やっほ〜みんな〜。
めっちゃ急だけど、今日って何の日か知ってる?
4月1日…そう!『エイプリルフール』なんですYo☆(?)
だ・か・ら!今回は『エイプリルフール』っぽい小説を書いてみましたっ✨️
んじゃ、ど〜ぞ!!
「なぁ、霧那(きりな)。俺、お前のこと嫌いかも。」
放課後、俺は現在片思い中のクラスメイト、夜野霧那(やの きりな)に嘘をついてみた。…だって今日はエイプリルフールだったから…。しかし、心の中では「くそっ…なんで大好きな霧那のことを嫌いって言わなきゃいけねぇんだよ…!!」と泣いていた。
すると霧那は「そう…」と言ってゆっくりと俺の方を向いた。その瞬間、心拍数が今まで感じたこともないくらいに速くなり、脳内では「かわいい」という言葉が永遠にループしていた。
そして霧那は俺に「私もあなたのことが嫌い。」と冷たい言葉を言ってきた。
俺は一気に絶望のどん底に落とされたような気分になった。しかし、なぜか霧那も悲しそうな顔をしていた。
……このままじゃ気まずいし、そろそろ嘘だってことを伝えるか…。でも、なんで霧那が悲しそうな顔をしてるんだ?まぁ、いいか。今は本当のことを伝えよう……。俺は覚悟を決めた。
「なぁ、霧那…。実はさっきの嫌いって言ったのは嘘で……本当はお前のことが好きなんだ。今日はエイプリルフールだから嘘をつきたかっただけで…。だから、お前を傷つけたかったわけじゃないんだ…。」俺は一体、何をやっているんだろう。エイプリルフールだからといって嘘をつき、大好きな子を傷つけてしまった。こんな俺が霧那と両思いになれるわけがない。
俺は本当のことを霧那に伝えることができた。これでいいんだ。こんな俺よりも他の人といたほうが霧那は幸せなはずだ。
すると霧那は俺に、「え?あなたもエイプリルフールで嘘をついていたの?…私の方こそごめんなさい。私もあなたのことが好きなの。本当にごめんなさい。私の身勝手であなたのことを傷つけてしまったわ…。あなたさえ良ければなんだけど、その…私と付き合ってくれない……?」謝ってきた霧那の言葉に俺は少し混乱していた。え?霧那は俺のことが好き?…しかも俺と付き合いたい?ってことは、まさか霧那と俺は両思いで、俺は霧那の彼氏になれるってことか?いや、そんなわけない。考えれば考えるほどわからなくなってきた俺は、確認のために、霧那に「え?それって…俺と霧那が両思いで、俺が霧那の彼氏ってこと?」と聞いてみた。
すると霧那は、顔を赤くし、急いで顔を手で隠した。そして、恥ずかしそうにゆっくりと首を縦に振り、頷いた。
その瞬間、俺も顔が赤くなり、しばらく二人とも黙ってしまった。しかし、耐えられなかったのか、霧那が「ふふっ…」っと笑った。かわいい……。いつもの霧那もかわいいけど、笑った霧那はもっとかわいい。
「お前って笑ってもかわいいな……」俺は思わず声に出してしまった。すると霧那はまた顔を赤くし、小さな声で「あ…ありがとう……」と言った。かわいい。本当にかわいい。
こんなにもかわいい霧那の彼氏が俺なんかでいいのか?でも、霧那と俺は両思いだって霧那は言っていたし……
そんなことを考えながらふと教室の窓を見ると、もう日が沈みかけていた。やばい…。早く帰らないと親に心配をかけてしまう。もちろん、霧那の親にも……そう思った俺は、霧那に「もう日が沈みかけているから帰ろう。」と言った。すると、霧那は「そうね。帰りましょう。」と言って俺の手を握ってきた。そのせいで、俺は心臓が破裂しそうだった。
帰りは霧那を家まで送り、俺は家に帰った。家に帰るまでも、帰ってからも、ずっと今日のことが頭から離れなかった。
今日はすごく幸せな日だった。今までの人生の中で一番記憶に残っている。きっと今日のことはこれからも一生記憶に残るだろう。これからは俺が霧那を幸せにしてあげないといけないんだ。そんなことを思いながら、俺は眠りについた。 END
どうでしたか?結構長くなってしまいまいました…。すいません。でも、個人的には結構いい小説になったと思っています!
まさかエイプリルフールでついた嘘によって恋が発展するなんて……とっても幸せですよね。
みなさんはもう嘘をつきましたか?もし、ついていない人の中で好きな子がいる人はこの小説のような嘘をついてみたらどうでしょう?主人公と霧那さんのように結ばれるかもしれませんよ?
今回の小説がよかったと思った人は「♡」と「コメント」をよろしくお願いします!!
それでは、おつオタ〜✨️
コメント
3件
ん~…何だろう 口角が天井まで行きそうです