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※注意事項⚠️・妄想強め
・本編とはだいぶずれてる(むしろめっちゃ違う方向かも)
・捏造あり?
・ツイステオリキャラ達は全員出る予定
・ホラーでもなく、恋愛でもない(少しだけ恋愛はあるかも)
・結構暗いかも?(でも、必ずハッピーエンドにする)
それでも良いならどうぞ!!
ーリンネsideー
〜花の街 教会の中〜
リンネ「…まさかこうなるとは…」
アナスタシア「まず状況確認しないと」
メテア「だね。リンネ、ここってカレンダーある?」
リンネ「ああ、俺の部屋にある」
〜教会 リンネの部屋〜
メテア「ここが?」
リンネ「ああ。そこにカレンダーが、え?」
アナスタシア「どうしたの?」
リンネ「…どうやら俺達はセーラの生まれる前の約100年前にいるらしい」
アナスタシア、メテア「え⁈」
アナスタシア「で、でもセーラの能力でセーラの望む世界とはなったよね?」
リンネ「そのはずだ。少し歴史の本を読ませてくれ」
メテア「うん」
ー数分後ー
リンネ「ふむ…」
アナスタシア「どう?」
リンネ「ちゃんとセーラが望む世界だ。ただし…」
メテア「何かあった?」
リンネ「オーバーブロット、ブロット、ファントムが無くなった代わりに魔力暴走、闇化という言葉に変わった。恐らくメリットデメリットのバランスだろうな」
メテア「あー、確か前はそれごと消したから崩れたんだっけ?」
リンネ「ああ。そして、代償にセーラとの記憶は消された」
アナスタシア「同じ事が起きない為に今回はそうしたんだ」
リンネ「そうだな。追加で言えば、オバブロより優しいようにしたんだろうな」
メテア「…そうだよね。セーラが望むのは彼らの未来だから…」
リンネ「…だな」
アナスタシア「これからどうするの?」
リンネ「まず外の状況確認とメビウスとの連絡を取れるか色々やらねぇと」
メテア「そうだね。それにセーラの為に準備しないと」
リンネ「だな。よしっ!情報収集開始だ!」
メテア、アナスタシア「おー!」
3人は情報を集め、ドラゴンファング(ハルトを除く)、クリスタルアイと合流。メビウスとも再会した
〜花の街 教会の中〜
リンネ「そっちから来てくれて助かるよ、メビウス」
メビウス「ああ。んで、何を知りたい?」
リンネ「お前の状況や世界の状況を色々知りたい」
メビウス「…分かった。まずアタシは教育関係に力を入れてる。まぁ簡単に言えば教師だ。そして、財を築いてる」
リンネ「なるほど。他には?」
メビウス「そうだな。残念ながらクレアはまだいない」
リンネ「え?」
メビウス「あいつの設定は一応生き別れのセーラの双子だ。だから、今はまだ生まれてないセーラの中に眠っている」
リンネ「そうか」
メビウス「…んで、何する気だ?」
リンネ「セーラの望む世界の為に下準備をしようと思ってな。お前に頼みたいことが1つある」
メビウス「…内容次第では受ける」
リンネ「クレアを養子にしたらクレアに仲間を集めてと頼んで欲しい」
メビウス「仲間?何故?」
リンネ「セーラの望む世界には理解者は少しでも多い方がいいからな。それと小耳に挟んだんだ。クレアには優秀な側近がいたって」
メビウス「…なるほどな。分かった。しかし、そっちはどうするんだ?」
リンネ「?強くなるための修行だが?」
メビウス「それも大切だと思うが、お前の方でも仲間を集めたらどうだ?」
リンネ「それは、」
メビウス「お前やアナスタシアの武器を整えていた奴いたんだろ?そいつを仲間にしたら?」
リンネ「…」
