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悪くない。

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悪くない。

1 - 悪くない。

♥

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2022年05月13日

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あてんしょん!


*stxxx様


*青黄


*nmmn


*お名前をお借りしていますがご本人様と関係はございません


























瞼の裏が眩しくて、眉をひそめ寝返りを打った。

ゆっくり目を開けると、鼻のすぐ先に彼。


思わず情けない声が漏れた。


長い睫毛を揺らして安心した顔で眠る彼にいたずらとして、もちもちの頬をつついてやった。ぴくりと瞼が震えたが、目覚める事はなくまたすぅすぅと穏やかな寝息が聞こえる。


僕はベッドから起き上がって、横にあった彼のぬいぐるみをぎゅっと抱き締めた。

やぎの角が首筋に当たって少しくすぐったい。


それから、彼の肩を叩いた。


「ころちゃん、あさですよ」


情けない声を出して寝返りをする彼の身体をゆさぶった。


「もう十一時です、おきてください」


少し、寝過ぎた。

予定が無いのをいい事に油断してたかもしれない。


「ん……るぅとくん、おはよ」


「おはようございます、」


寝癖でぼさぼさになった髪をかきあげて起き上がる。

まだ眠そうな顔の彼にぼくは身体に腕を回し、捕まえられる。


「るぅとくん、今日、デートしよう」 


ぼくの胸に顔を埋めた彼が言う。


「…わかりました、とびっきりかわいくします」


「ん、ぼくはかっこよくなるね」


「いつものままでおねがいします」



こんな朝も悪くない。

いや、いつもの朝より、こっちの方がずっといい。



end

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コメント

3

ユーザー

スゥゥゥゥーーー 最高です、最高です() テンションがぁぁぁぁ 他のお話待ってます!!!! ぁぁぁぁぁぁぁぁ最高ぅぅぅ

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