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「え……ええええええっ!? 明日もう一度デートって……嘘でしょ!?」
予想外過ぎてあたしはのけぞった。
実は獅子神さんは水をぶっかけられるのがたまらない性癖なのだろうか。
「……随分物好きな方なんですね獅子神さんは。ゲテモノ好きというか」
「それどういう意味!?」
あたしが睨むのをスルーして、朱虎は運転席の窓を開けた。
「すみませんが、一本吸わせてもらいますよ」
煙草をくわえて火をつける。ぐいとネクタイを緩めると、ため息とともに煙を外へ吐き出した。
「……朱虎、怒ってる?」
「いーえ。呆れてるだけです」
窓を向いている朱虎はどんな顔をしているのか、全然分からない。
あたしはようかいねこをぎゅっと抱きしめた。煙草の煙が薄く漂*****
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