メビウス「…とりあえずメテアに武器を持たせて強くなっておくんだな」(帰った)
リンネ「…ああ」
メテア、アナスタシア「…」
リンネ「…聞いたろ?メテア。腹を括る時が来たんだ」
メテア「…分かった」
アナスタシア「?どうしたの?」
リンネ「…後で話す」
ー数分後ー
メテア(自分の部屋に行って寝た)
アナスタシア「リンネ、メテア何かあったの?」
リンネ「…お前が封印された時、ラグナロクの戦いがあるのは知ってるよな?」
アナスタシア「ええ。それで、リンネは…」
リンネ「ああ、ゼルを庇って死んだ。その後だ。メテアにとっての悲劇は」
アナスタシア「え?」
リンネ「俺が死んだことによりメテアいや、ギャラクシアは暴走した」
{リンネの回想}
アニュラス「!ゼル!(ゼルクレアの盾になり、剣がお腹に刺さった)グハッ!」(血反吐を吐き、倒れた)
ゼルクレア「!アニュラス⁈(アニュラスに駆け寄り、アニュラスの体を仰向けにした)アニュラス、お願い。しっかりして…」
ギャラクシア「この野郎!💢」(敵も味方も関係なく、暴れ始めた)
ゼルクレア「ギャラクシア!やめなさい、自我を保って!!」
ギャラクシア「ギュアーーーーー!!」
???「シア様!おやめください!!」
ギャラクシア「ギュアーーーーー!!」(???を吹っ飛ばした)
ゼルクレア「!」
???「ッ…シアさ、ま…」(死んだ)
ゼルクレア「ッ、あ”ぁーーーーー!!」(ギャラクシアを封印し、メテアにした)
メテア(赤子のような姿でゆっくりゼルクレアの手元に降りてきた)
ゼルクレア「うっ、うーーー…」(静かにメテアを抱きしめながら泣いた)
{回想終了}
アナスタシア「そんな事が…」
リンネ「ああ。アイツは俺たちの仲間みてぇなもんのうえにメテアの初恋だからな」
アナスタシア「そうね。しかも自分の手でやってしまうなんて…」
リンネ「だから尚更なんだ。俺たちみてぇに神器を持たないのも…」
アナスタシア「うん…。でも、もう避けられないよね」
リンネ「ああ。なんとか俺が説得する。アナスタシアは自分の力を強化に専念してくれ」
アナスタシア「分かった」
ー翌日ー
リンネ「メテア、行くぞ」
メテア「…どこに?」
リンネ「言ったら行かないだろ。とりあえず着いて来い」
メテア「…分かった」
メテア「…ここって…」
リンネ「そう。俺たち神々が持つ武器である“神器”が保管されてる博物館、ゴッドミュージアム」
〜天界 ゴッドミュージアム前〜
メテア「なんで…」
リンネ「お前の神器の為だ」
メテア「でも、」
リンネ「お前が初恋の傷心なのは分かってる。触るのも怖いんだろ?鍛治神であるアイツの作ってきた神器を持つことを」
メテア「ッ…」
リンネ「でもな、腹を括らないと。お前の愛した男が作った武器である神器を持たないとセーラの望む世界に近づけない。頼む、メテア。覚悟を決めてくれ」
メテア「………分かった。行こう、リンネ」
リンネ「ああ」
〜ゴッドミュージアム ホール〜
メテア「内装はこんな感じなんだ」
リンネ「そっか。メテアは入らなかったか」
メテア「うん」
リンネ「ほら、こっちだ」(行った)
メテア「うん」(着いて行った)
〜ゴッドミュージアム 神器の書の間〜
メテア「ここは?」
リンネ「ここは神器の1つである書物の図書室みてぇなとこだ。ここに(とある本を奥に押したら地下通路が現れた)俺らしか知らない秘密の入り口がある。行くぞ」(地下に降りた)
メテア「う、うん」
〜ゴッドミュージアム 地下通路〜
メテア「…ここ誰も知らないの?」
