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しぁ@krpt
199
#BL
第一話
大丈夫 、 なんて言わないで
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最近 、 jpの笑顔を見るたびに不安になる 。
みんなの前ではいつも通り笑っているのに 、
ふとした瞬間に寂しそうな顔をするから 。
話しかければ笑ってくれる 。
冗談を言えば 、 いつものように笑い返してくれる 。
困っている人がいれば 、
自分のことを後回しにしてまで助けようとする 。
そんなjpだからこそ 、 気づいてしまった 。
jpは 、 自分が苦しいときほど笑う人なんだって 。
tt「 … 最近 、 ちゃんと寝とる ? 」
何気なく聞いたつもりだった 。
jpは一瞬だけ目を丸くして 、
それからいつもの笑顔を浮かべた 。
jp「 寝てるよ ? なんで ? 」
tt「 いや 、 なんか疲れてそうやったから 」
jp「 大丈夫 、 大丈夫 ! 心配しすぎだって 」
そう言ってjpは笑った 。
その笑顔が嘘だと俺にはわかっていた 。
けれど 、 それ以上は聞けなかった 。
無理やり聞き出して 、 jpを困らせたくなかったから 。
俺にできることは 、 jp が話してくれるのを
待つことだけだと思っていた 。
だから 、 次の日も 、 その次の日も 、 俺 はjpに尋ねた 。
tt「 なんかあった ? 」
tt「 困っとることない ? 」
tt「 俺にできることあったら言ってな 」
そのたびにjpは 、 同じ言葉を返した 。
jp「 大丈夫だよ 」
jp「 ありがとう 」
jp「 心配してくれて嬉しい 」
優しい言葉ばかりだった 。
俺を拒絶しているわけじゃない 。
冷たくされているわけでもない 。
むしろ 、 jpはいつだって優しかった 。
だからこそ 、 何もできなかった 。
tt「 … ほんまに ? 」
ある日 、 思わず聞き返してしまった 。
jpは不思議そうに首を傾げた 。
jp「 え ? 」
tt「 ほんまに大丈夫なん ? 」
少しだけ沈黙が流れた 。
jpの表情が揺れたのを俺は見逃さなかった 。
けれど 、 次の瞬間にはいつもの笑顔に戻っていた 。
jp「 うん 。 本当に大丈夫 」
… まただ 。
また笑ってごまかした 。
tt「 … そうか 」
俺はそれ以上 、 何も言わなかった 。
jpが話したくないなら無理に聞くべきじゃない 。
jpが大丈夫だと言うなら 、 信じてあげるべきだ 。
それがjpを大切にするということだと思っていた 。
でも 、 本当は違ったのかもしれない 。
俺はただ 、 君に拒絶されるのが怖かったのかもしれない 。
tt「 じゃあ 、 なんかあったら絶対言ってな 」
jp「 うん 、 ありがとう 」
jpは嬉しそうに笑った 。
その笑顔を見て俺も笑った 。
… 本当は笑いたくなんてなかった 。
大丈夫じゃないなら大丈夫じゃないと言ってほしかった 。
苦しいなら苦しいと教えてほしかった 。
俺の前くらい無理をしないでほしかった 。
でも 、 君は何も言ってくれない 。
俺を信頼してないから ?
それとも 、 俺なんかに頼る価値がないから ?
そんなことばかり考えてしまう自分が嫌だった 。
君は何も悪くない 。
君はいつだって優しい 。
なのに 、 その優しさが少しづつ俺を苦しめていた 。
──────────
tt「 … 大丈夫 、 って言わんといてや 」
誰もいない帰り道 。
jpには聞こえない声で 、 ttは呟いた 。
本当に聞きたかったのは 、 たった一つだった 。
『 俺には頼ってくれへんの ? 』
けれど 、 その言葉をjpに伝える勇気はなかった 。
──────────
第一話
完
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第二話 ― 君のためだから
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