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甘い檻
煌びやかなネオンが光る夜の街
そこにある高級ホストクラブ「Royalberry」は多くの客で賑わっていた
店の責任者であり、この店をつくりあげた張本人のさとみ。
ホストを一から集めたのも彼だ。
さとみは売上を1番に重視している。
ホストは皆商品で駒としか考えていなかった。
「るぅと」
さとみの声で1人の男性が振り返る
「さとみくん?」
彼はるぅとといいこのホストクラブのNo.1ホストだ。
さとみが1番に誘ったのも彼だった。
「今日もお疲れ様、ギュ」
さとみは店が終わると必ずと言っていいほどるぅとに触れる。
初めは手を握ったりしていたが今では抱きしめるほどになった。
「ん、いつも抱きついてきますね」
「もう慣れましたけど…。」
「…、いいだろ別に。」
「大事な商品だしな」
「もう鍵閉めるから早く出ろよ」
「はーい」
「…商品、ね」
ぼそっとるぅとが呟いた言葉はさとみには届かなかった
開店時と同時にホストは皆仕事モードに切り替わる
それはるぅとも同じ
優しく色気の出したしゃべりをし、ときに傷を癒す
るぅとが人気なのは目に見えてわかるものだ。
その仕事ぶりを店の端からさとみは見ていた
「さとみくんもしかしてイラついてる?」
近くによってきた莉犬が問う
「別に、」
「ふーん、るぅちゃん人気だよね〜」
「アフターもやってるって噂だけど、?」
「…、」
ー閉店後ー
閉店終わり、片付けは他に任しるぅとは裏で帰る準備をしていた
「……、ギュ」
「…ッ、!珍しいね、後ろからなんて」
るぅとが喋りかけるが返事は返ってこない
「…、?」
「なぁ、…」
「はい、」
「アフターやってんの?」
「え、?」
想像もしていなかった質問に戸惑う
「だからやってんの?」
「やってますけど、、」
本当だったのか、とさとみは心の中で思っていた
「アフターするのやめて」
「な、なんで?」
「…、俺のだから。勝手に人のところ行くな」
るぅとは1人考え込んでいた
「俺のだから。」
あればどういう意味なのだろうかと。
ホストとしてなのか、それとも。
それからも、閉店終わりに抱きしめられるのは続いた
るぅとは何故いつもされるのか気になり聞くことにした。
「なんでいっつも抱きしめてくるんですか?」
「お気に入りだから。」
「お気に入り、、」
「そ、」
お気に入りとはやはり商品としてなのだろうか。
さとみくんは僕のことをどう思っているのだろうか。
るぅとは頭はごちゃごちゃになっていた。
「るぅちゃんどうしたの?」
莉犬が聞く
「え、何が?」
「なんか今日元気なくない?」
「そうかな、」
「…、なんかあったらすぐ言ってね!」
「この莉犬様が話聞いてあげるからさ!」
「ふふっ、うんありがと」
そろそろ自分の部屋に帰るかと思いるぅとが立ち上がる
「るぅと」
「どうしたの?」
「この後俺の部屋来ねぇか?」
「…いいけど」
さとみの部屋
「ねぇ、るぅとさ俺の事どう見てんの?」
「ただの責任者、?それとも雇い主?」
どう答えるか迷ったが質問で返すことにした
「さとみくんは僕のことどう見てるんですか」
「ただのホストで商品としか見てないんですか?」
さとみは少し驚いたような表情をしたがすぐ戻しるぅとにいった。
「もしそうだったら部屋なんかに入れんしこんなこともしねぇよ」
「…え、」
さとみがるぅとの唇に触れる
「俺はお前のこと商品として見てない」
「で、るぅとはどう見てんの」
「責任者?」
「違う、」
「じゃあ雇い主?」
「それも違う気がする」
「じゃあ何?」
「…、わかんない」
「るぅとって、、実は鈍感だよなw」
「…、?」
「とりあえず、お前が俺の特別ってことだけ覚えとけよ」
「るぅちゃーん!」
「?、どうしたの、さとみくんとなんかあった?」
「ぇ、なんで分かるの、?」
「勘((」
「で、何があったの?」
「あのね、」
1人で考えてもどうにもならないと思いるぅとは莉犬に話すことにした。
「もうそれ好きじゃん、!!」
「えぇ、?」
好き、?
「そんなわけないよ、だって僕商品としか見られてないしそもそも僕なんか好きになるわけないじゃん、!」
「うん、鈍感って言われた理由がわかったよ(」
「え、???」
開店時間になりこの話は終わった
「…ギュ」
「ぅわ、ッびっくりした、」
「お疲れ様、」
「ありがと、さとみくん」
特別って、どういう意味だったんだろう、、
「さとみくん、?」
「なに、」
「昨日の僕が特別だって言ってたの、どういう意味なの?」
「俺の中の1番がるぅとって意味」
「…、商品としてってこと?」
とんだ鈍感者にさとみは驚かされてばかりだった
「どこまで鈍感なんだよお前は、」
「僕鈍感じゃないもん、、」
「はいはい」
「商品じゃなくて”るぅと”で見て俺の1番だって言ってんの」
「え、ッ」
ぼくがいちばん、、
「す、好きってこと?」
「そうだけど」
「…、/」
るぅとの顔が赤くなる
「俺から離れんな、ずっと隣にいろ」
「…、俺告白してんだけど」
「へぇッ、!?//」
「どこまで鈍感、?で、返事は」
「た、試してみる、?/」
るぅとが自分の唇を撫でる
「は、?どうなっても知らねぇーぞ」
「い、いいよ?」
るぅとはゆっくり目を閉じる
いつから取り込まれてしまったのか、
最初はただの雇い主だったのに、、
おまけ
「ねぇ、もし僕が断ったらどうしてたの?」
「猛アタックして振り向かせる」
「でも、僕に好きな人いたら終わりじゃん」
「逃がさなきゃいい話だろ」
「えぇ、、」
「お前が逃げようとしても離してやんねぇからなチュッ」
「んぅ、!?」
「チュッ…レロクチュ、」
「ん、ぁッ…ふぁっ//」
「店裏で何してんだよ、」
「はーい、ころちゃん仕事戻るよグイッ」
~𝐄𝐍𝐃~
もう何書きたいのかわかんなくなった、
書くの下手すぎて萎えます
ボツすぎてごめんなさい、