リンネ「ああ。今の神々はこんな通路知らないし、神器の選ばれ方も昔とは違う。ま、こっちの方が今の神器の剪定より強くなれるけどな」
メテア「…ふくみがあるなぁ」
リンネ「…ここだ」
メテア「!ここが…」
〜ゴッドミュージアム 神器の宝庫〜
メテア「神器がたくさん…てか、浮かんでる?」
リンネ「ああ。図書室みてぇに剣や弓矢など場所によって分けられてる。好きなところに行ってみろ。神器が勝手にお前のところにやってくる」
メテア「うん…」(少し歩いた)
ー数分後ー
大剣がメテアの目の前に急にやってきて地面に刺さった
リンネ「⁈」
メテア「な、何⁈」
大剣(凄いオーラを放ってる)
リンネ「凄いオーラ…これがメテアの神器か?」
メテア「…」
???「…シア様…」(大剣から聞こえた)
メテア「え?…ジュロン?」
ジュロン「はい、そうです。シア様。姿が違っても貴女の事なら分かりますよ」
メテア「…今は色々あってメテアだけどね」
リンネ「え、え⁈嘘⁈ジュロンなのか⁈」
ジュロン「その声は…アニュラス様?」
リンネ「ああ。色々あって今は姿を変えてリンネ・ルナシオンだがな」
ジュロン「そうでしたか」
メテア「…ジュロン」
ジュロン「なんでしょう?シア様」
メテア「…ッ…メテアは貴方を殺した」
ジュロン「…確かにそうですね」
メテア「…メテアは貴方にとんでもない事をした。でも、神器で貴方に選ばれた以上貴方を握り、戦わないといけない」
ジュロン「…争いは終わってなかったのですね」
リンネ「いや、ラグナロクの戦いは終わった。だが、今俺たちは訳あってゼルクレア様の望む世界の為に奮闘している。その為に力を貸してくれないか?」
ジュロン「…」
メテア「…ジュロン。憎いのは分かる。でも、世界をよりよくする為に必要なんだ。だから、終わったら恨みを晴らす為にメテアを、」
ジュロン「待ってください、シア様」
メテア「!」
ジュロン「いつ僕が貴女を憎いと言いましたか?」
メテア「それは…」
ジュロン「…僕は貴女を憎いと思った事も恨んでいた事もありません。ただ…自分の無力に苛立ちました」
メテア「え…?」
ジュロン「貴女がアニュラス様が命を落とした事により暴走してしまった貴女。その事により貴女は敵味方関係なく殺してしまった。あまつさえ、僕まで…」
メテア「…」
ジュロン「悔しかったです。貴女の心に寄り添えたのに。なのに、貴女に更に心の傷を与えてしまった。本当に申し訳ありません」
メテア「ジュロン…」
ジュロン「その、僕の方から申し訳ありませんが、貴女の償いもありますが、貴女の側にいたいです。そして、今度こそシア様を守りたいのです。どうか、僕を貴女の神器として側にいさせてください」
メテア「…こちらこそお願いするよ。よろしくね、ジュロン」
ジュロン「はい!」
メテア(大剣に触れたらジュロンの本来の姿が現れた)
メテア、リンネ、ジュロン「⁈」
ジュロン「こ、これは…」
メテア「え、え⁈」
リンネ「なんで神器が人に⁈」
ジュロン「…もしかしてですが、僕が神器の魂としているからかもしれません」
メテア「どういう事?」
ジュロン「神器にはそれぞれ意思があるんです。その意思とその神器に選ばれた魂の結びつきにより、アニュラス様達は神器が使える。これは事例がないので、ここからは僕の憶測ですが、僕が死んだ後、僕の魂が神器の大剣に宿り、僕の魂と神器の意思、そしてシア様の魂の結びつきがより強かったからかと思います」
リンネ「まぁジュロンが元々神ってのもあるかもな」
ジュロン「そうですね。でもまぁ、(大剣になった)自分の意思で神器になれるので、(本来の姿に戻った)これの方が楽かもしれませんよ」
