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tt『』
rt「」
mn《》
wn〈〉
本編中伏字なし
rt視点
俺は集合場所にゆっくりと向かった。
まだ時間はある。
「……ぁ」
そういえば今日休むって伝えたんだった。
どうしよう
「まぁーいいかぁ」
もうすぐで目的地につく頃だった。
〈____〉
《______》
なんだ?
俺は立ち止まって話し声に耳を傾けた。
〈うん…そうだね〉
《うぅ………俺、こわくて》
《リトが…いつか、自分から死んでしまうんじゃないか…ッて》
《そんなの、そんなの俺……嫌や、ぐすッ》
《うぅぅッ……》
〈だぁいじょうぶ!リトも僕らが心配してるって気づいてるよ〜!〉
〈今は気持ちが不安定で暗いリトだけど、でも…いつか、きっと前みたいに戻ってくれるよ〉
《そうやと、いいなぁ…ッぐす》
マナ……が泣いて、る
ウェンのあんな元気ない顔も初めて……
いや
そもそも俺は最近2人の顔、ちゃんと見てたか?
俺、ずっと逃げてた。
2人の気持ち、知らないふりしてて。
2人だってテツがいなくなって、寂しい筈なのに。
まるで俺が一番つらいみたいな。
そんなことないのに。
みんな、一緒なのに。
「ッ……」
mn視点
あかん、リトのこと心配っちゅう話ししとったら泣いてもうた…
ウェンもめっちゃ心配して声かけてくれとるし…
今まで溜まっとった不安全部吐き出したわ。
いいことなんやけどな。
「リト、ウェン」
はぇ?
《リト?!》
〈なんで?今日休みって…〉
「あー、普通に忘れてて……来ちゃった 」
〈忘れてた……?〉
《ぅえ……》
今の話聞かれとったんちゃうよな。
「ごめんッ!!!」
リトはパンッと手を合わせて軽く頭を下げた
〈リト…〉
まだテンション低そうやけど、、、いつものリトやぁ!!
〈良かったね、マナ!!〉
《ぅ”〜ッッ…リ”ト”ーッ”ッ”ッ”!!》
「おいおい笑笑笑」
俺は涙や鼻水なんてお構いなしにリトに抱きついた。
《良がっ”たよ”ぉ”〜》
〈ふふふッ〉
「ウェンも、ありがとな」
〈!……うんッ♪〉
俺に続いてウェンもリトに抱きついた。
「俺、これから頑張るからさ。よろしくな」
〈当然でしょ〜〉
《当たり前や!》
ザー.ザー.ザー.
「テツ、テツ…テツ!!」
『ごめん、かっこよく…守れなか、、った』
「俺が…油断したから…ッ」
どくどくッ
『ゲホッゴポッ』
『ッぅ”……気に、しないで』
『僕なら、、大…丈夫』
『ね?』
「ッく……絶対助けるから!」
「とりあえず、マナ達と合流する」
『ごめ、ん…身体動かなく、て…』
『ヒューッ……ヒューッ…』
「安心しろ!俺が…運ぶから」
「俺が…」
ガバッ
「少しの辛抱だからなぁ……テツ」
『う”、ん』
『ヒューッ…ヒューッ………』
「はぁっ、はぁっ」
「そこまで離れてない、あとちょっとだ」
「…起きてるかぁ?なぁ、……テツ…」
『ぅん……』
『大丈夫………だよ』
『ねぇ………リト…くん』
「……どうした?、テツ」
『だい、…すき………だよ』
「俺もだ……テツ」
「あとちょっとだ………頑張るぞ」
「なぁ?テツ………」
『ヒューッ……………ヒュー………___』
「ッ……俺も…………」
「大好きだから」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり