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4 - 両想い

2022年09月01日

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それからは、お互いの好きな人を当てていくやり取りがほとんどだった。正直言うと、奏汰も私のことが好きなのではないかと勝手に思っていた。

そんなことあるはずないのに。女友達にも嫌われているのに奏汰が私のことを好きなはずがない。

それでも、好きな人が知りたい。

1週間聞いても答えてくれず、私も答えなかった。

そして、ヒントを出すことになり、私はそのままのヒントを出した。奏汰も好きな人のヒントをくれた。

このヒントを見て「可愛い」以外は私に該当した。

2週間、まだ分からない。さすがにお互いわかってはきているけど、確証がなかった。

3週間目、もうお互いしか選択が無くなった。

そして、部活を言い、私は奏汰に好きな人を言った。

向こうもわかっていたみたいだった。

そして奏汰の好きな人は、私だった。

信じられなかった。今まで私のことを好きになった人なんていなかったのに。

思わず、聞いてみた。「いつから好きなの?」

奏汰は正直に「6年生の頃から」と言われた。

私が彼方のことを好きになったのは中1の9月だから奏汰の方が好きだった時間は長いみたいだった。

すごく嬉しかった。今までで1番。

しかし、両想いを確認したところで付き合う話にはならなかった。

しかし、それからも毎日LINEをした。

両想いだとお互いわかっているから、ちょっと恥ずかしいことでも気軽に言えた。

毎朝「おはよう」と言ってくれたり、帰ってきたら「おつかれ」と言ってくれる。

そんな毎日が本当に楽しかった。

こんな日がいつまでも続けばいいのに。

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