メテア「確かに!これならジュロン個人でも戦えれば、メテアの神器として戦う事も出来る!」
リンネ「そうだな」
メテア「ジュロン。これからよろしくね」(手を差し伸べた)
ジュロン「はい!こちらこそよろしくお願いします」(握手をした)
リンネ「さて、戻るか」
ジュロン「あ、待ってください!」
リンネ、メテア「?」
ジュロン「少し寄りたい所があるんですが、よろしいですか?」
リンネ「ん?ああ、いいぞ」
ジュロン「ありがとうございます」
〜天界 鍛治屋〜
リンネ「ここって…」
ジュロン「はい。僕の仕事場であり、僕の家です」(中に入った)
リンネ、メテア(同じく)
???「…どちら様ですか?」(白い梟)
ジュロン「僕だよ、リュナ。ジュロンだ」
リュナ「ジュロン?ジュロン様⁈え、どうして⁈」
メテア「こ、こんにちは〜…」
リュナ「!ギャラクシア様…」
ジュロン「リュナ。事情は詳しく後で説明する。だから、シア様を睨まないでくれ」
リュナ「ですが!」
ジュロン「頼む」
リュナ「…ッーーーーー!ハァーーーーー…分かりました」
ジュロン「ありがとう、リュナ」
リンネ「もしかしてジュロンはリュナの事でここに来たのか?」
ジュロン「はい。リュナは僕の忠実な神の使いです。ゼルクレア様の望む世界の力になれると思ったんです。それに彼女なら僕が死んだとしてもここに残っていると思ったんだ」
リンネ「なるほどな」
ジュロン「リュナ。ゼルクレア様の望む世界の為に、そして平和な世界にする為に力を貸してくれ」
リュナ「…はっ!我が主の思うがままに」
ジュロン「ありがとう、リュナ」
リンネ「じゃあ、行こうか。アナスタシアがいる所に」
皆「おー!」
〜花の街 教会の中〜
アナスタシア「リンネ、メテア。おかえり」
リンネ「ただいま、アナ」
メテア「ただいま」
ジュロン「!アナスタシア様…」
アナスタシア「え、ジュロンくん⁈リンネからは、」
リンネ「あー、その説明は詳しく話すから。まず落ち着いてくれるか?」
アナスタシア「う、うん」
リンネ(全てを分かりやすく話した)
アナスタシア「なるほど、そういう事なのね」
ジュロン「そんな事が…」
リュナ「ゼルクレア様…」
リンネ「今俺たちが出来んのは、ゼルクレア様の望む世界の為にその準備として力をつける事だ。だから、頼む。皆の力を貸してくれ!」
皆「はい!」
ー約100年後 当時セーラ 7歳ー
〜珊瑚の海 グレースキャッスル前〜
メビウス「マリン、色々ありがとな」
マリン「いいのよ。(しゃがんだ)クレア、あっちでも元気でいい子にしててね」
クレア「うん」
セーラ「クレア、またね」
クレア「セーラも」
セーラ、クレア(優しく抱きしめあった)
メビウス「では、行こうか」
クレア「はい」
メビウス、クレア(黒い馬車に乗って旅立った)
メビウス「…さて、話そうか。クレア」
クレア「はい。んで、状況は?」
メビウス「現在リンネ達が仲間と共に鍛錬をしている。いついかなる時の為にな」
クレア「なるほど。それでアタシは何をすれば?」
メビウス「ほとんど今までとは変わらないが、1つ頼みたい事がある」
クレア「何?」
メビウス「お前の仲間を計画に参加させて欲しいそうだ」
クレア「ああ、アイツか。いっかなぁ?」
メビウス「とりあえずリンネからの頼みだ」
クレア「分かった」
〜魔界 荒れ果ての砂漠〜
クレア「ここら辺だな。…久しぶりだな…。あ、あった。意外と残ったんだな」
〜魔界 元魔王城前〜
クレア「さて、入ってみ、ん?」(城の中から凄い音が聞こえてきた)
???「クレセリア様〜!!」(扉を大きく開けてクレアに飛びついた)
