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🩷👀
「ンッ♡フッアッ♡♡」
僕もこの状況にすごく驚いている。
ずっと好きだった女が俺の下で鳴いている。
片思いだけど。
まちこりがしろせんせーと付き合ってるのは知っていた。
てか、しろせんせーから知らされた。
まるで僕が想いを寄せているのを知っているかのように。
付き合ったことを伝えるような幸せそうな声じゃなく、煽りや警告のために伝えにきたって感じだったから。
だから、チャンスだと思った。
まちこりが目の前で泣いていたのを。
しろせんせーと何かあったんだって事もすぐ分かった。
まちこりはしろせんせーと何かあったときだけ声を堪えて泣くから。
僕は弱っているまちこりにつけこむように声をかけ、半ば強引にホテルに連れ込んだ。
いや、全然こーいうことは期待してなかったけど。全然。
ふつーに話を聞こうとした。
ただの喧嘩だと思った。
でも彼女はそっぽを向いて声は発さなかった。
そんなに嫌なんだ、、
俺は少しでも気分が明るくなれるように明るく振舞った。
…上手くできなかったけど。
彼女にお風呂にはいるように言い、ボーッとテレビを見てた。
そのとき、彼女のスマホがなった。
あいつからだった。
どーせ謝りの電話だろう。
すぐさまこいつの彼女さんの所へ持っていった。
、、ここで僕がでたらどうなるんだろう。
「せんせー。」
ガタンッ
彼女の独り言にビックリしてスマホを落とした。
「わー!ごめん!覗こうとしてたんじゃなくて!えっと、」
あんな事を思っていたのだから尚更胸がバクバクしてた。
「大丈夫?」
その言葉に謝りをいれ、電話のことは知らせずリビングへ戻った。
お互い寝る支度を整えそれぞれの位置につく。
なんにもないと思った。
まさか、彼女から誘ってきてくれるなんて思いもしなかったから。
💚👀
あの日をきっかけに私たちは何度も身体を重ねるようになった。
私は嫌な事があった日、寂しくなった日幾度なく彼を使った。
ある日突然彼に言われた。
「あのさ、身体だけじゃなくて、、」
…うすうす気づいていた。
彼が私に好意を持っていることに。
「ごめん。そーゆうのは、いいかな」
私は彼の好意を都合よく利用しているんだ。
「そうだよね笑」
うつむいてうっすら笑う彼に私は何も感じなかった。
とことん私も地に落ちたものだ。
結局、人間自分が1番なのよ。
と、思っていたのに。
「まちこり!そのパスタおいしい?」
「まぁ。」
「一口ちょーだい」
「はい。」
「あーんして♡」
「してくれないと手が滑っちゃいそう♡」
どーやら女研には頭のおかしい奴しかいないらしい。
昨日、断ったはずのお誘いだが写真をせんせーに見せると脅され結局することになった。
返事が冷たいのも変な期待をさせないため。
「…私といて楽しいの?」
「楽しいよ」
「あっそ」
顔が少し熱くなってしまったことは気づかないふりをしておく。
…
コメント
1件
わあッッ…更新して下さってありがとうございます!!✨やっぱりりちょまちなんだよなぁッ… りぃちょくんいいぞもっとやれ((((((