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獄寺さんと2人で飲みとかなんだか変な感じがしてソワソワしてしまう。
獄寺さんは平気な顔で居酒屋へ歩いて行っている。あの人はいつも同じ顔で笑った顔なんて滅多に見れない。というか見た事がない。
『着いたぞ。先に入れ』
そうこう考えていたらあっという間に着いた
「ぁ、ありがとうございます」
そう言って居酒屋に入るとそこは個室 の
タイプだったようで席に案内される。
『おい佐々木。お前なに飲む?』
「あ、じゃあ生で」
『わかった。俺はレモンサワーで』
そう言ってちょっとぎこちない空気の中、
注文を終えると、獄寺さんのスマホが鳴る。
『…ぁ、ちょっと出てくる。待ってろ』
そう言って個室から出ていく獄寺さん。
1人取り残された俺はメニューや
スマホを見て時間を潰す。
少しして獄寺さんが戻ってきた。
『…すまない。仕事の話だった』
「あぁ。全然。大丈夫でしたか?」
『….まあ大丈夫だ。』
あまりこうやって話したことが
なかったからかすごく気まずい。
すると店員さんが注文した品物たちを運んできた。「ありがとうございます」と言ってジョッキを持ち、獄寺さんと乾杯をする。
《かんぱーい》
久しぶりに飲むお酒は美味しい。俺は大学を卒業したばかりだが、お酒には強く、お酒は大好きだ。獄寺さんもあの見た目だしお酒には強そうだな、なんて思いながら会話を弾ませる。
1杯を飲み干し、追加で注文しようと獄寺さんの方を見るとレモンサワーが3分の1くらい入ったグラスを持ちながら顔を真っ赤にして目を潤わせていた。
そんな獄寺さんを見て、少しドキッとした。いつもとは違いすぎる獄寺さんをじっと見つめて固まっていたら、
『…なにみてんだよ、』
と声をかけられた。少し呂律が回ってなくてなんだかいやらしかった。
「…ぁ、すみません。お酒弱いんですか?」
そう尋ねてみると少し固まって首をふるふると横に振って 『…よわくない』って。
顔を真っ赤にして呂律が回らなくなっているのに《よわくない》なんて強がるものだから思わず頬が緩んでしまった。
「…こんな顔真っ赤にしてるのに?笑」
そう言って獄寺さんの頬に触れた。
顔を真っ赤にして目を潤わせている獄寺さんを見たら不思議と触れたくなっていた。
『ん、…やめろ、』
そう言うものの顔を避けたりはしない獄寺さん。なぜだかすごくかわいらしかった。
「ふ、笑 …かわい」
思わずそう口走っていた。
『ばッ、かわいくねえよっ、』
そう言って顔を逸らす獄寺さん。 反応があまりにもかわいくて意地悪したくなってしまった。
「かわいいです」
『だからかわいくねえよっ、
…にやにやすんな』
この時の俺は酔っていたのか獄寺さんの反応、赤く染まった整った顔、声、全てがかわいく思えて、体が勝手に動いて獄寺さんの唇に自分の唇を当てていた。
『んッ、おまえっ、ばかかッ、、!』
赤くなっていた顔をさらに赤く染めてそう言う獄寺さん。だけど嫌そうにはしていなかった。
「…ほんと、かわいいすね、」
そう言って獄寺さんを押し倒す。
気がつけば理性を保てなくなっていた。
目を泳がせて少し慌てている様子の獄寺さん。やっぱり かわいい。どんどん修正が聞かなくなっていき、獄寺さんのズボンをぬがせてナカを解して喘がせて…
『ぁ、っ、はぁッ、だめ、だッ、、♡』
「ふ、笑 だめじゃないでしょ?」
『…ぅぅ、あッ、ほんとに、だめだっ、♡』
ナカを掻き乱しながら獄寺さんの熱くて硬いモノを扱いた。
『ぁ、あ、で、でるッ、ぅ、、イ”ッ、、♡』
獄寺さんは甘くてかわいい喘ぎ声を出しながら呆気なく果てた。
『ん、はぁっ、ぁ、…ばかが、』
涙目で息を荒くして精液がお腹の上に
放出された姿でジッとこちらを睨みながら
そう言う獄寺さん。そんな姿までもが
いやらしかった。
「すみません。獄寺さんがかわいくて、」
『…うるせえっ、、』
獄寺さんはそう言ってお腹を拭いて
下着とズボンを履き直してフラフラしながら居酒屋から出ていってしまった。
「ぁ、まって、」
慌てて追いかけようと会計へ行ったら
もうお支払い済みですとのこと。
完全にやらかした。