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かいてくよー
凛)起きて
冴)今起きる
凛)今日で最後だよ
冴)どっか出かけるか？
凛)ううん、家でゆっくりしたい
冴)そうか
母さん)ご飯食べて
冴凛)いただきます
ご馳走様
冴)ちょっと出かけてくる
母さん)はーい
凛)母さんちょっといい？
母さん)どうしたの？
凛)あのね、俺の好きな人のことでさ。俺の好きな人にいちゃんなんだよね
こんな息子だけど母さんの息子でいい？
母さん)そんなことなのね、凛、親っていうのわね自分の子供が幸せだったらなんでもいいのよ。
それにね、ちょくちょくわかってたわよ。誰の親だと思ってるのよ。誰よりも2人を近くで見てきたのよ、わかるに決まってるじゃない
凛)母さん、ありがとう。大好き
母さん)また、泣き虫に戻っちゃったのー
凛、私も貴方が大好きよ
誰よりも貴方のことを思っていると思うわ。冴には負けてるかもしれないけど
凛)うん、ありがとう泣
母さん)貴方と触れられるのも少なくなったわ。
凛、最後に抱きしめさせて
凛)うん泣
ぎゅっ
母さん)あの頃と変わっていなかったのね、
きっと貴方は、我慢強いのよ。弱さを見せていいのよ。弱さを見せられる人は絶対にいるわ
母さんだったり父さん、冴だって、貴方の友達
いっぱい恵まれてるんだから。我慢し続けないで
凛)うん泣 母さんの息子に生まれてよかった。父さんと母さんの間に生まれてよかった
にいちゃんの弟でよかった。にいちゃんがにいちゃんでよかった。
俺ってこんなに恵まれているんだな
母さん)そうね、
冴、貴方もこっちにきなさい
凛)にいちゃん？
冴)なんでわかったんだよ
母さん)親の勘ね、
2人とも、こっちにきなさい
ほら、ぎゅっ
母さん)貴方たちは、切っても切れない2人だけの糸があるのよ
私たちの名前に入ってるでしょ。糸、これはね。私たち家族の糸が繋がっているのよ
4人全員が繋がっている。それにな、貴方たち2人は、父さんと母さんの大事な宝物よ
家族、みんな、全員のことを宝だと思っている。それだけ影響されるほど輝いているのよ
凛と冴が喧嘩をした時だって、どちらもね、自分を憎んだでしょ、相手を憎んだでしょ
それだけ、2人は周りを大事にして、自分を大事にしてる。だから、母さんと父さんはね、この2人はきっと大丈夫だと思ったのよ。貴方たちは、憎み合って愛し合っているの。
冴、我慢しないで。この時間は素を出していいのよ？
貴方たちは似たもの同士ね。
冴)母さん泣 ありがとう。そう言ってくれて
母さん)よしよーし。2人はやっぱ変わっていないわね ふふっ
母さん)よーし、ご飯つくろ
冴凛)うん！
凛)にいちゃん。楽しかったよ
冴)そうだな。
凛)最後に、抱きしめて
冴)うん
ぎゅー
凛)あったかい。俺ってこんなに愛されてるんだな
冴)そうだな。
また、会う時まで
どうだったかな？
後1話ぐらい残ってるー。頑張ります
ばいちゃ
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