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寧々said
いよいよ始まった決勝戦
大いに盛り上がるオーディエンスにバカデカボイス野郎
私も私でテンション爆上げたらイレイザーに怒られた
やっぱイレイザー私に厳しい
どんだけ私のこと好きなんだよ
『ボッコボコにしてやんよ!!』
爆「こっちのセリフだ!!」
試合開始直後から激しい攻防戦が続く
その状況に、さらに会場は盛り上がりを見せた
『残念だったね、爆豪くん。私に爆破は効かないのだよ』
爆「くそっ、調子のってんじゃねぇよクソ野郎!!」
試合中に暴言はやめてもろて
白虎寧々、心に100万ダメージ
爆「おいクソ野郎、手を抜くなや!!」
『クソ野郎はやめて。本気出したら、爆豪死んじゃうもん』
クソ野郎は流石に泣く
アホのほうがまだマシだわ
まぁ、アホのほうが良いって言ってもアホも普通に嫌だわ
『まぁ、少し本気を出すならこれくらいかな』
拳に最大限の炎を繰り出す
まぁ、これくらいなら死なないよね
これで勝負がつかなかったら、また違う技を使おう
『さて、耐えきれるかな?』
ニヤリと口角を上げると、爆豪も同じく嫌な笑みを浮かべた
『ヴァーミリオン・ストライク』
こちらに突進してくる爆豪に向かって、思いっきりみぞおちを殴ったと同時に大爆発を起こした
爆「グアッ!!」
爆豪の爆破が私に当たり土煙が舞う
プレ「これは激しい爆風だァ!!なんも見えねぇがどうなってんだ!!さてさて気になる勝負の行方はあああああ!!」
段々と土煙があがっていき、私たち二人の姿が見えてくる
爆「ク、、、、ソがっ!!!」
結果は、私は無敵のおかげで爆破に当たらずに済み場内に立ち、爆豪は爆発のせいでふっ飛ばされて場内にいてみぞおちを殴ったせいか動けそうにない
ミッド「爆豪くん場外!!よって、白虎さんの勝ち!!」
ミッドナイトさんのその言葉で、ワッと会場が盛り上がる
そんな言葉を聞きながら、私は爆豪の方に向かって歩く
『爆豪、生きてる?』
爆「生きてるわアホ!!」
『元気そうでよかった』
爆「これを見てどこが元気そうに見えるかクソ野郎!!」
『はいはい、ごめんなさいね。治療するからじっとしててね。ヒールウォーター』
そう言って、爆豪の手を握り飯田のときと同じように治療する
爆豪は、治療が終わるまでじっとしてくれた
なんか悪いものでも食った?
『よし、治療終了。痛さが無くなっても動けないと思うから、保健室まで運ぶよ』
爆「1人で歩けるわアホ!!」
『はいはい、じっとしててね』
ぽんすか叩かれながら、私は爆豪をおんぶして保健室に連れていった
プレ「どうした、イレイザー。顔が怖ぇぞ」
相「・・・」