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エズワ短編集☆

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エズワ短編集☆

2 - 💜💚 僕の方が先に

♥

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2023年09月12日

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💜「エッド〜!!」

よく響くマットの声。今日も元気だなあ。

💚「はーい?何々どうしたの?マット」

💜「聞いて聞いてっ!あのね?!」

💚「聞いてる、聞いてるって」

💜「それでねっ?!」

💚「へーぇ、そうなの?」

💜「そうだったんだよ〜!!凄くない?」

💚「すごいねぇ!」

💜「でしょ?!」



マットの嬉しそうな顔。それはそれは幸せそうで、とっても楽しそうで。

そんな太陽みたいな君に、どうしようもなく惹かれてて、どうしようもなく劣等感を感じていた。

💚「あの、マット……?」

💜「なあに、エッド?」

僕の名前だけは相変わらず間違えずに呼んでくれるマットが、僕はとても好きだった。

いま、この気持ちを伝えたい。

💚「マット、あのね……俺、マットが好き。」

マットの顔が赤い。うつむいて、返事をしてくれい。これはダメだったかな……。

💜「……くも、、、、き、、、」

💚「…………ぇ?…………ごめん、もうk」

💜「ぼくも!!好きだって言ったの!!!」

💚「…………!?………………本当?!///」

💜「本当!僕から告白するって決めてたのに!!」

💜「とにかく!!僕はエッドのことが好きだから!!!僕の方こそ付き合ってください!!」

💚「…………うん///グス」

💜「あーーもう!!泣かないでよ!!僕が悪い事したみたいじゃん!」

💚「だってぇ……っ、嬉しいから……!!」



苦しかった片思いが、こんなに幸せに変わるなんて思わなかった。

好きだよ、って優しく囁くマットの声がとても心地よくって、あぁ、凄く君のこと好きだなって、どうしようもなく漠然と考えた。


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