テラーノベル
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T .
22
2,030
…夏や冬。
季節の変わり目が激しい時期になると、術師は忙しくなる。
だから人数だとか、戦力だとか関係ない。
少しずつ、バレねぇ程度に削っていく。
理由?んなもん金が欲しいからに決まってんだろ。
人間は金がなきゃ生きてけねぇ生き物なんだよ。
時雨「またここにいやがった…。」
甚爾「金増やしてるだけだよ。駄目か?」
時雨「駄目に決まってんだろ。…あのな、仲介役はただ依頼者からもらった依頼をお前みたいな戦力になる依頼者に解決してもらうのを待つ。それだけなんだよ。なんでお前の世話までしなきゃいけねぇんだよ。」
甚爾「うっぜぇな。別に来いとは言ってねぇだろ。嫌なら帰れ。」
時雨「…帰ったらお前駄々こねるだろ。」
甚爾「あ?駄々なんてこねたことねぇ。」
時雨「そうかよ。じゃあ勝手にしろ。」
コメント
1件
うわ、めっちゃ気になる第1話…!冒頭の「バレねぇ程度に削っていく」って表現、ゾッとするのに目が離せなかった。そして甚爾の「金増やしてるだけ」って超ストレートな動機、逆に清々しいというか、キャラ立ちしてて好き。時雨が呆れつつも「帰ったら駄々こねる」って言うところ、過去の付き合いが透けて見える感じがして良かった。このダークな空気感、続きがすごく気になります。T .さんの世界観、めっちゃ好みです🖤