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第1話
kr視点
教授「したがって、ここは__。」
「……」
チリーン……
教授「…では本日はここまで。」
周りがざわつき出す。ほとんどの生徒は友達、あるいは恋人とともに講義室を出ていく。
「はぁ〜……」
あいにく、ここに友達はいない。俺はひとりきりの教室で教材をまとめ、カバンに詰め込んで教室を出た。
ただなんとなくで入学した大学、何か楽しいことがあるんだろうと思っていたが、数年前と何ら変わらない、退屈な日々を過ごしてもう2年目。
友達だって、高校の頃の同級生しかいない。彼女なんて以ての外だ。
「好きでぼっちなんじゃねぇし……」
虚空に向かってぼやく。
??「き〜りやん!!」
「ぅおっ!?」
急に後ろから抱きつかれ、前に大きくよろける。
なんとか体勢を立て直し、抱きついてきた奴の名前を呼んだ。
「っ、おい!あぶねぇなBroooock!」
br「あっはは!ww」
この背が大きい、ヘッドホンをつけた奴はBroooock。
高校の同級生で、俺の友達。
br「なんか元気なくな〜い?どしたの、やんさん。 」
「いやぁ……別に?」
こいつには絶対に理解されない。
背が高く顔もいい、勉学はともかく運動ができる…
こいつはサークルの女子たちにめちゃくちゃ絡まれてるって知っている。
(お前たち以外に友達がいないって悩んでるって言えるかよ!)
こいつにこんなこと話したら絶対煽られるし、どこに広げられるかも分からない。それは嫌だ、絶対に。
br「そ〜だ、やんさん。こっから時間ある?」
「え……あるけど、何するの?」
Broooockが服のポケットからさっと出して俺に渡してきたのは、名刺サイズの紙。
「……”執事喫茶 White Tale”?」
br「ここに行きたいの。ね、シャークんもいるからさ。」
「シャークんこういう所行くのかよ…?」
シャークんというのは、Broooockと同じ、俺の友達。
見た目は怖いが照れ屋な彼は、こういう場所は苦手だと思っていたのだが。
br「んね、おねが〜い…一緒に行こ…?」
俺にくっついて、上から目線で懇願される。
ふざけんなよ、とは思ったが
ふわふわした雰囲気のこのイケメンが目をうるうるさせて何かを頼むこの姿は、確かに破壊力が強そうだ。
「わかったよ…行くだけね?」
俺はしぶしぶそれを受け入れた。
br「やったー!あ、普通にランチ美味しいから、今日はそこで食べようよ!」
「はいはい、シャークんは?」
br「近くの駅で集合だから、行こ!」
思わずBroooockの勢いに流されてしまった。
ちゃんと断れるようにならないと……
そんな感じで俺たちは、シャークんが待つ駅前に向かった。
現在中の人が学業で大変忙しいので更新本当に不定期&激遅です
悪しからず…