クレア(かわした)
???「ギャフン⁈」
クレア「ハァ…相変わらずだな、リヴァイアサン」
リヴァイアサン「はい、って、あれ?クレセリア様、ですよね?」
クレア「ああ。色々あってこの姿だ。とりあえず中に入れて話をさせてくれ」
リヴァイアサン「はっ!仰せのままに!」
〜元魔王城 ホール〜
???、???「リヴァイ様〜」(ふわふわした謎の生き物2匹)
クレア「?こいつらは?」
リヴァイアサン「こいつらは孤児みたいなもんすよ。一応天使と悪魔でして」
???「リヴァイ様〜、この人だ〜れ?」
???「この人、凄い闇の力持ってる〜」
リヴァイアサン「この方はクレセリア様。昔君臨していた魔神王様だ。そして俺のご主人だ」
クレア「色々あってこの姿だ」
???、???「魔神王様〜⁈」
???「凄い、凄い!てことは、ゼルクレア様の事知ってる⁈」
クレア「あ、ああ」
???「ねぇねぇ、昔の魔界ってどんなだったの?」
クレア「えっと…」
リヴァイアサン「お前達、落ち着きなさい」
???、???「は〜い…」
リヴァイアサン「すいません、クレセリア様。こいつら、偶然見つけたゼルクレア様達の伝記を見てそれ以来ファンなんですよ」
クレア「そういう事か」
リヴァイアサン「ほら、お前ら。自己紹介」
???、???「はーい!」
ラカニエル「僕ラカニエル!一応天使だよ」
ベルフェゴール「アタシはベルフェゴール。悪魔の1人よ」
クレア「よろしくな。ラカニエル、ベルフェゴール」
ラカニエル、ベルフェゴール「うん!」
リヴァイアサン「クレセリア様、ここにはどのようなご要件で?」
クレア「実はな(今の状況と目的を話した)という訳だ」
リヴァイアサン「なるほど…」
ラカニエル「凄い話だね!✨」
ベルフェゴール「伝記みたい!✨」
クレア「…リヴァイ。お前が天界の奴らを恨んでいるのは知ってる。お前が堕天使になったのもそいつらのせいだからな。だから、」
リヴァイアサン「無理してないし、もちろん承諾っすよ」
クレア「え?」
リヴァイアサン「だって俺魔界も嫌いだし。でも、アンタだけは俺をちゃんと見て世話してくれた。だから、天界は恨んでもゼルクレア様達に恨みませんよ」
クレア「!…そうか」
リヴァイアサン「それに力勝負好きなんで」
クレア「そうだったな。なら、丁度いいか」
リヴァイアサン「でも、クレセリア様。こいつら…」
ラカニエル、ベルフェゴール「?」
クレア「…アタシに考えがある」
〜花の街 教会前〜
クレア(後ろにはリヴァイアサン、ラカニエル、ベルフェゴール)
リンネ「…来るのはいいけどさ…事前に連絡しろよ⁈」
クレア「すまん」
リンネ「メビウスには?」
クレア「連絡してある。仕事終わり次第にこちらに来る」
リンネ「…分かった。入れ」
クレア「ありがとう」
〜花の街 教会の中〜
リンネ「んで、状況は?」
クレア「アタシの部下を仲間に引き入れた。あとは…」
ラカニエル「ここが教会…綺麗…✨」
ベルフェゴール「この人、凄い力感じる…」
リンネ「え?マジ?魔力とかオーラ抑えてんだけど」
ベルフェゴール「多分魂のオーラかも」
リンネ「!なるほどな、凄いな。中々それで実力気付く奴いねぇよ」
ベルフェゴール「///」
リンネ「じゃあ、話してもらおうか?クレア」
クレア「ああ」(詳細を話した)
リンネ「そうか。こいつらは天使と悪魔か。今は人型だが、最初は違うんだな」
クレア「ああ。それで頼みがある」
リンネ「頼み?」
クレア「頼みというより、こいつらの意思と立場としての判断次第だが、この2人を孤児として預かってくれないか?」
