい続けるところを、神様が地獄おくりにしてくれたようです。そして、鬼に地獄を案内されました。鬼が右のほうを指さしました。
「あそこにあるのが、復活の門だ。あそこから出れば、生き返ることができる。だが、生き返る場所はランダムだ。ただし、鍵がかかっている。鍵を手に入れるには、鬼の看守を1対1で閻魔様監視のもと戦い、勝たなければならない。」
と言いました。そして、後ろにある鬼が座っている場所を指さしました
「あそこが、カウンターだ。あそこに行くと、鬼との決闘を申し込むことができる。カウンターでは、ほかにも、霊となって現実世界に行くときもカウンターに行くといいぞ。あとは、お前らを苦しめるための地獄だけだ。」
ズンパラは聞きました。
「霊となって現実に行くってどういうことですか?」
鬼は言いました。
「死んだ人間は、現実世界の好きな場所に行くことができる。時間は10分以内だ。帰りたければ、いつでも帰ることができる。回数は人によるがな。回数の基準は、死んだときに、現実にどれだけ未練を持って、恨んでいたかだ。現実に行くごとに、現実のものを一つだけとってくることができるぞ。
さあ、質問の時間は終わりだ、灼熱地獄に行くぞ。」
ズンパラは言いました。
「待ってください、カウンターで私は何回現実に生き返ることができるか聞いてきていいですか?」
鬼は
「チッ、仕方ねえな、早く見て来い!」
そして、ズンパラはカウンターの鬼に尋ねました
するとカウンターの鬼は
「お前が現実世界に行くことができる回数は1回だ。」
と言いました。
コメント
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回数少なっ