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あかーし2年生です、!
地雷じゃなければ黒研集作っていただけないでしょうか🙌🏻? 書き方尊敬します🥲💞
木兎×赤葦
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「京治ー次体育だってよー」
「うん、今行く」
体操着が入ってる袋をもって更衣室に向かう。今は3月で、暖かくはなってきたが風があるため、上だけ長袖を着ようと考えていた。
「京治相変わらず腹筋すげー」
「まぁ、鍛えてるからね」
そんな会話をしながら、袋から体操着を出すと、赤色の体操着が出てきた。それと同時に嗅ぎなれた柔軟剤の匂いもした。
「…..え」
「ん?どうしたけーじ…..え」
「な、何でお前3年のジャージ持ってんの!?」
「え、な、なんで、」
混乱しながらも体操着にかいてある名前を見ると、大きいため息が口からこぼれた。
「….はぁぁぁぁぁ….」
「なんで木兎さんのジャージ….はぁ、?」
体操着を握りしめながら呟く。
「もうそれ着るしかないんじゃない?」
「…..そうだよね」
と言い、何だかんだ着替えた。身長は3cmしか変わらないのに何故か一回り大きかった。
「….赤葦、何でお前3年のジャージ着てるんだ」
「僕も分からないです」
「光太郎ー」
「体育館早くいくぞー」
「おー!」
体操着が入ってる袋をもって更衣室に向かう。俺は少し遅れてしまい、更衣室には誰もいなかった。急いで袋から体操着を出し、着替えて体育館へ向かった。
「よー木兎」
「お!木葉じゃねーか!」
「なあなあ聞いたか」
「今日バレーらしい…..ぞ、」
「….お前なんで2年のジャージ着てんの!?」
「え?」
確認すると、俺が着ていた体操着は青色だった。
「えぇぇえぇえ!?!?」
「な、何で俺2年のジャージ着てんの!?」
「しらねーよ!!しかも2年も今体育だぞ!」
「やべーんじゃねぇの!?誰のジャージだよ!」
「え、えと、赤葦….京治….?」
「….何で俺あかーしのジャージ着てんの!?」
「知るか!赤葦今大変なことになってんだろ!」
とりあえず体育館の扉から校庭の様子を覗くと、1人だけ赤色のジャージを着てる人がいた。
「あれだろ絶対!」
「お前どーすんの木兎….!」
「うわぁぁ赤葦に怒られる….」
4限目の体育をなんとかやり過ごし、昼に赤葦の教室に向かうことにした。
ガラガラガラッ
「木兎さん!」
「あ、あかーし!!」
「た、体操着….届けに着ました….」
「ありがと」
「何で俺あかーしのジャージ持ってたんだ、?」
「知りませんよそんなの….」
お互いにジャージを返し、その後は一緒に昼飯を食べた。弁当だけは交換しないようにしよう。