リンネ「それは構わないが、なんで?」
クレア「アタシの義母、メビウスの立場があるからだ。あの方は一応お金持ちで有名人。その上、命を狙われている。アタシは自分の身や護衛としてリヴァイアサンがいる。だが、2人は…」
リンネ「…なるほどな。んじゃ、まずはこの2人の意見を聞くか」
ラカニエル、ベルフェゴール「?」
リンネ「いいか?2人とも。しっかり話を聞いてくれ(分かりやすく説明した)少し難しい話だが、お前達自身で決めてくれ」
ラカニエル、ベルフェゴール「…」
メビウス「来たぞ。何の話してる?」
ラカニエル、ベルフェゴール「!メビウス様!」(メビウスに駆け寄った)
メビウス「おぉ。(しゃがんだ)どうした?」
ラカニエル「僕メビウス様好きです」
ベルフェゴール「でも、アタシ達ここに残ろうと思うの」
メビウス「…何か吹き込まれたか?」
ラカニエル「違うよ!リンネ様達がメビウス様の為だって」
メビウス「…(立ち上がった)リンネ、どういう事だ?」
リンネ「お前の立場の為だ。(説明した)という訳だ。だが、俺たちは強制しない。この2人の意思次第だ。ここに残るなら俺たちなりに世話する」
メビウス「…そうか。(しゃがんだ)ラカニエルとベルフェゴールはどうしたい?自分の意思で決めなさい」
ラカニエル「僕は…ここに残る!僕、リンネ様達からゼルクレア様の望む世界を聞いた。それで僕ここで強くなりたい!その望む世界を僕見てみたい!」
ベルフェゴール「アタシも!アタシも強くなりたい!」
メビウス「…そうか。(2人の頭を撫でた)お前達が決めた事ならアタシは否定しない。(立ち上がった)…リンネ、この2人を頼めるか?」
リンネ「ああ。しっかり面倒見てやるさ」
メビウス「ありがとな」
リンネ「さて、あとは名前だな」
リヴァイアサン「なんで?このままでも、」
リンネ「神と人はあまり接触はよろしくない。だから、偽名を使う。俺も偽名。でも、気に入ってる。アナスタシアは人名として有名だからいいけど、お前らのはあまりないからな」
リヴァイアサン「なるほど」
クレア「…レヴィア」
リヴァイアサン「え?」
クレア「レヴィア・ノフェル。それがいいんじゃね?」
リヴァイアサン「!いい!✨めっちゃいい!✨」
リンネ「考えてたのか」
クレア「一応な」
リンネ「あとはラカニエルとベルフェゴールだな。どんなのにしようか…」
メテア「名前に近いのがいいんじゃない?」
リンネ「そうだな」
アナスタシア「…ラミリスくん、ベルフちゃんなんてどう?」
ジュロン「いいですね」
リュナ「そうですね」
リンネ「天使と悪魔…じゃあラカニエルはラミリス・アンギル。ベルフェゴールはベルフ・イブリースなんてどうだ?」
ラミリス「ラミリス…アンギル…気に入った!」
ベルフ「アタシも気に入った!」
リンネ「よし、今日からよろしくな!ラミリス、ベルフ」
ラミリス、ベルフ「うん!」
リンネ「レヴィアもよろしくな」
レヴィア「はい!」
メテア「これでゼルの目的も果たせやすくなったね」
リンネ「ああ。さぁて、もっと忙しくなるぞ。修行だけじゃなく、家族が増えたんだ。やる事あるぞ〜」
ラミリス「家族?」
ベルフ「アタシ達、家族?」
リンネ「ああ、そうだ。皆ファミリーネームや血の繋がりが無くても俺たちは家族だ。これからよろしくな、お前達」
ラミリス、ベルフ「うん!」
ー約3年後 当時セーラ 10歳ー
〜花の街 救いの鐘〜
メテア「リンネ、そろそろ来るね」
リンネ「ああ。会うのが楽しみだ」
“会うのが待ち遠しいよ、セーラ…”
〜to be conteneu〜