ステージライトが消えた瞬間、5人の青年はそれぞれの笑顔を舞台袖においた。
その中の一人、ジヨンは恋人のタプと目を合わせないまま、静かに楽屋に向かう
半年前、付き合い始めたときはお互いを思う気持ちだけで幸せだった。手を繋ぐだけで心が跳ねたし、目が合うだけで心臓が高鳴って夜眠れないほど
でも、ある日からジヨンはタプに触れようとしなくなった。
「キスも、ダメなの、?」
タッピョンは悲しそうな笑みを浮かべて”ごめん”と首を振る
飽きたんだ。ジヨンはそう思い込む以外なかった
―
タプの心には、練習生時代の記憶が棘のように刺さっていた。
「ヒョ”、ンッ_//ぁ、”やだッ、!//_~~~ッ」
「大丈夫だスンヒョン、力抜けッ__///」
大好きで尊敬していた先輩に裏切られた夜。
先輩の言葉を信じて、全てが壊れた夜。
自分より体格の大きい大人に襲われる恐怖。
あの瞬間から、誰かに触れられるたび、体が震えてしまう
でも、ジヨンだけは違った。優しくて、明るくて、でも少し強引で。
それでも、手を繋ぐだけでタプには精一杯だった
そして今日、ジヨンの我慢は限界を超える
「タッピョン、もう別れよう。」
冷たく鋭い目で見つめるジヨン、
「僕だけが好きで、…馬鹿みたいじゃん、」
違う、そんなんじゃない。
タプは震える手でジヨンの服裾を握った
「違うんだジヨン、俺は…その」
言葉が喉に詰まる、目の奥がジリジリと熱い。
自分の過去をどう思われるかが怖かった
「何が違うの、…好きなら証明してよ」
視界が天井に移動する、打ちつけた腰がズキズキと痛い。一瞬の出来事に頭が追いつかない。
理解が追いつく間もなくジヨンの唇が自身の唇と重なる。
蘇るあの薄暗い部屋、先輩の顔、声。 いやらしい音を響かせる部屋何もかもが記憶そのまま
ジヨンはあいつとは違う、そんなのわかってる
けど、喉の奥までじんわりと熱い
「ん”、_フッ、//ぁ、ジヨ”ン、苦し”ッ_//」
ジヨンとのキスは強引だけど優しくて、温かかった。ジヨンなら、大丈夫なのかも、と根拠のない自信がよぎる
「タッピョン、続き、していい?」
と、謙虚に尋ねるジヨンに小さく頷いた。
大丈夫、もう5年は経ってるんだから
カチャカチャと音を立てベルトが外され、下着が床に落ちる
心臓の音がはやい、緊張で力が入らない。
―
ジヨンは自身の口で濡らした指をゆっくりとタプの後ろにいれる
これ以上入らないほど狭くて、熱い。
タッピョンは、唇を噛み締めて自身の服裾を強く握っていた。その姿に、より興奮が身を招く
どのくらい経った、ぬちぬちと音を立て、脚を開く自身の姿にいつまで経っても緊張は解けない、
痛いけど気持ちよくて、声が漏れそうになる。
「みつけた」
笑みをこぼすジヨン、何が、と考える暇もなく快感が自身を襲う。あの時と同じ、思い出した、自分の弱いところを永遠と弄ばされたんだ
「ぅ”あッ?!?!?!?///♡そこッ”やッだ_//ぁ、ジヨン!!!ん”フ_//♡♡」
自分の意志とは関係なく浮いた腰が下がらない
脚は痺れて力が入らないし、手首はジヨンに固定されていて身動きが取れない
落ち着いたときにはもう、体中汗と精液でぐちゃぐちゃになっていた。でも大丈夫、あの時より怖くなかった、
そんなことを考えていると
「まだ終ってないよ、これからじゃん」
彼の膨らみきったものを自身に挿れられる。
変な感じがするけど、温かくて、全身をジヨンに預けていた
ゴチュンと、途端に奥をつかれ身体が反応する
この瞬間全身に電気が走ったかのようだった
思い出す。怖い、気づいたときには涙がこぼれていた
「タッピョン、?…なんで、泣いてるの、?」
苦しくて、息がうまく吸えず声も出なかった。
ジヨンは頬を伝う涙にそっと手をのべた
優しい温もりがある、嗚呼ジヨンになら話しても…
震えた声で、過去のこと、トラウマがある事を全て話した。単語単語でうまく説明できなかったがジヨンは理解してくれた
優しい笑顔で慰めてくれるジヨンの目は憎しみと怒りに溺れていた
タッピョンにそんな過去があったなんて知らなかった、メンバーであり恋人なのに長い間一人で恐怖に怯えさせていたこと、そんな彼を無理矢理襲ったことに自身を卑下した
「…ジヨン、続き、やってくれないか、?」
その言葉に脳の理解が追いつかず、思わず声が漏れた、
タッピョンは僕を信頼してくれているんだ
あの時と同じ思いはさせない
どうしよ、これつづきどうしよ
コメント
2件
神ですね!続きが気になる!!!
えっ"、めっちゃ大好きです、💗💗 最高です、(語彙力皆無) 続き、、ありますかね、…