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はじめまして!あいすと申します
見る専ですが初めて自分で書いてみます!
生ぬるい目で見守ってくれると咽び泣きながら喜びます
短いし、キャラも崩壊しかけてるかもしれませんがそれでも良ければ どうぞご覧下さい!
最初から嫌いだった訳じゃない
初めて話しかけられ、笑っていた、あの日から、 縁壱を気味が悪いと思うようになった
しばらく経ったある日、母が亡くなり縁壱は家を出ると言いに来た
縁「この笛を兄上だと思って、日々精進致します」
私は何も言わなかった
巌(あんなガラクタみたいな笛を大事にするなんて…気味が悪い)
後で母の日記を見たときには言いようもない怒りが湧いた
しばらく経って、私にも妻子ができた
縁壱とはもう何年も会っていない
とっくに死んだものかと思っていたのに、 鬼に襲われた所を助けられた
妻子を捨てて鬼狩りとなった私は縁壱と暮らすことになった
その日の晩の事だった
縁「お慕いしております、兄上」
巌「…は?」
意味がわからなかった
思考の停止している私を縁壱は床に押し倒し、口付けをした
巌「何をしている!?」
振り払おうとする私の手を無言で床に固定し縁壱はもう一度深く口付けをした
巌「ん…///ふっ…ぅあ///」
頭が働かない、脳が溶けそうなほど長い間そうされていた気がする
巌「もう…やめっ…///」
やっと縁壱が口を離してくれた
巌「っはぁ///はぁ…///」
縁「嫌なら止めてください」
そう言いながら縁壱は私の着物を脱がし始めた
が、先程ので頭が働いていない私には自分よりも上背があるものを止めることは出来なかった
縁壱との行為は最初、とてもじゃないが気持ちのいいものでは無かった。
しかし、何度も奥を抉られ中を広げられるうちに痛みになれていき 初めは気づかなかった快感を知っていった
行為を始めて数年が経った頃、私は無惨様に出会った
鬼になれば、私の欲しているものが手に入る
私は二つ返事で承諾した
それから六十数年の時が経ち再び縁壱と再開した
巌「なぜ生きているのだ…なぜお前だけが…」
本当ならこの時死ぬはずだった
しかし、縁壱は次の一撃を放つ前に寿命が尽きて死んでいた
最後まで勝てないまま…
あれから何百年も経ったというのに最後に思い出せる顔はお前だけ
妻や子もいた、他にも沢山大切な人はいたはずなのに、もう顔を見たくはない憎き者の顔しか浮かばないなんて
巌(これが、大勢を殺した罰か…)
頭の中のその顔が私に向かって微笑む
あぁ、 やはり
私はお前が嫌いだ